富山県立美術館で開催されている「ミロ展」を観るために富山市に向かった。
今日は上信越道から北陸道に入って富山に向かった。昼食時間までに富山に着けそうになかったので、

親知らず海岸にある「道の駅 親不知ピアパーク」で昼食休憩にした。
 
食べたのは「海老天丼」と「漬けマグロ丼」。どちらもたっぷりの量で味も悪くはないのだが、かなり塩っぱいのが欠点。レストランでは日本海に面したガラス張りの大きな窓から海岸でヒスイを探している姿がチラホラと見える眺めの良い席だった。

食後、海岸に下りてみたが、短時間でヒスイが見つかるわけはなかった。
今日は宿泊地の富山市街に行く前に、「風の盆」で有名な八尾に向かった。八尾観光会館に車を駐め、まず会館を見学。風の盆と曳山祭に関する展示があるが、ここは曳山祭の方のが中心。

一通り見てから町中に出て町並みを見ながら「おわら資料館」に向かう。思っていた以上に小さな町だが、石畳の道に面した家々は昔の姿を再現していて風情があり、9月1日にはじまる「風の盆」に向けて随所にぼんぼりが立てられている。
「おわら資料館」は「風の盆」の資料を展示している。歴史や衣装などがあって、おわら踊りのことが理解できた。静かで上品な踊り、唄、演奏。昔からある「豊年踊り(旧踊り)」に対して「男踊り」と「女踊り」からなる「新踊り」。この「新踊り」が現在主となっているもので、洗練されたものとなったと思っていたが、ビデオで見てみると「旧踊り」の段階から、特に手の舞い、足捌きなどに気品が溢れ、素晴らしいものだったことがわかった。祭を直に見たい気持ちはあるのだが、この静かで小さな町が観光客で溢れる中での「風の盆」は私の中にある幻想が壊されそうで、やはり当日出かけるのは止すことにした。

途中の小さなお菓子屋さんで「玉天」という一辺3cmほどの立方体のお菓子を買って食べる。メレンゲに卵黄を塗って焼いたようなもので、なかなか美味しかった
再び観光会館に戻ると、最初に案内してくれた営業担当の方が出てきて、祭のことを説明してくれた。小さな町単位で踊られ、踊り手は20歳代までに限られているそうだが、見てきた町並みの狭さや町の静けさからして踊り手不足は深刻になるのではと心配になった。
富山市に行き、ホテルにチェックイン。少し休んでから外出し、富山駅近くのショッピングビルで買い物をしてから夕食。

「海鮮丼」と「白エビ天丼」。魚屋さんの経営する店で、新鮮なネタがたっぷりで満足。後から入ってきた10人ほどの若い男たちは大量に注文し、食券をテーブル一杯に広げて料理を待っていたが、出来上がった料理はテーブルに並べられないほどだった。若いからきっと食べ切れるのだろう。
食後、駅ビルに行って土産店などをのぞいてみるが、地元らしさがある土産が多く、購買欲をそそられた。
予想ほど暑くならず、八尾の町を歩き回っても汗だくにならずに過ごせた。
/images/2022/08/82D9783A-A27D-45F4-8940-7C305DC0CB7F-700x1244.jpeg/images/2022/08/82D9783A-A27D-45F4-8940-7C305DC0CB7F-150x150.jpegAndrés国内旅行おわら,八尾,富山,白エビ天丼,親不知,風の盆富山県立美術館で開催されている「ミロ展」を観るために富山市に向かった。 今日は上信越道から北陸道に入って富山に向かった。昼食時間までに富山に着けそうになかったので、 親知らず海岸にある「道の駅 親不知ピアパーク」で昼食休憩にした。   食べたのは「海老天丼」と「漬けマグロ丼」。どちらもたっぷりの量で味も悪くはないのだが、かなり塩っぱいのが欠点。レストランでは日本海に面したガラス張りの大きな窓から海岸でヒスイを探している姿がチラホラと見える眺めの良い席だった。 食後、海岸に下りてみたが、短時間でヒスイが見つかるわけはなかった。 今日は宿泊地の富山市街に行く前に、「風の盆」で有名な八尾に向かった。八尾観光会館に車を駐め、まず会館を見学。風の盆と曳山祭に関する展示があるが、ここは曳山祭の方のが中心。 一通り見てから町中に出て町並みを見ながら「おわら資料館」に向かう。思っていた以上に小さな町だが、石畳の道に面した家々は昔の姿を再現していて風情があり、9月1日にはじまる「風の盆」に向けて随所にぼんぼりが立てられている。 「おわら資料館」は「風の盆」の資料を展示している。歴史や衣装などがあって、おわら踊りのことが理解できた。静かで上品な踊り、唄、演奏。昔からある「豊年踊り(旧踊り)」に対して「男踊り」と「女踊り」からなる「新踊り」。この「新踊り」が現在主となっているもので、洗練されたものとなったと思っていたが、ビデオで見てみると「旧踊り」の段階から、特に手の舞い、足捌きなどに気品が溢れ、素晴らしいものだったことがわかった。祭を直に見たい気持ちはあるのだが、この静かで小さな町が観光客で溢れる中での「風の盆」は私の中にある幻想が壊されそうで、やはり当日出かけるのは止すことにした。 途中の小さなお菓子屋さんで「玉天」という一辺3cmほどの立方体のお菓子を買って食べる。メレンゲに卵黄を塗って焼いたようなもので、なかなか美味しかった 再び観光会館に戻ると、最初に案内してくれた営業担当の方が出てきて、祭のことを説明してくれた。小さな町単位で踊られ、踊り手は20歳代までに限られているそうだが、見てきた町並みの狭さや町の静けさからして踊り手不足は深刻になるのではと心配になった。 富山市に行き、ホテルにチェックイン。少し休んでから外出し、富山駅近くのショッピングビルで買い物をしてから夕食。 「海鮮丼」と「白エビ天丼」。魚屋さんの経営する店で、新鮮なネタがたっぷりで満足。後から入ってきた10人ほどの若い男たちは大量に注文し、食券をテーブル一杯に広げて料理を待っていたが、出来上がった料理はテーブルに並べられないほどだった。若いからきっと食べ切れるのだろう。 食後、駅ビルに行って土産店などをのぞいてみるが、地元らしさがある土産が多く、購買欲をそそられた。 予想ほど暑くならず、八尾の町を歩き回っても汗だくにならずに過ごせた。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)