合計距離: 25931 m
最高点の標高: 175 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 778 m
累積標高(下り): -786 m
総所要時間: 06:42:47

 

寝る前に暖房が効きすぎて暑くなったため、窓を少し開けていたからか、明け方には寒くなった。暖房はタイマーで夜中に切れるようになっているようだ。設定の仕方がわからないので、プログラム通りに運転するしかない。

7時前に起床。Apartamentoの部屋で、昨日買っておいたBollo、それにリンゴ、部屋にあったコーヒー、メンタポレオで朝食。

今日は歩いた後、ここに戻ってくるので、小さなリュックに食べ物少しと水を入れて出かける。出発時には微かな雨。

坂を下って橋を渡り街を出ると急な登りがしばらく続く。このところのお決まり。坂を上り切ると、これもまたこのところの定番の緩やかな上りと下り。

少し雨がひどくなって傘をさすが、長続きはしない。しばらくすると日が差し始め、例によって雨、曇り、晴れを交互に繰り返す天気。途中の景色も見慣れたガリシアのもの。

小さな墓地があって、ここも明日の諸聖人の日に向けて花が供えられている。

一方、ハロウィンの飾り付けをした家はほんの少し。

今日のCaminoの道筋は手持ちの地図通りと思っていたが、途中から自動車道路になって歩道も少なく歩きにくい。

地図ではBarは見当たらなかったが、何台も車のとまっている営業中のBarがあった。入ってAgua con gasとCafé con lecheで休憩。懐かしい昔ながらの村のBarで、客のほとんどはおじいさん。4人組はトランプ、5人組はビールやワインを飲みながらおしゃべり。クレデンシャルにSelloをもらう。

少し先でCaminoの矢印は自動車道路から脇の山道を示す。少しだけ泥道があるが、靴が汚れるほどではない。

まもなく今日の目的地、Mesón-Museo Xente no Camiñoといレストランに到着。2人組のPeregrinoが入れ替わりに出ていった。13時半になっていたので、ここで昼食にする。

Menú del día。田舎の安食堂の料理。赤ワインがまずかった。この近所のAlbergueの名を挙げてどこに泊まるのかと聞いてきたので、Betanzosに戻るのだが近くにバス停はないかと聞いてみる。この辺りの巡回バスしかないとのことなので、予定通りタクシーを呼んでもらう。

私たちが食事を終えるまで、他に客は来なかった。

店内にも外にも同一画家の手になると思える絵がたくさん掛けられている。それが店名の由来なのだろう。好みの作品はなかった。

食後5分ほどでタクシーが来た。運転手はマスクをしてハロウィンの仮装。半分ほどは歩いてきた道を通る。4時間かかって歩いてきたが、車では15分ほど。BetanzosのConcello(市役所)前まで。

昨日はあんなに混雑していた広場や周辺のBarやレストランなどが、今日は閑散としている。明日の諸聖人の日にかけて連休にしているのかと思ったが、今日は平日のようだ。パン屋などは昼休みで閉まっているので、出直すことにしてApartamentoに戻る。

Apartamentoのセニューラが替えのタオルをドアの前に届けておいてくれ、クッキーのプレゼントも置いていってくれた。

明日の宿は個室のあるAlbergueにしようと思っていたので予約を試みるが、なぜかネットではできない。電話をかけてみるが、先日は別のところと通話できたのに、今回は電話がかからない。仕方なく予約したい旨をメールで送る。

返事が来るのを待っていてもしかたないので、買い物に出かける。スーパーでバナナ、リンゴ、オレンジジュース、今夜のおかずのサラダとスープ。パン屋で今夜のパンと明朝のクロワッサン。帰途に仮装した子供たちを何人か見かける。広場に幾組か集まっているが、100人以上の死者の出たソウルやニュースになっているらしい渋谷とは大違い。通りかかった3人組の仮装姿の少女にAmeliaが声をかけて写真を撮った。

部屋に戻って確認すると泊まろうと思っていたAlbergueから返事が来ていて、現在閉鎖中とのこと。そこから5kmほど先のホテルを予約した。

シャワー、日記。

部屋で夕食。缶詰のサラダはまずまずだったが、出来合いのアルボンディーガス(肉団子)は美味しくなかった。

/images/2022/11/90afe720699993b4fde1f453caff2030-700x394.png/images/2022/11/90afe720699993b4fde1f453caff2030-150x150.pngAndrésイギリス人の道Betanzos,Camino de Satiago,Camino Inglés,イギリス人の道,サンティアゴ巡礼,スペイン  寝る前に暖房が効きすぎて暑くなったため、窓を少し開けていたからか、明け方には寒くなった。暖房はタイマーで夜中に切れるようになっているようだ。設定の仕方がわからないので、プログラム通りに運転するしかない。 7時前に起床。Apartamentoの部屋で、昨日買っておいたBollo、それにリンゴ、部屋にあったコーヒー、メンタポレオで朝食。 今日は歩いた後、ここに戻ってくるので、小さなリュックに食べ物少しと水を入れて出かける。出発時には微かな雨。 坂を下って橋を渡り街を出ると急な登りがしばらく続く。このところのお決まり。坂を上り切ると、これもまたこのところの定番の緩やかな上りと下り。 少し雨がひどくなって傘をさすが、長続きはしない。しばらくすると日が差し始め、例によって雨、曇り、晴れを交互に繰り返す天気。途中の景色も見慣れたガリシアのもの。 小さな墓地があって、ここも明日の諸聖人の日に向けて花が供えられている。 一方、ハロウィンの飾り付けをした家はほんの少し。 今日のCaminoの道筋は手持ちの地図通りと思っていたが、途中から自動車道路になって歩道も少なく歩きにくい。 地図ではBarは見当たらなかったが、何台も車のとまっている営業中のBarがあった。入ってAgua con gasとCafé con lecheで休憩。懐かしい昔ながらの村のBarで、客のほとんどはおじいさん。4人組はトランプ、5人組はビールやワインを飲みながらおしゃべり。クレデンシャルにSelloをもらう。 少し先でCaminoの矢印は自動車道路から脇の山道を示す。少しだけ泥道があるが、靴が汚れるほどではない。 まもなく今日の目的地、Mesón-Museo Xente no Camiñoといレストランに到着。2人組のPeregrinoが入れ替わりに出ていった。13時半になっていたので、ここで昼食にする。 Menú del día。田舎の安食堂の料理。赤ワインがまずかった。この近所のAlbergueの名を挙げてどこに泊まるのかと聞いてきたので、Betanzosに戻るのだが近くにバス停はないかと聞いてみる。この辺りの巡回バスしかないとのことなので、予定通りタクシーを呼んでもらう。 私たちが食事を終えるまで、他に客は来なかった。 店内にも外にも同一画家の手になると思える絵がたくさん掛けられている。それが店名の由来なのだろう。好みの作品はなかった。 食後5分ほどでタクシーが来た。運転手はマスクをしてハロウィンの仮装。半分ほどは歩いてきた道を通る。4時間かかって歩いてきたが、車では15分ほど。BetanzosのConcello(市役所)前まで。 昨日はあんなに混雑していた広場や周辺のBarやレストランなどが、今日は閑散としている。明日の諸聖人の日にかけて連休にしているのかと思ったが、今日は平日のようだ。パン屋などは昼休みで閉まっているので、出直すことにしてApartamentoに戻る。 Apartamentoのセニューラが替えのタオルをドアの前に届けておいてくれ、クッキーのプレゼントも置いていってくれた。 明日の宿は個室のあるAlbergueにしようと思っていたので予約を試みるが、なぜかネットではできない。電話をかけてみるが、先日は別のところと通話できたのに、今回は電話がかからない。仕方なく予約したい旨をメールで送る。 返事が来るのを待っていてもしかたないので、買い物に出かける。スーパーでバナナ、リンゴ、オレンジジュース、今夜のおかずのサラダとスープ。パン屋で今夜のパンと明朝のクロワッサン。帰途に仮装した子供たちを何人か見かける。広場に幾組か集まっているが、100人以上の死者の出たソウルやニュースになっているらしい渋谷とは大違い。通りかかった3人組の仮装姿の少女にAmeliaが声をかけて写真を撮った。 部屋に戻って確認すると泊まろうと思っていたAlbergueから返事が来ていて、現在閉鎖中とのこと。そこから5kmほど先のホテルを予約した。 シャワー、日記。 部屋で夕食。缶詰のサラダはまずまずだったが、出来合いのアルボンディーガス(肉団子)は美味しくなかった。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)