合計距離: 22318 m
最高点の標高: 351 m
最低点の標高: 221 m
累積標高(上り): 567 m
累積標高(下り): -692 m
総所要時間: 07:20:54

 

6時半起床。7時40分朝食。

このホテルは、昨日食事をしたレストラン、Bar、Cafetería 、さらに朝食会場になっているところと、4か所も食事のできる場所がある。朝食時には私たち以外に2組の客。宿泊者はそのくらいだっただろう。

8時半にチェックアウトして出発。ホテル前の国道を歩く。大きなトラックなどもスピードを上げて走っているので、路肩は広いが歩きたくない。予定していたコースより随分手前で左折してCaminoに戻る道があったので、そこで国道を離れる。道はユーカリ林の間のほぼ直線のもので、やがて右折してしばらく進むと、最初に予定していた道に出る。その間、人も車も通らず、ここで何か起こったらどうにもならないとちょっと心配になる。

Caminoに戻るまで1時間ほどかかっただろうか。Caminoは舗装された片側1車線の道だが、車の通行は非常に少ないので歩きやすい。Caminoに出てすぐのところにBarがあったが、まだ早いので通過。さらに1時間ほど歩いたところにまたBarがあり、11時になっていた上に、ここが今日の行程の最後のBarということなので、入って軽食にする。

Bocadillo con Jamón y Queso2つとCafé con leche にLimonada。ボカディージョは結構な大きさで、これだとこのままSigüeiroまで持ちそう。私たちが入店した時には誰もいなかったのだが、間もなく続々とPeregrinoが入ってきた。途中で入れ替わりもあったが、合計20人以上いたようだ。こんなに歩いていたのかと驚いた。私たちより後に入店した人たちもどんどん出かけて行き、私たちが最後になるかと思ったら、またまた他のPeregrinoがやって来た。

舗装路を離れ、車が1台通れるほどの幅の林間の道。雨で水溜まりもできた道になったが、片側に50cmほどの幅の石柱が並べてあって、その上を歩けるので助かる。

やがて道路工事に差し掛かる。並べてある石は道路の縁石で、運んできた土を入れて固めていた。水捌けの良さそうな土なので、固めただけで歩きやすい道になるようだ。

1時間半ほど歩いたところにバス停があったので、休憩。すると何人ものPeregrinoが追い越していった。私たちが腰を上げて歩き始めようとしたところにイタリア人の女性が声をかけてきた。日本にも行ったことがあり、大阪、奈良、日光などが印象的だったそうだ。彼女は私たちより少し前を進むが、途中で犬や花の写真を撮ったりして歩みが遅い。途中で追い越してしまった。

寒くなったので水場のベンチでダウンを出していると、彼女は歌いながら追い越していった。

高速道路沿いの道をしばらく進んで、Sigüeiroのインターを過ぎたところで高速道路を離れ、Caminoは郊外の工場地帯を抜ける。市街地に入る前にCaminoは公園の中を通り、ようやく市街地に。まずAlbergueに行ってSelloをもらい、トイレを借りる。このAlbergueには先ほどのイタリア人女性がちょうどチェクインしていた。

私たちはそこから5分ほど歩いてホテルへ。

真新しいものでHostel Siaba Pensiónという宿。受付の女性もまだ慣れていない感じ。部屋は狭く、服を整理する棚もない。しかしエアコンが入り、廊下には温・冷水機があってお茶が自由に飲める。わたしたちがチェックインしているとCaminoで会ったPeregrinoの男性が入ってきた。

明日の宿の予約。明日はSantiago。前回来た時に次は泊ろうと話していた元フランシスコ会修道院だったホテルに予約。高いので1泊だけにする。

30分ほど昼寝。シャワー。Ameliaは洗濯。私は日記。

20時過ぎに夕食に出かける。宿の近くのレストラン。Barの部分しか開けていないが食事はできる。Menúは20€と少し高いし、コンパルティールはできないと言うので、

私はMenúにし、Ameliaはリゾットにする。

Menúは、先ずサンブリーナも入ったコロッケ。少し塩っぱい。サラダはチーズやエビも入って美味しい。マスの揚げたものはベーコンの塩味で味付けしてあり、美味しい。デザートはチーズケーキで美味しい。全体に悪くはないのだが、Barの一角で、サービスも今ひとつなのがマイナス。奥の食堂は閉じられていたが、そちらでちゃんと提供すれば印象は随分変わっただろう。

店の近くの歩道に不気味な像。何だったんだろう。

宿に戻って日記の続き。

今日は朝から晴れたり曇ったりで、初めて一滴の雨にも遭わなかった。しかし気温は低く、途中でダウンを着込むことになり、歩いてもそれでちょうど良い具合だった。

 

/images/2022/11/6a51c4e67a932d78e31c7b84f1fb6c2f-700x394.png/images/2022/11/6a51c4e67a932d78e31c7b84f1fb6c2f-150x150.pngAndrésイギリス人の道Camino de Satiago,Camino Inglés,Sigüeiro,イギリス人の道,サンティアゴ巡礼,スペイン  6時半起床。7時40分朝食。 このホテルは、昨日食事をしたレストラン、Bar、Cafetería 、さらに朝食会場になっているところと、4か所も食事のできる場所がある。朝食時には私たち以外に2組の客。宿泊者はそのくらいだっただろう。 8時半にチェックアウトして出発。ホテル前の国道を歩く。大きなトラックなどもスピードを上げて走っているので、路肩は広いが歩きたくない。予定していたコースより随分手前で左折してCaminoに戻る道があったので、そこで国道を離れる。道はユーカリ林の間のほぼ直線のもので、やがて右折してしばらく進むと、最初に予定していた道に出る。その間、人も車も通らず、ここで何か起こったらどうにもならないとちょっと心配になる。 Caminoに戻るまで1時間ほどかかっただろうか。Caminoは舗装された片側1車線の道だが、車の通行は非常に少ないので歩きやすい。Caminoに出てすぐのところにBarがあったが、まだ早いので通過。さらに1時間ほど歩いたところにまたBarがあり、11時になっていた上に、ここが今日の行程の最後のBarということなので、入って軽食にする。 Bocadillo con Jamón y Queso2つとCafé con leche にLimonada。ボカディージョは結構な大きさで、これだとこのままSigüeiroまで持ちそう。私たちが入店した時には誰もいなかったのだが、間もなく続々とPeregrinoが入ってきた。途中で入れ替わりもあったが、合計20人以上いたようだ。こんなに歩いていたのかと驚いた。私たちより後に入店した人たちもどんどん出かけて行き、私たちが最後になるかと思ったら、またまた他のPeregrinoがやって来た。 舗装路を離れ、車が1台通れるほどの幅の林間の道。雨で水溜まりもできた道になったが、片側に50cmほどの幅の石柱が並べてあって、その上を歩けるので助かる。 やがて道路工事に差し掛かる。並べてある石は道路の縁石で、運んできた土を入れて固めていた。水捌けの良さそうな土なので、固めただけで歩きやすい道になるようだ。 1時間半ほど歩いたところにバス停があったので、休憩。すると何人ものPeregrinoが追い越していった。私たちが腰を上げて歩き始めようとしたところにイタリア人の女性が声をかけてきた。日本にも行ったことがあり、大阪、奈良、日光などが印象的だったそうだ。彼女は私たちより少し前を進むが、途中で犬や花の写真を撮ったりして歩みが遅い。途中で追い越してしまった。 寒くなったので水場のベンチでダウンを出していると、彼女は歌いながら追い越していった。 高速道路沿いの道をしばらく進んで、Sigüeiroのインターを過ぎたところで高速道路を離れ、Caminoは郊外の工場地帯を抜ける。市街地に入る前にCaminoは公園の中を通り、ようやく市街地に。まずAlbergueに行ってSelloをもらい、トイレを借りる。このAlbergueには先ほどのイタリア人女性がちょうどチェクインしていた。 私たちはそこから5分ほど歩いてホテルへ。 真新しいものでHostel Siaba Pensiónという宿。受付の女性もまだ慣れていない感じ。部屋は狭く、服を整理する棚もない。しかしエアコンが入り、廊下には温・冷水機があってお茶が自由に飲める。わたしたちがチェックインしているとCaminoで会ったPeregrinoの男性が入ってきた。 明日の宿の予約。明日はSantiago。前回来た時に次は泊ろうと話していた元フランシスコ会修道院だったホテルに予約。高いので1泊だけにする。 30分ほど昼寝。シャワー。Ameliaは洗濯。私は日記。 20時過ぎに夕食に出かける。宿の近くのレストラン。Barの部分しか開けていないが食事はできる。Menúは20€と少し高いし、コンパルティールはできないと言うので、 私はMenúにし、Ameliaはリゾットにする。 Menúは、先ずサンブリーナも入ったコロッケ。少し塩っぱい。サラダはチーズやエビも入って美味しい。マスの揚げたものはベーコンの塩味で味付けしてあり、美味しい。デザートはチーズケーキで美味しい。全体に悪くはないのだが、Barの一角で、サービスも今ひとつなのがマイナス。奥の食堂は閉じられていたが、そちらでちゃんと提供すれば印象は随分変わっただろう。 店の近くの歩道に不気味な像。何だったんだろう。 宿に戻って日記の続き。 今日は朝から晴れたり曇ったりで、初めて一滴の雨にも遭わなかった。しかし気温は低く、途中でダウンを着込むことになり、歩いてもそれでちょうど良い具合だった。  退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)