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湖から少し走ると、道路の右にずっと運河が続いている。水が豊富に流れ、周囲の土地をうるおしている。そのため、道の両側にはずっと並木が続いていて気持ちが良い。

アルガマシージャ・デ・アルバに着き、町の中心の広場に行ってみる。もう20時に近いのでこの町に泊まることにして宿をさがす。広場に面してペンションがあったので行ってみると、今はやっていないらしく、1㎞位もどった所に 2軒位オスタルがあるとのこと。来た道を引き返しはじめると、古い建物のオスタルがある。寄ってみるが満員で断わられる。仕方なく、先程、運河で写真をとったところの近くのオスタルに行くことにする。町から2~3㎞離れていて、レストラン・バル・オスタルが一つになったもの。空室があり泊まれる。比較的新しい建物で風呂もついており、涼しいのでうれしい。さっそく風呂に入ろうとするが湯が出ないのでシャワーだけ浴びる。

ここで食事もしようと思い、店の方へ行って座るがバルだけしかやっていないので飲み物だけ飲んで、町へ行く途中にあった風車のあるレストランに行くことする。

車でレストランに行ってみると、ここもバルだけしかやっていないような様子。しかし念の為に店の人に尋ねると、レストランもやってくれるとのこと。テーブルに大きく巻いた紙のテーブルクロスを持ってきて広げ、目の前でハサミで切って敷いてくれる。メニューを見て、サラダやウェボスの他にウサギとウズラを注文する。配偶者は前の晩、マヨール広場で飲んだビールが上味しかったと言って、ここでもビールを注文する。店のオバサンがビールを持ってきて、どちらときくので配偶者の方をさすと、オバサンは笑ってビールを置いて行く。卵が出てきてみると、片目焼。注文の時オバサンが「いくつ」ときいたので何人前かを質問しているものと思い「1つ」と答えたら変な顔をしていたのは、このためだったのか。ウズラは一羽出てきて「もう一ついかが」てきくので、あまりに小さいためもう一羽注文。スズメより少し大きい程度で骨が多く食べにくそう。私の方のウサギはニンニクで焼いてあり、肉にも全くクセがなく、ちょっと鶏肉に似た味がして割とうまい。しかしこれも骨が多くて食べにくい。食後のデザートは相変わらずメロン。満足して店を出、町へ向かう。食事の時、町の方から歌声がきこえていたし、最初に町に入った時に道に飾り電気がつるしてあったので祭りでもやっているのではと思って行ってみた次第。しかし町に入ってみると例によって散歩の人々がいるだけで、特に祭りをやってる様子でもない。一寸だけ町中を歩き帰ることにする。広場に面してツーリスモがあったので、もちろん閉じてはいるが、翌朝来るために開く時間を知ろうと入口まで行ってみる。すると入口には「バカンスの為閉店」の貼り紙。何とスバラシイことだ。一番いそがしいバカンスシーズンのツーリスモが、バカンスのために休む。私達にとっては困ることには違いないが、何となくうれしくなる。

車で宿に引きあげ、日記を書く。このところ日記がずっと一日遅れになっているので時間をかけて書くが、結局一日遅れはとりもどせず、就寝は1時過ぎ。電気を消せば虫は入って来ないだろうと思って窓を開けて寝るが、夜中に顔から足まであちこち蚊に刺され、かゆさで何度か目が覚め、その度にかゆみ止めの薬を塗ることになった。虫さえいなければ涼しくて過ごしやすい夜だったのだが、すぐそばを運河が流れているために蚊が発生するらしい。スペイン旅行で蚊になやませられたのは前回、今回を通じてこれがはじめてである。他の場所は乾燥のため、虫も発生できないらしのだが。

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/images/2023/03/image-6-700x476.jpg/images/2023/03/image-6-150x150.jpgAndrésスペイン旅行アルガマシージャー・デ・アルバ0:35 湖から少し走ると、道路の右にずっと運河が続いている。水が豊富に流れ、周囲の土地をうるおしている。そのため、道の両側にはずっと並木が続いていて気持ちが良い。 アルガマシージャ・デ・アルバに着き、町の中心の広場に行ってみる。もう20時に近いのでこの町に泊まることにして宿をさがす。広場に面してペンションがあったので行ってみると、今はやっていないらしく、1㎞位もどった所に 2軒位オスタルがあるとのこと。来た道を引き返しはじめると、古い建物のオスタルがある。寄ってみるが満員で断わられる。仕方なく、先程、運河で写真をとったところの近くのオスタルに行くことにする。町から2~3㎞離れていて、レストラン・バル・オスタルが一つになったもの。空室があり泊まれる。比較的新しい建物で風呂もついており、涼しいのでうれしい。さっそく風呂に入ろうとするが湯が出ないのでシャワーだけ浴びる。 ここで食事もしようと思い、店の方へ行って座るがバルだけしかやっていないので飲み物だけ飲んで、町へ行く途中にあった風車のあるレストランに行くことする。 車でレストランに行ってみると、ここもバルだけしかやっていないような様子。しかし念の為に店の人に尋ねると、レストランもやってくれるとのこと。テーブルに大きく巻いた紙のテーブルクロスを持ってきて広げ、目の前でハサミで切って敷いてくれる。メニューを見て、サラダやウェボスの他にウサギとウズラを注文する。配偶者は前の晩、マヨール広場で飲んだビールが上味しかったと言って、ここでもビールを注文する。店のオバサンがビールを持ってきて、どちらときくので配偶者の方をさすと、オバサンは笑ってビールを置いて行く。卵が出てきてみると、片目焼。注文の時オバサンが「いくつ」ときいたので何人前かを質問しているものと思い「1つ」と答えたら変な顔をしていたのは、このためだったのか。ウズラは一羽出てきて「もう一ついかが」てきくので、あまりに小さいためもう一羽注文。スズメより少し大きい程度で骨が多く食べにくそう。私の方のウサギはニンニクで焼いてあり、肉にも全くクセがなく、ちょっと鶏肉に似た味がして割とうまい。しかしこれも骨が多くて食べにくい。食後のデザートは相変わらずメロン。満足して店を出、町へ向かう。食事の時、町の方から歌声がきこえていたし、最初に町に入った時に道に飾り電気がつるしてあったので祭りでもやっているのではと思って行ってみた次第。しかし町に入ってみると例によって散歩の人々がいるだけで、特に祭りをやってる様子でもない。一寸だけ町中を歩き帰ることにする。広場に面してツーリスモがあったので、もちろん閉じてはいるが、翌朝来るために開く時間を知ろうと入口まで行ってみる。すると入口には「バカンスの為閉店」の貼り紙。何とスバラシイことだ。一番いそがしいバカンスシーズンのツーリスモが、バカンスのために休む。私達にとっては困ることには違いないが、何となくうれしくなる。 車で宿に引きあげ、日記を書く。このところ日記がずっと一日遅れになっているので時間をかけて書くが、結局一日遅れはとりもどせず、就寝は1時過ぎ。電気を消せば虫は入って来ないだろうと思って窓を開けて寝るが、夜中に顔から足まであちこち蚊に刺され、かゆさで何度か目が覚め、その度にかゆみ止めの薬を塗ることになった。虫さえいなければ涼しくて過ごしやすい夜だったのだが、すぐそばを運河が流れているために蚊が発生するらしい。スペイン旅行で蚊になやませられたのは前回、今回を通じてこれがはじめてである。他の場所は乾燥のため、虫も発生できないらしのだが。 1:15退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)