合計距離: 24334 m
最高点の標高: 192 m
最低点の標高: 31 m
累積標高(上り): 1526 m
累積標高(下り): -1597 m
総所要時間: 07:34:08

朝食はホテルで。周囲に朝から営業している店はなさそうだったので予約時に朝食付きにしていた。実際にホテル周辺に店はなかった。食事は最低限の和食。

朝から雨。小雨なので傘だけでも困らない程度。

間もなく、三戸道と八戸道の分岐。奥州街道は三戸道。

遠目には桜は満開に見える。晴天ならもっと綺麗だっただろう。

この辺りも奥州街道を示す道標がところどころに設置してある。ただ、分岐点に確実にあるというものではないので、道標だけに頼ることはできない。

古い集落を通る道。おそらく昔はこれが主要道だったのだろうが、今は人通りも車の通行もほとんどない。

金田一温泉駅。もう雨は上がっていたが風が強くて少し寒い。店がなさそうだったので二戸の市街地を出る前にコンビニで昼食を買って来た。コンビニではいわて応援プロジェクトのクーポンを使えた。

駅の待合室なら風は防げるし暖房も入っている。駅員に許しを得て、ここで昼食。一人だけの駅員も窓口を閉めて昼休みに出て行った。利用客もいないので、ゆっくりできる。おにぎりと煮卵、駅の自販機で買ったお茶。

道標に従って細い道に入って行く。

間もなく細い山道で、急な上り。杖がないとバランスを崩して崖下に落ちそう。

上ったところで眼下を眺めると川や道に沿って桜が並んでいた。

空が明るくなってくると桜もあかるくなる。

また熊出没注意の看板。念の為に、このあと山道に入ったところでスマートフォンでラジオを鳴らす。

舗装路を外れると、先ほどのよりは広く緩やかだが、登りの山道になる。

遠くが霞んでいるのは、ニュースでさかんに触れていた黄砂だろう。

蓑ケ坂。急な上りがしばらく続く。

崖に挟まれ、熊が出ても避けようがない道だ。

「籠立場」蓑ケ坂を上って来た駕籠かきがひと休みした場所。私たちもひと休み。

籠立場一里塚。両側とも残っているが、わかりにくくなっている。

狐にでもやられたのか、蛇の半身が残されていた。まだ新しい。寒い日なのに冬眠していなかったのだろうか。

山道を終え、舗装路に出る。

間もなく三戸市街地に入ったが、そこから三戸駅までが遠かった。営業中の店も少なくない通りをずいぶん歩き、駅まで1kmほどのコンビニで休んだ時に時刻表を見てみると、十数分で八戸行きの電車が出る。それを逃すと1時間近く待たなければならないので、とにかく駅へ急いでみることにする。

三戸駅には例によって誰もいない。切符の自動販売機があったので、大慌てで購入。駅の時刻表を確かめてみると、16時43分発だと思っていたのが48分発だった。ともかく間に合ってよかった。17時10分に八戸駅着。駅前の東横インに入る。

周囲には小さな居酒屋が何軒かあるだけなので、駅に行って夕食。海鮮丼はネタは良いが、飯が固い。せんべい汁は美味しい。イカ飯は今ひとつ。

朝の雨は小降りで、10時過ぎにはあがったので助かったが、その後は風が強かった。気温の予報は低くなかったのでダウンは着ないで出たが、着ていても良かったかもしれない。急な上りの山越えが3度もあって疲れたが、街道らしい道だった。

36,278歩 22.5㎞

/images/2023/04/9068a37193f94560e617331feb53ea89-700x394.jpeg/images/2023/04/9068a37193f94560e617331feb53ea89-150x150.jpegAndrés奥州道中せんべい汁,三戸,三戸道,八戸,八戸道,東横イン,熊出没,籠立場,籠立場一里塚,蓑ケ坂,金田一温泉駅朝食はホテルで。周囲に朝から営業している店はなさそうだったので予約時に朝食付きにしていた。実際にホテル周辺に店はなかった。食事は最低限の和食。 朝から雨。小雨なので傘だけでも困らない程度。 間もなく、三戸道と八戸道の分岐。奥州街道は三戸道。 遠目には桜は満開に見える。晴天ならもっと綺麗だっただろう。 この辺りも奥州街道を示す道標がところどころに設置してある。ただ、分岐点に確実にあるというものではないので、道標だけに頼ることはできない。 古い集落を通る道。おそらく昔はこれが主要道だったのだろうが、今は人通りも車の通行もほとんどない。 金田一温泉駅。もう雨は上がっていたが風が強くて少し寒い。店がなさそうだったので二戸の市街地を出る前にコンビニで昼食を買って来た。コンビニではいわて応援プロジェクトのクーポンを使えた。 駅の待合室なら風は防げるし暖房も入っている。駅員に許しを得て、ここで昼食。一人だけの駅員も窓口を閉めて昼休みに出て行った。利用客もいないので、ゆっくりできる。おにぎりと煮卵、駅の自販機で買ったお茶。 道標に従って細い道に入って行く。 間もなく細い山道で、急な上り。杖がないとバランスを崩して崖下に落ちそう。 上ったところで眼下を眺めると川や道に沿って桜が並んでいた。 空が明るくなってくると桜もあかるくなる。 また熊出没注意の看板。念の為に、このあと山道に入ったところでスマートフォンでラジオを鳴らす。 舗装路を外れると、先ほどのよりは広く緩やかだが、登りの山道になる。 遠くが霞んでいるのは、ニュースでさかんに触れていた黄砂だろう。 蓑ケ坂。急な上りがしばらく続く。 崖に挟まれ、熊が出ても避けようがない道だ。 「籠立場」蓑ケ坂を上って来た駕籠かきがひと休みした場所。私たちもひと休み。 籠立場一里塚。両側とも残っているが、わかりにくくなっている。 狐にでもやられたのか、蛇の半身が残されていた。まだ新しい。寒い日なのに冬眠していなかったのだろうか。 山道を終え、舗装路に出る。 間もなく三戸市街地に入ったが、そこから三戸駅までが遠かった。営業中の店も少なくない通りをずいぶん歩き、駅まで1kmほどのコンビニで休んだ時に時刻表を見てみると、十数分で八戸行きの電車が出る。それを逃すと1時間近く待たなければならないので、とにかく駅へ急いでみることにする。 三戸駅には例によって誰もいない。切符の自動販売機があったので、大慌てで購入。駅の時刻表を確かめてみると、16時43分発だと思っていたのが48分発だった。ともかく間に合ってよかった。17時10分に八戸駅着。駅前の東横インに入る。 周囲には小さな居酒屋が何軒かあるだけなので、駅に行って夕食。海鮮丼はネタは良いが、飯が固い。せんべい汁は美味しい。イカ飯は今ひとつ。 朝の雨は小降りで、10時過ぎにはあがったので助かったが、その後は風が強かった。気温の予報は低くなかったのでダウンは着ないで出たが、着ていても良かったかもしれない。急な上りの山越えが3度もあって疲れたが、街道らしい道だった。 36,278歩 22.5㎞退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)