朝食はホテル東横インの無料ビュッフェ。紹介されている画像より貧しく、パンもおかずも種類が少なく味は言うまでもない。唯一せんべい汁だけがおいしかった。食堂はそんなに混んでいなかったが、半分以上は中国人で給仕のおばさんも「これ、しろいごはん」と私に対しても繰り返していた。アジア人を見たら中国人、白人を見たらアメリカ人、という条件反射なのだろうか。それにしても観光地でもない八戸に中国人たちは何を目当てで来ているのだろうか。

チェックアウトし、バックパックは預けて出かける。

八戸駅周辺には何もないので、JRで本八戸駅へ移動。

本八戸駅から歩いて10分ほどで中心街に。駅から少し離れているのは、八戸城があったからだろうか。先ず、「八戸ポータルミュージアムはっち」に行く。ここは八戸の魅力や見どころを展示する観光案内所と、展覧会・発表会・講習会などをおこなう公民館とを兼ねた施設。入館すると中年の女性が説明しながら案内してくれた。産業や著名人、方言などの紹介、裂き織りの実演コーナーなどを観た。裂き織りのコーナーでは講師が説明してくれ、少し世間話もした。

洋館だが、ここは造り酒屋。

その裏手に米蔵を改装した安藤昌益資料館。江戸時代中期の医者で思想家。封建社会を批判し、農業を中心とした平等社会の実現を説いた。復刻やコピーが中心だが、彼の資料を展示し、係の女性が説明してくれた。なかなか興味深いものだった。

昼食は「八戸屋台村 みろく横丁」でと行ってみたが、夜の営業が主で、昼間に開いている店はほとんどない。

諦めかけたが、一番奥まで進んでみると目当ての「味のめん匠」は営業していた。

「ぺろっこラーメン」しょうゆ味。きしめんのような形状の麺。味は特徴がなく、可もなく不可もなし。

「八戸ラーメン」いりこ出汁が効いて独特の味だが、私の好みではない。

めったに食べないラーメンなので、味のレベルがどうなのかは判断できないが、また食べたいと思うようなものではなかった。店は繁盛していて、次々に客が来ていた。

さくら野百貨店で土産を購入。せんべい汁と菓子少々。

以上の施設は200m四方の範囲に入るほど。

今度はバスで八戸駅に戻る。ホテルに預けていた荷物を受け取り、駅へ。東北新幹線で大宮へ移動し、在来線で帰宅。強風の影響で下りは遅れが出ていたが、私達の乗った新幹線は定刻で運行された。

今回の奥州街道歩き、国道を歩かされることも多かったが、街道らしさが残る道も多くて楽しめた。ちょうど桜前線に合わせて歩くようなことになり、花も楽しめた。寒暖差は大きく、前半は暑いほどで後半は冷え込んだが、服装で対応できる程度だった。

1日20㎞をめどと考えていたのが、実際には24㎞ほど歩くことが多くなってしまった。疲れたが、体調に問題は出なかった。

奥州街道も残すところ竜飛までの200㎞。日程の都合が付けば5月にでも歩き終えたい。

/images/2023/04/4cb2731ca73f67aec9099f1823c258ac-700x394.jpg/images/2023/04/4cb2731ca73f67aec9099f1823c258ac-150x150.jpgAndrés奥州道中いりこ出汁,せんべい汁,はっち,ぺろっこラーメン,みろく横丁,中国人,八戸,八戸ポータルミュージアム,八戸ラーメン,八戸駅,味のめん匠,安藤昌益資料館,朝食,本八戸駅,東横イン朝食はホテル東横インの無料ビュッフェ。紹介されている画像より貧しく、パンもおかずも種類が少なく味は言うまでもない。唯一せんべい汁だけがおいしかった。食堂はそんなに混んでいなかったが、半分以上は中国人で給仕のおばさんも「これ、しろいごはん」と私に対しても繰り返していた。アジア人を見たら中国人、白人を見たらアメリカ人、という条件反射なのだろうか。それにしても観光地でもない八戸に中国人たちは何を目当てで来ているのだろうか。 チェックアウトし、バックパックは預けて出かける。 八戸駅周辺には何もないので、JRで本八戸駅へ移動。 本八戸駅から歩いて10分ほどで中心街に。駅から少し離れているのは、八戸城があったからだろうか。先ず、「八戸ポータルミュージアムはっち」に行く。ここは八戸の魅力や見どころを展示する観光案内所と、展覧会・発表会・講習会などをおこなう公民館とを兼ねた施設。入館すると中年の女性が説明しながら案内してくれた。産業や著名人、方言などの紹介、裂き織りの実演コーナーなどを観た。裂き織りのコーナーでは講師が説明してくれ、少し世間話もした。 洋館だが、ここは造り酒屋。 その裏手に米蔵を改装した安藤昌益資料館。江戸時代中期の医者で思想家。封建社会を批判し、農業を中心とした平等社会の実現を説いた。復刻やコピーが中心だが、彼の資料を展示し、係の女性が説明してくれた。なかなか興味深いものだった。 昼食は「八戸屋台村 みろく横丁」でと行ってみたが、夜の営業が主で、昼間に開いている店はほとんどない。 諦めかけたが、一番奥まで進んでみると目当ての「味のめん匠」は営業していた。 「ぺろっこラーメン」しょうゆ味。きしめんのような形状の麺。味は特徴がなく、可もなく不可もなし。 「八戸ラーメン」いりこ出汁が効いて独特の味だが、私の好みではない。 めったに食べないラーメンなので、味のレベルがどうなのかは判断できないが、また食べたいと思うようなものではなかった。店は繁盛していて、次々に客が来ていた。 さくら野百貨店で土産を購入。せんべい汁と菓子少々。 以上の施設は200m四方の範囲に入るほど。 今度はバスで八戸駅に戻る。ホテルに預けていた荷物を受け取り、駅へ。東北新幹線で大宮へ移動し、在来線で帰宅。強風の影響で下りは遅れが出ていたが、私達の乗った新幹線は定刻で運行された。 今回の奥州街道歩き、国道を歩かされることも多かったが、街道らしさが残る道も多くて楽しめた。ちょうど桜前線に合わせて歩くようなことになり、花も楽しめた。寒暖差は大きく、前半は暑いほどで後半は冷え込んだが、服装で対応できる程度だった。 1日20㎞をめどと考えていたのが、実際には24㎞ほど歩くことが多くなってしまった。疲れたが、体調に問題は出なかった。 奥州街道も残すところ竜飛までの200㎞。日程の都合が付けば5月にでも歩き終えたい。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)