8時過ぎに朝食に出かける。昨夜確認していたコメダへ。どこのコメダも同じ内容のモーニングで私はトーストにあんこ、Ameliaはコッペパンにジャム、追加でミニサラダ。店内は混んでいないが、まずまずの客入り。やはり朝は少し寒い。

ホテルに戻って支度を済ませ、10時前にチェクアウトして国道で「道の駅 なかさつない」へ行く。1時間弱。先ず、「豆資料館ビーンズ邸」を見学。

大豆を中心とした豆類の展示と豆料理の紹介。料理のレシピをいくつも載せた冊子なども無料配布。館内もよく整備され、充実した展示だった。各地にある民族資料館の類が、ガラクタに近い農機具などを雑然と並べただけのものが多い中で、ここは一見の価値があると言える。しかも入館無料。次に「開拓記念館」。ここも入館無料だが、内容は貧弱。

10分ほど走って「六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村」へ。

広い敷地の林間にいくつもの小さな美術館が点在している。あいにく雨が降り出した。

一画家に一つの美術館を割り当ててあり、雰囲気は素晴らしい。しかも入場無料。残念ながらレストランは定休日で、空腹のまま回ることになった。

再び道の駅の方に戻り、少し先の「六花の森」にある「六’café」で昼食。ここも雰囲気が良い。

ビーフシチューと豆スープ、デザートとしてチーズスフレとバタークリームサンド。こういう場所のものとしては美味しかった。

食後、「六花の森」に点在する「坂本直行記念館」のいくつもの展示館を見て回る。ここは有料。

やはり広い敷地に広がる芝生、花畑、林、その間に流れる小川、そしていくつもの小さな展示館。ここもまた素晴らしい雰囲気。

しかも一箇所ではコーヒーとクッキーのサービスまである。幸い雨は止んでいたので、2時間近く歩き回ってしまった。

六花亭の創業者などが作った施設だが、北海道の自然風土を生かしたもので、そこに北海道を描いた画家たちの作品を展示している、しかも作りっぱなしではなく、敷地内の草木はよく手入れされ、館内の清掃も行き届いていて、気持ちよく過ごすことができる場所だった。

15時半に出て、高速道路を使って釧路に向かう。ほとんどが1車線で、ところどころに追い越しのための1km強の区間が設けられている。しかしトンネルの連続するところでは追い越し区間はなく、法定速度を守っている車があると、それを先頭に長い車列ができてしまう。

18時前に釧路のホテルに到着。車を降りると寒い。

部屋に入ってみると非常に狭く、浴室はシャワーコーナーのみ。調べてみるとそれは「ビジネスダブル」。予約したのは「ダブル」でバスタブ付きなので、フロントに行って事情を話す。ホテルの提示している部屋タイプと予約サイトが掲示している部屋タイプが合致していないのが原因だったようだ。ホテル側が、今日はダブルがないので「ハリウッドツイン」でも良いかとのことなので、そこに交換してもらう。今度の部屋はずっと広く、もちろんバスタブ付き。良かった。

幣舞橋からの落日を見ようと思ったが、ホテルの最上階テラスからも見えるということなので、日没少し前に行ってみる。

確かに幣舞橋を見下ろせ、その先に太陽が落ちてゆくところだった。しかし落日直前に雲に隠れてしまった。9月ごろが陽の沈む方向が最高のものになるそうで、5月では幣舞橋からだと太陽は街の向こうになってしまう。

夕食は「釧路倶楽部」。2階にあって目の前を釧路川が流れ、遊覧船が発着している。川向こうには「フィッシャーマンズワーフ」があって、広い窓越しにそんな景色を見ながら食事ができた。

「シェフにおまかせ」のコース。食材の質もよく、調理も上出来で、美味しい夕食だった。

地元のビールを頼んだが、普段ビールをまったく飲まない私たちには、ビールの味の良し悪しは当然分からなかった。隣席の男性二人連れが二人連れが終わりの方で話しかけて来て、しばらく世間話を楽しめた。

ホテルに戻りながら幣舞橋を渡ってみる。人通りも少なく静か。いっそう寒くなっていた。

ホテルの戻って、無料のエゾシカカレーをハーフサイズだけ頂いてみた。辛口で美味しかったが、夕食後なのでハーフサイズを二人で食べたが、味見と思っていたので充分だった。ここではコーヒー、ソフトドリンク、ワインも自由に飲むことができ、サービス満点。

部屋に戻って、ホテル内のコインランドリーを利用し、その間に入浴。その後に日記。遅くなってしまった。

/images/2024/06/image-8-700x394.webp/images/2024/06/image-8-150x150.webpAndrés国内旅行エゾシカカレー,六’café,六花の森,六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村,坂本直行記念館,幣舞橋,豆資料館ビーンズ邸,釧路倶楽部8時過ぎに朝食に出かける。昨夜確認していたコメダへ。どこのコメダも同じ内容のモーニングで私はトーストにあんこ、Ameliaはコッペパンにジャム、追加でミニサラダ。店内は混んでいないが、まずまずの客入り。やはり朝は少し寒い。 ホテルに戻って支度を済ませ、10時前にチェクアウトして国道で「道の駅 なかさつない」へ行く。1時間弱。先ず、「豆資料館ビーンズ邸」を見学。 大豆を中心とした豆類の展示と豆料理の紹介。料理のレシピをいくつも載せた冊子なども無料配布。館内もよく整備され、充実した展示だった。各地にある民族資料館の類が、ガラクタに近い農機具などを雑然と並べただけのものが多い中で、ここは一見の価値があると言える。しかも入館無料。次に「開拓記念館」。ここも入館無料だが、内容は貧弱。 10分ほど走って「六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村」へ。 広い敷地の林間にいくつもの小さな美術館が点在している。あいにく雨が降り出した。 一画家に一つの美術館を割り当ててあり、雰囲気は素晴らしい。しかも入場無料。残念ながらレストランは定休日で、空腹のまま回ることになった。 再び道の駅の方に戻り、少し先の「六花の森」にある「六’café」で昼食。ここも雰囲気が良い。 ビーフシチューと豆スープ、デザートとしてチーズスフレとバタークリームサンド。こういう場所のものとしては美味しかった。 食後、「六花の森」に点在する「坂本直行記念館」のいくつもの展示館を見て回る。ここは有料。 やはり広い敷地に広がる芝生、花畑、林、その間に流れる小川、そしていくつもの小さな展示館。ここもまた素晴らしい雰囲気。 しかも一箇所ではコーヒーとクッキーのサービスまである。幸い雨は止んでいたので、2時間近く歩き回ってしまった。 六花亭の創業者などが作った施設だが、北海道の自然風土を生かしたもので、そこに北海道を描いた画家たちの作品を展示している、しかも作りっぱなしではなく、敷地内の草木はよく手入れされ、館内の清掃も行き届いていて、気持ちよく過ごすことができる場所だった。 15時半に出て、高速道路を使って釧路に向かう。ほとんどが1車線で、ところどころに追い越しのための1km強の区間が設けられている。しかしトンネルの連続するところでは追い越し区間はなく、法定速度を守っている車があると、それを先頭に長い車列ができてしまう。 18時前に釧路のホテルに到着。車を降りると寒い。 部屋に入ってみると非常に狭く、浴室はシャワーコーナーのみ。調べてみるとそれは「ビジネスダブル」。予約したのは「ダブル」でバスタブ付きなので、フロントに行って事情を話す。ホテルの提示している部屋タイプと予約サイトが掲示している部屋タイプが合致していないのが原因だったようだ。ホテル側が、今日はダブルがないので「ハリウッドツイン」でも良いかとのことなので、そこに交換してもらう。今度の部屋はずっと広く、もちろんバスタブ付き。良かった。 幣舞橋からの落日を見ようと思ったが、ホテルの最上階テラスからも見えるということなので、日没少し前に行ってみる。 確かに幣舞橋を見下ろせ、その先に太陽が落ちてゆくところだった。しかし落日直前に雲に隠れてしまった。9月ごろが陽の沈む方向が最高のものになるそうで、5月では幣舞橋からだと太陽は街の向こうになってしまう。 夕食は「釧路倶楽部」。2階にあって目の前を釧路川が流れ、遊覧船が発着している。川向こうには「フィッシャーマンズワーフ」があって、広い窓越しにそんな景色を見ながら食事ができた。 「シェフにおまかせ」のコース。食材の質もよく、調理も上出来で、美味しい夕食だった。 地元のビールを頼んだが、普段ビールをまったく飲まない私たちには、ビールの味の良し悪しは当然分からなかった。隣席の男性二人連れが二人連れが終わりの方で話しかけて来て、しばらく世間話を楽しめた。 ホテルに戻りながら幣舞橋を渡ってみる。人通りも少なく静か。いっそう寒くなっていた。 ホテルの戻って、無料のエゾシカカレーをハーフサイズだけ頂いてみた。辛口で美味しかったが、夕食後なのでハーフサイズを二人で食べたが、味見と思っていたので充分だった。ここではコーヒー、ソフトドリンク、ワインも自由に飲むことができ、サービス満点。 部屋に戻って、ホテル内のコインランドリーを利用し、その間に入浴。その後に日記。遅くなってしまった。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)