朝食はホテルの無料サービス。ビジネスホテルによくあるパターンだが、少し充実している。思ったより客は多かった。

9時15分のチェックアウトして「あやめヶ原 原生花園」へ行く。朝から曇りで気温が低く、昨日と打って変わって冬に逆戻りしたよう。「あやめヶ原」の駐車場には工事関係者の車が2台停まっているだけ。この辺りでのアヤメの開花は6月ということなので、まだ全く咲いていない。

花園の入口には「ヒグマの生息地なので注意するように」との掲示啓示。車に戻って熊鈴を持って行く。岬の先端に向かって広々と花園が続いている。その入口は柵が閉じられていて、馬を飼っていると記されているが、その姿はなかった。鈴を鳴らしながら岬に向かって歩く。

アヤメはたくさん生えているが、葉だけが青々としているだけで、花の気配はない。

先端の展望台まで行くと、そこは切り立った崖の上だった。駐車場の方に戻り始めると、高齢者夫婦が歩いてきた。

「コープはまなか」。一昨日、夕食時に隣り合った人が推薦してくれて知ったのだが、ここのアイスクリームはハーゲンダッツに供給しているミルクと同じものを使っていて、そこでしか売っていないとのこと。

ミルクとミルクとチョコのミックスを試してみる。子供と60歳以上は小サイズが200円。食べてみると、一口目で明らかに美味しい。濃厚でいて爽やか。ハーゲンダッツのよりも美味しい。

少し戻る形で霧多布に向かい、「レストラン 湿原ユートピア」で昼食。

ホタテ丼とエビ丼。甘辛い味付け。大衆食堂の味。ポツンとあるような店だが、客は私たち以外に二組いた。

店の向かいの展望台から霧多布湿原を眺める。

「霧多布岬展望台」に行ってみる。展望台から海を見ているとラッコらしき姿が見える。何度も潜ったり出たりしていた。

根室に向かって走ると、道路を横切るキタキツネ、道路脇の民家の庭先にいるエゾシカなどが見られる。さらに手袋を加えたキタキツネが道を横切り、草原を悠々を進んで行くのも見られた。

風蓮湖に寄ってみるが、もちろんこの季節に白鳥はいない。

花咲岬の「車石」を見に行く。岬の先端に向かって遊歩道が整備されていて、「車石」を間近に見られるところまで進める。

柱状節理が車輪のようになったもので、その周囲にも柱状節理の岩が無数に広がっている。

冷たい風が吹き、高い波が岩にぶつかって大きな波飛沫をあげていた。

17時前に根室のホテルにチェックイン。予想外に広い部屋だった。

夕食は、せっかく根室に来たのだから花咲蟹をと思ったのだが、この時期は冷凍物しかないとのこと。

近くに回転寿司屋があるので、そこに行くことにした。

氷魚の三平汁とホタテの味噌汁もおいしく、寿司類も全体に結構美味しかったが、タラバガニの握りも、花咲蟹の軍艦も、大したことはなかった。予想より安かったので満足できた。先日の釧路の勝手丼が高かっただけに、一層安く感じた。

ホテルに戻って入浴。ここの部屋の風呂は家庭風呂と同じつくりなので、ゆっくり入浴して温まった。

/images/2024/06/image-46-jpg.webp/images/2024/06/image-46-150x150.webpAndrés国内旅行あやめヶ原 原生花園,キタキツネ,コープはまなか,ハーゲンダッツ,ヒグマの生息地,レストラン 湿原ユートピア,柱状節理,氷魚の三平汁,花咲岬,車石,霧多布湿原,風蓮湖朝食はホテルの無料サービス。ビジネスホテルによくあるパターンだが、少し充実している。思ったより客は多かった。 9時15分のチェックアウトして「あやめヶ原 原生花園」へ行く。朝から曇りで気温が低く、昨日と打って変わって冬に逆戻りしたよう。「あやめヶ原」の駐車場には工事関係者の車が2台停まっているだけ。この辺りでのアヤメの開花は6月ということなので、まだ全く咲いていない。 花園の入口には「ヒグマの生息地なので注意するように」との掲示啓示。車に戻って熊鈴を持って行く。岬の先端に向かって広々と花園が続いている。その入口は柵が閉じられていて、馬を飼っていると記されているが、その姿はなかった。鈴を鳴らしながら岬に向かって歩く。 アヤメはたくさん生えているが、葉だけが青々としているだけで、花の気配はない。 先端の展望台まで行くと、そこは切り立った崖の上だった。駐車場の方に戻り始めると、高齢者夫婦が歩いてきた。 「コープはまなか」。一昨日、夕食時に隣り合った人が推薦してくれて知ったのだが、ここのアイスクリームはハーゲンダッツに供給しているミルクと同じものを使っていて、そこでしか売っていないとのこと。 ミルクとミルクとチョコのミックスを試してみる。子供と60歳以上は小サイズが200円。食べてみると、一口目で明らかに美味しい。濃厚でいて爽やか。ハーゲンダッツのよりも美味しい。 少し戻る形で霧多布に向かい、「レストラン 湿原ユートピア」で昼食。 ホタテ丼とエビ丼。甘辛い味付け。大衆食堂の味。ポツンとあるような店だが、客は私たち以外に二組いた。 店の向かいの展望台から霧多布湿原を眺める。 「霧多布岬展望台」に行ってみる。展望台から海を見ているとラッコらしき姿が見える。何度も潜ったり出たりしていた。 根室に向かって走ると、道路を横切るキタキツネ、道路脇の民家の庭先にいるエゾシカなどが見られる。さらに手袋を加えたキタキツネが道を横切り、草原を悠々を進んで行くのも見られた。 風蓮湖に寄ってみるが、もちろんこの季節に白鳥はいない。 花咲岬の「車石」を見に行く。岬の先端に向かって遊歩道が整備されていて、「車石」を間近に見られるところまで進める。 柱状節理が車輪のようになったもので、その周囲にも柱状節理の岩が無数に広がっている。 冷たい風が吹き、高い波が岩にぶつかって大きな波飛沫をあげていた。 17時前に根室のホテルにチェックイン。予想外に広い部屋だった。 夕食は、せっかく根室に来たのだから花咲蟹をと思ったのだが、この時期は冷凍物しかないとのこと。 近くに回転寿司屋があるので、そこに行くことにした。 氷魚の三平汁とホタテの味噌汁もおいしく、寿司類も全体に結構美味しかったが、タラバガニの握りも、花咲蟹の軍艦も、大したことはなかった。予想より安かったので満足できた。先日の釧路の勝手丼が高かっただけに、一層安く感じた。 ホテルに戻って入浴。ここの部屋の風呂は家庭風呂と同じつくりなので、ゆっくり入浴して温まった。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)