昨夜買ってきたパンと持参のコーヒーで朝食。

9時過ぎにチェックアウト。車に荷物を積み込んでと思っていたが、立体駐車場では一旦車を出すと入庫できないので、荷物はフロントで預かるとのこと。預かってもらい、歩いて出かける。

「北海道知事公館」へ。小雨が降ったり止んだり。寒くはない。途中、「大通公園」を通ると、昨夜のイベントの片付けをしていたが、どんなイベントかはわからない。

50分ほど歩いて「知事公館」に着く。静かな庭に囲まれた質素にも見える建物。入口のドアを開けると担当者が現れ、迎え入れてくれる。靴を脱いで入館。

1階の食堂と応接室、

2階に大会議室、応接室、寝室。寝室以外はすぐにでも使えそうにテーブルや椅子がセットしてある。実際に月に一度くらいは使われているそうだ。窓から見える広い庭が気持ち良い。

館内を見終えてから庭に回ってみると、庭も公開されていて犬連れの人が一人散歩中。さらに赤ちゃんを抱いた人が入ってきていた。雨のせいもあるのかもしれないが、周囲の静かな環境からするとここは穴場で、近所のごく一部に人が利用しているだけかもしれない。

20分ほど歩いて「北菓楼 札幌本館」へ。

2階のカフェは11時開店で、5分ほど前に着いたが、入店待ちのリストに記名して待つと、11時ちょうどに開店し、私たちの2組前までがすぐに入店。私たちは30分以上待つことになった。

お昼時になったのでオムライスとパスタ、

シュークリームとスノーマウンテン。食事もケーキも軽めで美味しかった。

店内の壁には、ここが元々図書館だったことの証として本を並べた書架が高い天井に届くまで残されている。奥の展示室にはこの建物の成り立ちから現在のケーキ屋までの変遷が展示してあった。

ホテル方向に戻る途中で、Ameliaが欲しがっている鹿皮製品を買いに「水芭蕉」に寄る。バッグ類は高過ぎ、デザインも気に入ったものがないとのことで財布と小物のうさぎを買う。財布の皮は確かに柔らかく手触りが良い。

ホテルに着いて預けていた荷物を受け取り、車を出してもらって出発。1時間強で小樽のホテルに到着。運河に面した3階の部屋で、広く気持ちが良い。

窓から運河の向こうを見ると、大型クルーズ船が停泊していて、港に通じる道にクルーズ船客らしき姿がたくさん見える。船に向かって歩いているので、夕方出港なのだろう。

しばらく昼寝してから外出。雨は上がっている。

運河沿いの道を歩く。北海道中の土産物が買えるとの店まで行ってみるが、品揃えはそんなの良くないので、何も買わずに出る。

少し引き返したところにあった回転寿司店で夕食。ネタは良いのだが、シャリが悪い。蒸気を飛ばさずに、炊き上がったご飯に酢をかけただけといった感じで、握りは重く詰まっており、巻きも詰まっていて海苔が湿っている。軍艦もやはり海苔がすぐに湿る。せっかくのネタが台無し。店は繁盛していたが。

運河の反対側を歩いて戻る。倉庫街で煉瓦造りの倉庫が並んでいるが、店舗として使われているのは半分ほどか。残りは駐車場になっているかテナント募集中。

「小樽ビール醸造所」が内部見学可となっていたので入ってみる。1階はレストランになっており、2階が見学通路になっている。ごく一部で、ビール醸造設備が見える。

さらに歩くと、ちょうどクルーズ船が出航しているところ。巨大な船体がゆっくりと出ていった。

近くの土産店で「シトロン」を売っていたので買う。「リボンシトロン」ではなく「銀星シトロン」だった。

小樽運河クルーズの発着場を通りかかると、客が集まってきている。19時半と20時発のナイトクルーズがある。明日、昼間のクルーズに乗ってみようと思う。

ホテルに戻り、窓から運河クルーズ船をみていたが、目を離したすきに行ってしまった。ホテルの窓から見る限りでは運河のライトアップは目立たない。観光客の歩く姿は続いていた。北である上に道東からすると西に来たからか、晴れた19時半ではまだ明るい。

/images/2024/06/image-127-jpg.webp/images/2024/06/image-127-150x150.webpAndrés国内旅行クルーズ船,シトロン,北海道知事公館,北菓楼 札幌本館,小樽,小樽ビール醸造所,運河昨夜買ってきたパンと持参のコーヒーで朝食。 9時過ぎにチェックアウト。車に荷物を積み込んでと思っていたが、立体駐車場では一旦車を出すと入庫できないので、荷物はフロントで預かるとのこと。預かってもらい、歩いて出かける。 「北海道知事公館」へ。小雨が降ったり止んだり。寒くはない。途中、「大通公園」を通ると、昨夜のイベントの片付けをしていたが、どんなイベントかはわからない。 50分ほど歩いて「知事公館」に着く。静かな庭に囲まれた質素にも見える建物。入口のドアを開けると担当者が現れ、迎え入れてくれる。靴を脱いで入館。 1階の食堂と応接室、 2階に大会議室、応接室、寝室。寝室以外はすぐにでも使えそうにテーブルや椅子がセットしてある。実際に月に一度くらいは使われているそうだ。窓から見える広い庭が気持ち良い。 館内を見終えてから庭に回ってみると、庭も公開されていて犬連れの人が一人散歩中。さらに赤ちゃんを抱いた人が入ってきていた。雨のせいもあるのかもしれないが、周囲の静かな環境からするとここは穴場で、近所のごく一部に人が利用しているだけかもしれない。 20分ほど歩いて「北菓楼 札幌本館」へ。 2階のカフェは11時開店で、5分ほど前に着いたが、入店待ちのリストに記名して待つと、11時ちょうどに開店し、私たちの2組前までがすぐに入店。私たちは30分以上待つことになった。 お昼時になったのでオムライスとパスタ、 シュークリームとスノーマウンテン。食事もケーキも軽めで美味しかった。 店内の壁には、ここが元々図書館だったことの証として本を並べた書架が高い天井に届くまで残されている。奥の展示室にはこの建物の成り立ちから現在のケーキ屋までの変遷が展示してあった。 ホテル方向に戻る途中で、Ameliaが欲しがっている鹿皮製品を買いに「水芭蕉」に寄る。バッグ類は高過ぎ、デザインも気に入ったものがないとのことで財布と小物のうさぎを買う。財布の皮は確かに柔らかく手触りが良い。 ホテルに着いて預けていた荷物を受け取り、車を出してもらって出発。1時間強で小樽のホテルに到着。運河に面した3階の部屋で、広く気持ちが良い。 窓から運河の向こうを見ると、大型クルーズ船が停泊していて、港に通じる道にクルーズ船客らしき姿がたくさん見える。船に向かって歩いているので、夕方出港なのだろう。 しばらく昼寝してから外出。雨は上がっている。 運河沿いの道を歩く。北海道中の土産物が買えるとの店まで行ってみるが、品揃えはそんなの良くないので、何も買わずに出る。 少し引き返したところにあった回転寿司店で夕食。ネタは良いのだが、シャリが悪い。蒸気を飛ばさずに、炊き上がったご飯に酢をかけただけといった感じで、握りは重く詰まっており、巻きも詰まっていて海苔が湿っている。軍艦もやはり海苔がすぐに湿る。せっかくのネタが台無し。店は繁盛していたが。 運河の反対側を歩いて戻る。倉庫街で煉瓦造りの倉庫が並んでいるが、店舗として使われているのは半分ほどか。残りは駐車場になっているかテナント募集中。 「小樽ビール醸造所」が内部見学可となっていたので入ってみる。1階はレストランになっており、2階が見学通路になっている。ごく一部で、ビール醸造設備が見える。 さらに歩くと、ちょうどクルーズ船が出航しているところ。巨大な船体がゆっくりと出ていった。 近くの土産店で「シトロン」を売っていたので買う。「リボンシトロン」ではなく「銀星シトロン」だった。 小樽運河クルーズの発着場を通りかかると、客が集まってきている。19時半と20時発のナイトクルーズがある。明日、昼間のクルーズに乗ってみようと思う。 ホテルに戻り、窓から運河クルーズ船をみていたが、目を離したすきに行ってしまった。ホテルの窓から見る限りでは運河のライトアップは目立たない。観光客の歩く姿は続いていた。北である上に道東からすると西に来たからか、晴れた19時半ではまだ明るい。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)