朝食は昨夜買ってきていたパンとヨーグルトに、コーヒーなどで済ませる。

8時前にチェックアウトしてフェーリーターミナルに向かう。函館駅前を通るが、渋滞は全くない。

20分弱でターミナルに到着。乗船手続きは車に乗ったまま、駐車場の機械式料金所のような形でできる。乗船券とダッシュボードに置く行き先表示札が出てきて、手続きは終わり。乗船待ちの場所がちょっと分かりづらかったが、無事に列に並ぶことができた。

まだ時間があるのでターミナルビルに行ってみる。

ちょうど折り返して私たちが乗る船が到着。車の出入り口が開くのをしばし見物。ターミナルビルはまだ新しく、閑散としているが中の土産物屋は結構充実している。

乗船時間が近づいたので車に戻るようにとの放送があったので急いで戻ったら、係員が乗船券のチェックと車のナンバーの照合を行なっていた。

9時過ぎに乗船開始。今回は同乗者も車に乗ったまま乗船。船室は雑魚寝で、椅子席は上級船室だけ。ちょっとゆっくりしていたら背中をもたせかけられる場所はほとんどなくなる。上階に行ってみると小さめの船室が二つあって、そこに二人分の余地を見つけることができた。

定刻に出航。津軽海峡に出てからも揺れはほとんどなく快適。港内はもちろん、海峡でも行き交う船は多かった。1時間半の航行はあっという間に終わった。

大間港に着いて下船。お腹が空いたのでここで大間のマグロを食べて行くことにする。大間の町中を抜けて大間崎に行く。最初に入った店は、団体の予約が入っているのでその後なら、というので他を探す。車を駐車場に置いて大間崎の先端方向に行くと店が何軒か並んでいる。

一番手前の店に入る。

ミニのマグロ丼と普通のマグロ・ホタテ・ウニ丼。イカを食べたかったが、不漁のためないとのこと。ホタテとウニは良かったが、肝心のマグロは今ひとつだった。

食後、大間崎の記念碑など、啄木の歌碑などを見る。

展望台の床下には、大間崎と北海道の戸井岬を結ぶ海峡大橋の建設を訴える看板が忘れ去られたように打ち捨てられていた。

下北半島を一路南下。40年ぶりで走る道路はすっかり良くなっている。

恐山に行こうかとも思ったが、遅くなってしまいそうなのでやめ、代わりに「六ヶ所原燃PRセンター」に寄ってみる。先客が一人いてガイドしてもらいながら回っていたので、私たちも説明を聞きながら歩く。先客は会社から出張で来ているような感じだった。ガイドの女性は原燃や原発などのことについて十分に理解しているようには思えなかった。展示内容は、原発の必要性や安全性を客観性を装いながら説明しているようなもの。何よりも福島原発の事故について、明確な反省はなく、単により安全を図っているといったスタンス。福島以前も原発は絶対安全と言っていたのだから、今また原発は安全と言うためには、「絶対安全と言っていたものがなぜ安全でなかったのか」を徹底的に検証する必要があるが、そうした姿勢は全くなく、以前と同じように安全と言い張っているだけ。そんなに安全なら原燃も原発も東京に置けばいいのに。1時間ほどで手早く見学を終える。

再び南下を始めるが途中でどうにも眠気に耐えられなくなり、休憩スペースで30分ほど昼寝。

仙台まで走ろうと思っていたが、無理そうなので今夜は盛岡に泊まることにする。高速道路に入って順調に速度を上げ、途中のパーキングエリアで停まって盛岡のホテルを予約。昨年泊まったダイワロイネットホテルに空室があった。

19時前にチェックイン。部屋に荷物を置くとすぐに夕食に出る。

そこも去年食べに行って気に入った「ぴょんぴょん舎」に入り、「盛岡冷麺」と「温麺」と「チャプチェ」。美味しく安く店の内装も良い。

食後、盛岡駅に行き明日の朝食場所を確認。

ドラッグストアで「浅田飴」を買おうとしたら、私が飲んでいる薬とは飲み合わせの可能性があるので使わない方が良いと言って売ってくれなかった。

薬局があったので相談してみると、「龍角散ダイレクト」は大丈夫だろうと売ってくれた。この1週間以上咳がひどかったが、この二日ほど少し快方に向かっているよう。できれば「龍角散ダイレクト」は飲まずに済ませたいもの。

盛岡は、駅周辺だけかもしれないが、函館と比べると夜になっても人通りがあり開いている飲食店も多い。

今日は思いの外気温が低く、夜は肌寒いほど。盛岡の手前では山中の道で霧雨が降り、気温も13度まで下がっていた。

明日の天気予報では東京は27度。急に暑さの中に入り参りそう。

/images/2024/06/image-208-jpg.webp/images/2024/06/image-208-150x150.webpAndrés国内旅行ぴょんぴょん舎,チャプチェ,フェリー,マグロ,六ヶ所村原燃PRセンター,函館,啄木,大間,本州最北端,歌碑,津軽海峡,海峡大橋,温麺,盛岡,盛岡冷麺朝食は昨夜買ってきていたパンとヨーグルトに、コーヒーなどで済ませる。 8時前にチェックアウトしてフェーリーターミナルに向かう。函館駅前を通るが、渋滞は全くない。 20分弱でターミナルに到着。乗船手続きは車に乗ったまま、駐車場の機械式料金所のような形でできる。乗船券とダッシュボードに置く行き先表示札が出てきて、手続きは終わり。乗船待ちの場所がちょっと分かりづらかったが、無事に列に並ぶことができた。 まだ時間があるのでターミナルビルに行ってみる。 ちょうど折り返して私たちが乗る船が到着。車の出入り口が開くのをしばし見物。ターミナルビルはまだ新しく、閑散としているが中の土産物屋は結構充実している。 乗船時間が近づいたので車に戻るようにとの放送があったので急いで戻ったら、係員が乗船券のチェックと車のナンバーの照合を行なっていた。 9時過ぎに乗船開始。今回は同乗者も車に乗ったまま乗船。船室は雑魚寝で、椅子席は上級船室だけ。ちょっとゆっくりしていたら背中をもたせかけられる場所はほとんどなくなる。上階に行ってみると小さめの船室が二つあって、そこに二人分の余地を見つけることができた。 定刻に出航。津軽海峡に出てからも揺れはほとんどなく快適。港内はもちろん、海峡でも行き交う船は多かった。1時間半の航行はあっという間に終わった。 大間港に着いて下船。お腹が空いたのでここで大間のマグロを食べて行くことにする。大間の町中を抜けて大間崎に行く。最初に入った店は、団体の予約が入っているのでその後なら、というので他を探す。車を駐車場に置いて大間崎の先端方向に行くと店が何軒か並んでいる。 一番手前の店に入る。 ミニのマグロ丼と普通のマグロ・ホタテ・ウニ丼。イカを食べたかったが、不漁のためないとのこと。ホタテとウニは良かったが、肝心のマグロは今ひとつだった。 食後、大間崎の記念碑など、啄木の歌碑などを見る。 展望台の床下には、大間崎と北海道の戸井岬を結ぶ海峡大橋の建設を訴える看板が忘れ去られたように打ち捨てられていた。 下北半島を一路南下。40年ぶりで走る道路はすっかり良くなっている。 恐山に行こうかとも思ったが、遅くなってしまいそうなのでやめ、代わりに「六ヶ所原燃PRセンター」に寄ってみる。先客が一人いてガイドしてもらいながら回っていたので、私たちも説明を聞きながら歩く。先客は会社から出張で来ているような感じだった。ガイドの女性は原燃や原発などのことについて十分に理解しているようには思えなかった。展示内容は、原発の必要性や安全性を客観性を装いながら説明しているようなもの。何よりも福島原発の事故について、明確な反省はなく、単により安全を図っているといったスタンス。福島以前も原発は絶対安全と言っていたのだから、今また原発は安全と言うためには、「絶対安全と言っていたものがなぜ安全でなかったのか」を徹底的に検証する必要があるが、そうした姿勢は全くなく、以前と同じように安全と言い張っているだけ。そんなに安全なら原燃も原発も東京に置けばいいのに。1時間ほどで手早く見学を終える。 再び南下を始めるが途中でどうにも眠気に耐えられなくなり、休憩スペースで30分ほど昼寝。 仙台まで走ろうと思っていたが、無理そうなので今夜は盛岡に泊まることにする。高速道路に入って順調に速度を上げ、途中のパーキングエリアで停まって盛岡のホテルを予約。昨年泊まったダイワロイネットホテルに空室があった。 19時前にチェックイン。部屋に荷物を置くとすぐに夕食に出る。 そこも去年食べに行って気に入った「ぴょんぴょん舎」に入り、「盛岡冷麺」と「温麺」と「チャプチェ」。美味しく安く店の内装も良い。 食後、盛岡駅に行き明日の朝食場所を確認。 ドラッグストアで「浅田飴」を買おうとしたら、私が飲んでいる薬とは飲み合わせの可能性があるので使わない方が良いと言って売ってくれなかった。 薬局があったので相談してみると、「龍角散ダイレクト」は大丈夫だろうと売ってくれた。この1週間以上咳がひどかったが、この二日ほど少し快方に向かっているよう。できれば「龍角散ダイレクト」は飲まずに済ませたいもの。 盛岡は、駅周辺だけかもしれないが、函館と比べると夜になっても人通りがあり開いている飲食店も多い。 今日は思いの外気温が低く、夜は肌寒いほど。盛岡の手前では山中の道で霧雨が降り、気温も13度まで下がっていた。 明日の天気予報では東京は27度。急に暑さの中に入り参りそう。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)