Sexta Peregrinación 6(23/2/2025)
動画 Sevilla 2
7時起床。8時半からホテルの斜め向かいのBarで朝食。tostadaトに加えてタンパク質も補給しておこうと目玉焼きとハムのセットも頼む。結構お腹いっぱいになった。
9時半に出発して「インディアス古文書館」に。Googleマップでは10時半開館となっているが、現地では9時半になっている。入場無料。古文書が収納されているらしい箱が一面の棚にぎっしり並べられている。実際に目にすることのできる古文書はエルカーノからカルロス5世宛ての手紙、慶長使節の支倉常長の手紙などごくわずか。古文書館の雰囲気を味わうだけの施設といった趣。
古文書館を出ると目の前の通りがマラソン大会のコースになっていて、ちょうど先頭グループらしき数人が素晴らしいスピードで駆け抜けて行った。少し間が空いてパラパラとランナーが通過。その度にコース脇に控えた楽団が演奏で応援。沿道の人々もVamos!の掛け声。カテドラル横まで移動してみると給水所が設置され、子どもたちも含めたボランティアが紙コップで水をランナーに渡したり、かけてあげたりしている。まだ朝の冷んやりした時間帯なので、暑さで消耗したランナーはいないようだ。給水所にはバナナも大量に用意されているが、それに手を出す選手はいなかった。
私たちが目的地に向かうにはコースを横切らなければならないのだが、一般ランナーの列が途切れずに走り過ぎるようになり、なかなかコースの向こう側に行くことができない。見通しの良い場所でしばらく待ってようやく走る邪魔にならずにコースを横断できた。
セビリア美術館へ。思っていたよりもはるかに充実した展示だった。主だったものでもムリーリョ、グレコ、スルバラン。さらに長崎の26聖人のなかの3人の日本人殉教者の肖像も。
1時間半程かけて見終え、近くのRestaurante La Casapuertaで昼食。13時なのでまだ混んでおらず、予約なしでも席に着くことができた。シーザーサラダ、リゾット、豚肉のプランチャ、赤ワイン、Agua con gas。ワインも良い味で、料理も美味しく、しかも前の皿を食べ終えた頃に次を出してくれ、待たされることも冷めてしまうこともなく食べられた。店はそんなに大きくないが、その割には店員が多く、しかも皆気持ちよくサービスしてくれて心地よい時間を過ごせた。
ホテルに戻って30分ほど休んでから予約してあるアルカサールへ。もう少し小さいと思っていたのに予想外に規模が大きく、見て回るのに疲れた。グラナダのアルハンブラを手本に造られたとのことで、アラブ風建築だが、出来はアルハンブラの足下にも及ばない。扇子、タイル、絵画、タピスリーなどが見られる部屋が幾つもあり、しかも部屋から部屋へと見て回っているとどこを通ったのか分からなくなって右往左往することになる。ところどころに案内図があるのだが、どれも現在地の印が消えていて、参考にならない。おそらく全部見終えたと思うことにして、庭に回る。こちらもいくつもの庭があり、果たして見落としはなかったのか自信がない。生垣で迷路を作った庭があり、大したことはないだろうとたかを括って足を踏み入れてみたら、手強いもので出口に辿り着くのに苦労した。放し飼いになった孔雀がちょうど羽を広げたので、周りの雌がどう反応するか見ていたが、羽を広げ続けた雄は振られてしまった。そうこうするうちに警備員が回って来て、閉館なので退出するようにと促す。またまた少々迷いながら出口を探して退出。疲れた。
ホテルの近くのケーキ屋でアップルパイを買って帰り、部屋の飲み物やポテトチップで夕食代わり。
テレビではドイツの総選挙の結果と法王フランシスコの容体を報じ続けている。
シャワー、日記。いよいよ、ようやく、明日からCaminoを歩きはじめる。明日は10km程度なので、今日よりも楽なくらいだ。
https://dosperegrinos.net/2025/02/24/sexta-peregrinacion-623-2-2025/銀の道 Camino de la PlataCamino,Camino de la Plata,Santiago,サンティアゴ,巡礼動画 Sevilla 2 7時起床。8時半からホテルの斜め向かいのBarで朝食。tostadaトに加えてタンパク質も補給しておこうと目玉焼きとハムのセットも頼む。結構お腹いっぱいになった。 9時半に出発して「インディアス古文書館」に。Googleマップでは10時半開館となっているが、現地では9時半になっている。入場無料。古文書が収納されているらしい箱が一面の棚にぎっしり並べられている。実際に目にすることのできる古文書はエルカーノからカルロス5世宛ての手紙、慶長使節の支倉常長の手紙などごくわずか。古文書館の雰囲気を味わうだけの施設といった趣。 古文書館を出ると目の前の通りがマラソン大会のコースになっていて、ちょうど先頭グループらしき数人が素晴らしいスピードで駆け抜けて行った。少し間が空いてパラパラとランナーが通過。その度にコース脇に控えた楽団が演奏で応援。沿道の人々もVamos!の掛け声。カテドラル横まで移動してみると給水所が設置され、子どもたちも含めたボランティアが紙コップで水をランナーに渡したり、かけてあげたりしている。まだ朝の冷んやりした時間帯なので、暑さで消耗したランナーはいないようだ。給水所にはバナナも大量に用意されているが、それに手を出す選手はいなかった。 私たちが目的地に向かうにはコースを横切らなければならないのだが、一般ランナーの列が途切れずに走り過ぎるようになり、なかなかコースの向こう側に行くことができない。見通しの良い場所でしばらく待ってようやく走る邪魔にならずにコースを横断できた。 セビリア美術館へ。思っていたよりもはるかに充実した展示だった。主だったものでもムリーリョ、グレコ、スルバラン。さらに長崎の26聖人のなかの3人の日本人殉教者の肖像も。 1時間半程かけて見終え、近くのRestaurante La Casapuertaで昼食。13時なのでまだ混んでおらず、予約なしでも席に着くことができた。シーザーサラダ、リゾット、豚肉のプランチャ、赤ワイン、Agua con gas。ワインも良い味で、料理も美味しく、しかも前の皿を食べ終えた頃に次を出してくれ、待たされることも冷めてしまうこともなく食べられた。店はそんなに大きくないが、その割には店員が多く、しかも皆気持ちよくサービスしてくれて心地よい時間を過ごせた。 ホテルに戻って30分ほど休んでから予約してあるアルカサールへ。もう少し小さいと思っていたのに予想外に規模が大きく、見て回るのに疲れた。グラナダのアルハンブラを手本に造られたとのことで、アラブ風建築だが、出来はアルハンブラの足下にも及ばない。扇子、タイル、絵画、タピスリーなどが見られる部屋が幾つもあり、しかも部屋から部屋へと見て回っているとどこを通ったのか分からなくなって右往左往することになる。ところどころに案内図があるのだが、どれも現在地の印が消えていて、参考にならない。おそらく全部見終えたと思うことにして、庭に回る。こちらもいくつもの庭があり、果たして見落としはなかったのか自信がない。生垣で迷路を作った庭があり、大したことはないだろうとたかを括って足を踏み入れてみたら、手強いもので出口に辿り着くのに苦労した。放し飼いになった孔雀がちょうど羽を広げたので、周りの雌がどう反応するか見ていたが、羽を広げ続けた雄は振られてしまった。そうこうするうちに警備員が回って来て、閉館なので退出するようにと促す。またまた少々迷いながら出口を探して退出。疲れた。 ホテルの近くのケーキ屋でアップルパイを買って帰り、部屋の飲み物やポテトチップで夕食代わり。 テレビではドイツの総選挙の結果と法王フランシスコの容体を報じ続けている。 シャワー、日記。いよいよ、ようやく、明日からCaminoを歩きはじめる。明日は10km程度なので、今日よりも楽なくらいだ。 Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos

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