動画 Sevilla 3
7時起床。8時過ぎからホテル内のBarで朝食。

コンチネンタルセット一人分で十分な量だった。

9時過ぎにそのままカテドラルの先のPalacio Arzobispalにある書店へ。9時半から営業との情報があったが、9時15分に着くともう開店していた。クレデンシャルを購入。コルドバからずっと苦労つづきだったが、買えてしまえば何ということはない。物事の解決のほとんどはこういった次第なのだろう。カテドラルでSelloをもらえる場所をたずねてみると、入口でももらえるはずとのこと。書店を出て一番近いカテドラルの入口に入り、そこにいた係の女性に聞くと、そこでSelloを押してくれた。これでCaminoを歩きはじめる儀式が終了。

ホテルに戻って10時15分にチェックアウト。街中では昨日一つだけCaminoを示す黄色い矢印を見たが、それがどこだったかは覚えていない。

スマートフォンに入れてある地図のコースに出るように歩きはじめる。

トリアナ橋を渡ると矢印が現れ、そこからは多過ぎるほどに矢印が続くので、たまに地図を確認するだけになる。

しかしSeñorita橋を渡ったところで矢印の示す方向が地図のコースと違う道をさす。矢印にはSantiponse方向と書いてあるので、矢印に従うことにする。

道は未舗装の、グアダルキビール川沿いになり、しばらく進んで川から離れると畑の中の道となる。

地図のコースだと途中にBarがあるはずだったが、この道は広大な畑の中でBarどころか家もない。昨日までは暑く感じることはなかったのだが、日向をリュックを背負って歩いているからか背中に汗をかき始め、帽子の中にも汗を感じるようになる。畑道を終えて国道に出る手前でようやくリュックを下ろせる場所が見つかり、ダウンを脱ぐことができた。

やがて国道に出てSantiposeの街に入ったところのBarで休憩。Agua Con gasとFanta Narana。一息ついて歩きはじめ、間も無く今夜のホテルに到着。

予想外に大きなホテルで地上階にはこれまた大きなレストラン。

14時過ぎにチェックイン。部屋まで進むと外観よりもさらに大きく感じられる。昔ながらの古びたホテルで、部屋が広いのだけが取り柄のようなもので、ベッドはへたっているし、コンセントも少ない。しかし70€という値段からすると満足。すぐに昼食に出る。

近くのLa Caseta de Antonioというレストランでパエリア、Agua Con gas、赤ワイン。

パエリアは少し塩気が強かったが、おこげもあって嬉しい。

食後、そのまま近くのローマ遺跡の見学に行く。月曜日なので休みなのだが、中には開放されているところもあるかもしれないと淡い期待を抱いて行ったのだが、やはり閉まっていた。

それでもTeatro Romanoは柵の外から覗き見ることができ、さらに周りを巡ってみると全体を合わせ見ることができた。昔見たMéridaの方が保存修復状態が良かったように思う。このSantiponseにはローマ遺跡が点在していて、全体としてはずいぶん大規模なもののようだが、今回は曜日の関係で諦めるしかない。予定通りにことが運んで日曜日にここに来れれば遺跡の全体を見ることができたのだが。

帰途にスーパーを探すが、小さなのが1軒見つかっただけで、しかも昼休み。ホテルの近くのガソリンスタンドの売店で水だけを買った。

ホテルに戻って昼寝。1時間ほどで起きて私は日記。配偶者は3時間も眠っている。久しぶりにリュックを背負っての歩きで、まだ体が慣れずに疲れた。歩いたのは朝のSevilla市内を含めて12kmほどしかないのだが。

 

 

 

 

/images/2025/05/image-27-700x394.webp/images/2025/05/image-27-150x150.webpAndrés銀の道 Camino de la PlataCamino de la Plata,Santiago,サンティアゴ,巡礼動画 Sevilla 37時起床。8時過ぎからホテル内のBarで朝食。 コンチネンタルセット一人分で十分な量だった。 9時過ぎにそのままカテドラルの先のPalacio Arzobispalにある書店へ。9時半から営業との情報があったが、9時15分に着くともう開店していた。クレデンシャルを購入。コルドバからずっと苦労つづきだったが、買えてしまえば何ということはない。物事の解決のほとんどはこういった次第なのだろう。カテドラルでSelloをもらえる場所をたずねてみると、入口でももらえるはずとのこと。書店を出て一番近いカテドラルの入口に入り、そこにいた係の女性に聞くと、そこでSelloを押してくれた。これでCaminoを歩きはじめる儀式が終了。 ホテルに戻って10時15分にチェックアウト。街中では昨日一つだけCaminoを示す黄色い矢印を見たが、それがどこだったかは覚えていない。 スマートフォンに入れてある地図のコースに出るように歩きはじめる。 トリアナ橋を渡ると矢印が現れ、そこからは多過ぎるほどに矢印が続くので、たまに地図を確認するだけになる。 しかしSeñorita橋を渡ったところで矢印の示す方向が地図のコースと違う道をさす。矢印にはSantiponse方向と書いてあるので、矢印に従うことにする。 道は未舗装の、グアダルキビール川沿いになり、しばらく進んで川から離れると畑の中の道となる。 地図のコースだと途中にBarがあるはずだったが、この道は広大な畑の中でBarどころか家もない。昨日までは暑く感じることはなかったのだが、日向をリュックを背負って歩いているからか背中に汗をかき始め、帽子の中にも汗を感じるようになる。畑道を終えて国道に出る手前でようやくリュックを下ろせる場所が見つかり、ダウンを脱ぐことができた。 やがて国道に出てSantiposeの街に入ったところのBarで休憩。Agua Con gasとFanta Narana。一息ついて歩きはじめ、間も無く今夜のホテルに到着。 予想外に大きなホテルで地上階にはこれまた大きなレストラン。 14時過ぎにチェックイン。部屋まで進むと外観よりもさらに大きく感じられる。昔ながらの古びたホテルで、部屋が広いのだけが取り柄のようなもので、ベッドはへたっているし、コンセントも少ない。しかし70€という値段からすると満足。すぐに昼食に出る。 近くのLa Caseta de Antonioというレストランでパエリア、Agua Con gas、赤ワイン。 パエリアは少し塩気が強かったが、おこげもあって嬉しい。 食後、そのまま近くのローマ遺跡の見学に行く。月曜日なので休みなのだが、中には開放されているところもあるかもしれないと淡い期待を抱いて行ったのだが、やはり閉まっていた。 それでもTeatro Romanoは柵の外から覗き見ることができ、さらに周りを巡ってみると全体を合わせ見ることができた。昔見たMéridaの方が保存修復状態が良かったように思う。このSantiponseにはローマ遺跡が点在していて、全体としてはずいぶん大規模なもののようだが、今回は曜日の関係で諦めるしかない。予定通りにことが運んで日曜日にここに来れれば遺跡の全体を見ることができたのだが。 帰途にスーパーを探すが、小さなのが1軒見つかっただけで、しかも昼休み。ホテルの近くのガソリンスタンドの売店で水だけを買った。 ホテルに戻って昼寝。1時間ほどで起きて私は日記。配偶者は3時間も眠っている。久しぶりにリュックを背負っての歩きで、まだ体が慣れずに疲れた。歩いたのは朝のSevilla市内を含めて12kmほどしかないのだが。        退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)