Sexta Peregrinación 8(25/2/2025)
7時起床。ホテル併設のBarで朝食。配偶者はtostada、私はtostada con jamón y queso。十分な量で途中に何もない今日の行程の備えができた。
9時過ぎにチェックアウトし、荷物は預けて向かいにあるローマ遺跡に行く。一旦諦めたのだが、今日は歩く予定の距離が12kmと時間に余裕があるので、せっかくの機会を逃すのは勿体無いと思ったのだ。入場料はEU市民は無料で、その他は1.5€。まだ入場者はいない。入ってまっすぐ進むと闘技場。楕円形のもので、周囲を観客席と、その下の剣闘士や猛獣などの入る場所が囲んでいる。復元の度合いは分からないが、非常に良い状態の遺跡だ。ローマのコロセウムより小さいが。
先に進むと住居跡などが続く。床のモザイクが美しい。また床の絵が大切に保存されている。公衆浴場やトイレもある。闘技場の裏手には池があって水鳥の生息地になっており、その先は闘技場を半周囲うように丘の上の道があり、闘技場を上部から眺めながら歩くことができる。入口の方に戻ると小さな博物館があり当時の皇帝像などが少数展示されている。
10時半ごろに見学を終えたが、そのころには小学生から高校生ぐらいまでの幾つもの団体がやって来ており、もちろん個人客もいて、平日でもけっこうな来場者数。大型観光バスも何台も乗り付けて来ていた。休日は相当な人出だろうから、私たちの泊まったホテル アンフィテアトロ ロマーノの大きなレストランも賑わうのだろう。
ホテルに戻って荷物を受け取り出発。しばらくは舗装道路を歩く。郊外の工場地帯を抜けロータリーを越えると舗装道路から離れて土の道になる。私の地図ではここから10km近く一直線の道になるはずだったが、土の道に入ってすぐのところでCaminoは右に外れて直線路から離れる。直線路の方は川越えなどで支障が多いのでルートを変えたのかもしれない。
起伏はそんなになく、歩きやすい道だが、休憩できる場所がない。ようやく脇道に少し外れたところにコンクリートの直方体があったので、ダウンを脱ぎ、チョコレートと水。その間にペレグリーノらしい老夫婦が追い越して行った。この道ではサイクリングを楽しむ人とすれ違うことが多かった。総計30人以上はいただろうか。
牧草地、牛や馬の牧場を過ぎ、遠くに今日の目的地Guillenaの街が見える頃には畑に変わる。しかしそのころ雨が降りはじめる。天気予報では今日はずっと曇りのはずだったのに。少しずつ強まるが、街が近づくと幸い止んできた。
途中で数箇所泥道になっているところがあり、最初のところが一番ひどくて靴底に泥がついて重くなる。通り過ぎてから気づいたら迂回路があった。
街に入って1km以上歩き、14時過ぎにホテルに到着。ここも昨日ほどではないが少し大きめで、私たちの部屋はトリプル。やはりベッドはへたっているが、なぜか冷蔵庫がある。早速下のBarに昼食に。しかし混んでいて、空きテーブルはまだ片付いていないのが一つだけテラスにあり、隣の席からタバコの煙が流れてきて不快。店員は忙しくて私たちのテーブルを片付けにきてくれない。30分以上待って店内の席が空いたので移動。ようやく注文をとりにきてくれた。Menú del Díaだけ。サラダと豆の煮込み、コロッケとイカ、水とワイン。田舎のBarの典型のような見栄えのしない料理だが、味は悪くなかった。デザートはムースとアイスクリーム。2人で19.5€と昨日までよりずいぶん安くなった。
部屋に戻って少し昼寝。明日のホテルの予約をしようとするが、ホテルの予約サイトでは日付を入れても反応がない。他の予約サイトから試してみるが、やはりできない。満室の表示が出るわけではないのだが。他の宿を探してみるが、ネットで予約できるシステムをとっているところはない。電話をかけるしかないのなら最初のホテルに当たってみようとかけてみると、すぐにつながり予約ができた。こちらの名前を言ったらよく聞き取れていない模様で、ペレグリーノかと聞き返されたのでそうだと伝えると予約を受けてくれた。ダブルの部屋。無事に予約できていればいいのだが。
近所のスーパーマーケットに行って、今夜の夕食用の菓子パン、コーヒー、プロテイン飲料、明日の途中での栄養補給用のりんご、干し葡萄を買ってくる。
ホテルの部屋は少し寒かったが、オイルヒーターを買い物に行っている間もつけっぱなしにしていたら、暖まって来た。シャワーのあとで買って来たもので夕食。日記。寒い思いをせずに眠れそうだ。
https://dosperegrinos.net/2025/02/26/sexta-peregrinacion-825-2-2025/銀の道 Camino de la PlataCamino,Camino de la Plata,Santiago,サンティアゴ,巡礼動画 Santiponce〜Guillena 7時起床。ホテル併設のBarで朝食。配偶者はtostada、私はtostada con jamón y queso。十分な量で途中に何もない今日の行程の備えができた。 9時過ぎにチェックアウトし、荷物は預けて向かいにあるローマ遺跡に行く。一旦諦めたのだが、今日は歩く予定の距離が12kmと時間に余裕があるので、せっかくの機会を逃すのは勿体無いと思ったのだ。入場料はEU市民は無料で、その他は1.5€。まだ入場者はいない。入ってまっすぐ進むと闘技場。楕円形のもので、周囲を観客席と、その下の剣闘士や猛獣などの入る場所が囲んでいる。復元の度合いは分からないが、非常に良い状態の遺跡だ。ローマのコロセウムより小さいが。 先に進むと住居跡などが続く。床のモザイクが美しい。また床の絵が大切に保存されている。公衆浴場やトイレもある。闘技場の裏手には池があって水鳥の生息地になっており、その先は闘技場を半周囲うように丘の上の道があり、闘技場を上部から眺めながら歩くことができる。入口の方に戻ると小さな博物館があり当時の皇帝像などが少数展示されている。 10時半ごろに見学を終えたが、そのころには小学生から高校生ぐらいまでの幾つもの団体がやって来ており、もちろん個人客もいて、平日でもけっこうな来場者数。大型観光バスも何台も乗り付けて来ていた。休日は相当な人出だろうから、私たちの泊まったホテル アンフィテアトロ ロマーノの大きなレストランも賑わうのだろう。 ホテルに戻って荷物を受け取り出発。しばらくは舗装道路を歩く。郊外の工場地帯を抜けロータリーを越えると舗装道路から離れて土の道になる。私の地図ではここから10km近く一直線の道になるはずだったが、土の道に入ってすぐのところでCaminoは右に外れて直線路から離れる。直線路の方は川越えなどで支障が多いのでルートを変えたのかもしれない。 起伏はそんなになく、歩きやすい道だが、休憩できる場所がない。ようやく脇道に少し外れたところにコンクリートの直方体があったので、ダウンを脱ぎ、チョコレートと水。その間にペレグリーノらしい老夫婦が追い越して行った。この道ではサイクリングを楽しむ人とすれ違うことが多かった。総計30人以上はいただろうか。 牧草地、牛や馬の牧場を過ぎ、遠くに今日の目的地Guillenaの街が見える頃には畑に変わる。しかしそのころ雨が降りはじめる。天気予報では今日はずっと曇りのはずだったのに。少しずつ強まるが、街が近づくと幸い止んできた。 途中で数箇所泥道になっているところがあり、最初のところが一番ひどくて靴底に泥がついて重くなる。通り過ぎてから気づいたら迂回路があった。 街に入って1km以上歩き、14時過ぎにホテルに到着。ここも昨日ほどではないが少し大きめで、私たちの部屋はトリプル。やはりベッドはへたっているが、なぜか冷蔵庫がある。早速下のBarに昼食に。しかし混んでいて、空きテーブルはまだ片付いていないのが一つだけテラスにあり、隣の席からタバコの煙が流れてきて不快。店員は忙しくて私たちのテーブルを片付けにきてくれない。30分以上待って店内の席が空いたので移動。ようやく注文をとりにきてくれた。Menú del Díaだけ。サラダと豆の煮込み、コロッケとイカ、水とワイン。田舎のBarの典型のような見栄えのしない料理だが、味は悪くなかった。デザートはムースとアイスクリーム。2人で19.5€と昨日までよりずいぶん安くなった。 部屋に戻って少し昼寝。明日のホテルの予約をしようとするが、ホテルの予約サイトでは日付を入れても反応がない。他の予約サイトから試してみるが、やはりできない。満室の表示が出るわけではないのだが。他の宿を探してみるが、ネットで予約できるシステムをとっているところはない。電話をかけるしかないのなら最初のホテルに当たってみようとかけてみると、すぐにつながり予約ができた。こちらの名前を言ったらよく聞き取れていない模様で、ペレグリーノかと聞き返されたのでそうだと伝えると予約を受けてくれた。ダブルの部屋。無事に予約できていればいいのだが。 近所のスーパーマーケットに行って、今夜の夕食用の菓子パン、コーヒー、プロテイン飲料、明日の途中での栄養補給用のりんご、干し葡萄を買ってくる。 ホテルの部屋は少し寒かったが、オイルヒーターを買い物に行っている間もつけっぱなしにしていたら、暖まって来た。シャワーのあとで買って来たもので夕食。日記。寒い思いをせずに眠れそうだ。Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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