Sexta Peregrinación 16(5/3/2025)
7時起床、8時10分から30分ほどかけてホテルのBarで朝食。いつものTostadaとTé con leche、Café con leche、それにふたりそれぞれにZumo de naranja。これらは朝食セット二人分ということ。
昨日の反省を生かして9時10分にはチェックアウト。マクドナルドの先のロータリーに闘牛の像があり、そのすぐ向こうには闘牛場が見える。スペインも他の地域では闘牛が廃れ、あるいは禁止されるようにまでなっているが、エストレマドゥーラではまだ十分存続しているのだろうか。
昨日の道を引き返し、分岐した道路を今日は左を選んで進み、高速道路を越えて進む。途中の草地でウサギを数羽見かける。すぐに穴に逃げ込んでしまう。昨日は何羽も見かけたが、今日は少ない。ホテルを出てから約1時間でCaminoにもどれた。昨日歩いた道の延長上なので、全く同じような景色。一直線に伸びる道の両側は葡萄畑とオリーブ畑。ブドウはつるの剪定が行われているところが数ヶ所、とにかく広大な畑が広がっているので、作業を終えるのにどのくらいの日数がかかるのか、予想もできない。
朝からずっと曇りで、薄陽がたまに弱くさす程度。気温は低くないので朝からダウンなしで歩き、歩いていてちょうど良い気候。
昨夜の豪雨で心配していたが、道路状況に問題はない。しかし相変わらず休憩場所がなく、歩きながらチョコレートを食べてエネルギー補給。今日もずっとこんな調子かと思っていたら、昨日も何ヶ所か見かけた井戸が一つあって、その脇に休憩用のテーブルと椅子が設置されている。大喜びで休憩。バクパックを下ろし、座って休むと疲れが取れる。バナナやビスケットを食べて英気回復。
休んでいると、背に高い老人のペレグリーノが一人で音楽を流しながら追い越していった。挨拶の言葉を掛け合うだけ。
また同じような道を進む。オリーブが植え込みのように並べて植えてあるところがある。オリーブとは思えない植え方なので近づいてみるが、やはりオリーブだった。成長したらどうなるのだろう。
遠くに今日の目的地Torremejiaの町が見えるが、やがて丘に遮られ、再びはっきり見えて来たのは4kmほど手前。今日はCaminoが町を通るので、そのまま進む。町のすぐ手前で、線路をくぐって進むが、泥水が溜まっているがかろうじて靴を濡らさずに通過できる。線路の向こうに出ると畑の間の畦道のようだったが、そこも無事通過して町に入る。町は道が妙に広く、両側に2階建ての低い家並みが続き、西部劇の舞台の町のよう。
13じはんには宿(Hostal)に着いたが、受付は無人。隣がBarなので行ってみると、受付にある番号に電話するようにとのこと。また受付に戻ってみるといくつか番号があるので、昨日予約時にかけた番号に電話する。すぐ行くとの返事。少し待つと赤ん坊を抱いた女性がやってきてチェックイン。赤ん坊は可愛く笑い、母親そっくりの顔だった。
部屋に入ってみると狭くはないが、久しぶりの古びてがたの来たもの。エアコンの室内機は壁にあるがリモコンはなく機能しない模様。電気の暖房器が置いてあり、スイッチを入れると温まった。テレビのアンテナコンセントはあるが、テレビはない。ハンガーは一つだけ。アルベルゲの個室と同程度。
先ずは昼食に出かける。途中で見かけた、Menú Diarioとおおきなかんばんをかかげたレストランへ。ちょうど昼食時とあって満席だが、すぐに空くから待つようにとのこと。確かに10分ほどでテーブルに着くことができた。Menú del díaだけなので、選ぶのは楽。一皿目はミックスサラダとパスタスープ、ふた皿目はツナ入りトルティーヤとエスカロッぺ。特別おいしいわけでも不味いわけでもないが、適量なので安心。デザートはSerradura PortugueseとTarta de Selva Trufa。どちらもものすごく甘かった。飲み物はミネラルウォーターとグラスの赤ワイン。これで一人12€だから、やはり個々に料理を注文するよりもはるかに安い。店内は次々に客が入れ替わり、大繁盛。
宿に戻り明日の宿の予約。明日はMéridaなので2泊する。
シャワー、日記。
夕食は下のBarでと思っていたが、窓から見ると暗く閉まっている。向かいのBarも。ほんの5分も歩けば開いている店はあるのだが、昼食を十分食べたので、わざわざ外出してまで食べようという気になれないので、部屋で持っているものを食べて済ませることにする。チョコレート、ビスケット、乾パン、レーズン、リンゴ。
LINEで日本のニュースを見てみたら、大船渡の山火事は鎮火に向かっている様子。一方こちらでのテレビニュースはバレンシアの洪水。これらも天災と人災の区別のつきにくい近年の災害の典型だろうか。
https://dosperegrinos.net/2025/03/06/sexta-peregrinacion-165-3-2025/銀の道 Camino de la PlataCamino,Camino de la Plata,Santiago,サンティアゴ,巡礼動画 Almendralejo〜Torremejia 7時起床、8時10分から30分ほどかけてホテルのBarで朝食。いつものTostadaとTé con leche、Café con leche、それにふたりそれぞれにZumo de naranja。これらは朝食セット二人分ということ。 昨日の反省を生かして9時10分にはチェックアウト。マクドナルドの先のロータリーに闘牛の像があり、そのすぐ向こうには闘牛場が見える。スペインも他の地域では闘牛が廃れ、あるいは禁止されるようにまでなっているが、エストレマドゥーラではまだ十分存続しているのだろうか。 昨日の道を引き返し、分岐した道路を今日は左を選んで進み、高速道路を越えて進む。途中の草地でウサギを数羽見かける。すぐに穴に逃げ込んでしまう。昨日は何羽も見かけたが、今日は少ない。ホテルを出てから約1時間でCaminoにもどれた。昨日歩いた道の延長上なので、全く同じような景色。一直線に伸びる道の両側は葡萄畑とオリーブ畑。ブドウはつるの剪定が行われているところが数ヶ所、とにかく広大な畑が広がっているので、作業を終えるのにどのくらいの日数がかかるのか、予想もできない。 朝からずっと曇りで、薄陽がたまに弱くさす程度。気温は低くないので朝からダウンなしで歩き、歩いていてちょうど良い気候。 昨夜の豪雨で心配していたが、道路状況に問題はない。しかし相変わらず休憩場所がなく、歩きながらチョコレートを食べてエネルギー補給。今日もずっとこんな調子かと思っていたら、昨日も何ヶ所か見かけた井戸が一つあって、その脇に休憩用のテーブルと椅子が設置されている。大喜びで休憩。バクパックを下ろし、座って休むと疲れが取れる。バナナやビスケットを食べて英気回復。 休んでいると、背に高い老人のペレグリーノが一人で音楽を流しながら追い越していった。挨拶の言葉を掛け合うだけ。 また同じような道を進む。オリーブが植え込みのように並べて植えてあるところがある。オリーブとは思えない植え方なので近づいてみるが、やはりオリーブだった。成長したらどうなるのだろう。 遠くに今日の目的地Torremejiaの町が見えるが、やがて丘に遮られ、再びはっきり見えて来たのは4kmほど手前。今日はCaminoが町を通るので、そのまま進む。町のすぐ手前で、線路をくぐって進むが、泥水が溜まっているがかろうじて靴を濡らさずに通過できる。線路の向こうに出ると畑の間の畦道のようだったが、そこも無事通過して町に入る。町は道が妙に広く、両側に2階建ての低い家並みが続き、西部劇の舞台の町のよう。 13じはんには宿(Hostal)に着いたが、受付は無人。隣がBarなので行ってみると、受付にある番号に電話するようにとのこと。また受付に戻ってみるといくつか番号があるので、昨日予約時にかけた番号に電話する。すぐ行くとの返事。少し待つと赤ん坊を抱いた女性がやってきてチェックイン。赤ん坊は可愛く笑い、母親そっくりの顔だった。 部屋に入ってみると狭くはないが、久しぶりの古びてがたの来たもの。エアコンの室内機は壁にあるがリモコンはなく機能しない模様。電気の暖房器が置いてあり、スイッチを入れると温まった。テレビのアンテナコンセントはあるが、テレビはない。ハンガーは一つだけ。アルベルゲの個室と同程度。 先ずは昼食に出かける。途中で見かけた、Menú Diarioとおおきなかんばんをかかげたレストランへ。ちょうど昼食時とあって満席だが、すぐに空くから待つようにとのこと。確かに10分ほどでテーブルに着くことができた。Menú del díaだけなので、選ぶのは楽。一皿目はミックスサラダとパスタスープ、ふた皿目はツナ入りトルティーヤとエスカロッぺ。特別おいしいわけでも不味いわけでもないが、適量なので安心。デザートはSerradura PortugueseとTarta de Selva Trufa。どちらもものすごく甘かった。飲み物はミネラルウォーターとグラスの赤ワイン。これで一人12€だから、やはり個々に料理を注文するよりもはるかに安い。店内は次々に客が入れ替わり、大繁盛。 宿に戻り明日の宿の予約。明日はMéridaなので2泊する。 シャワー、日記。 夕食は下のBarでと思っていたが、窓から見ると暗く閉まっている。向かいのBarも。ほんの5分も歩けば開いている店はあるのだが、昼食を十分食べたので、わざわざ外出してまで食べようという気になれないので、部屋で持っているものを食べて済ませることにする。チョコレート、ビスケット、乾パン、レーズン、リンゴ。 LINEで日本のニュースを見てみたら、大船渡の山火事は鎮火に向かっている様子。一方こちらでのテレビニュースはバレンシアの洪水。これらも天災と人災の区別のつきにくい近年の災害の典型だろうか。 Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos

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