Sexta Peregrinación 19(8/3/2025)
7時に起き、8時20分に朝食に出る。Pl. de Españaなら開いている店もあるだろうと行ってみるが、準備を始めているところはあるが、まだ営業はしていない。昨朝の店がある方に行くと、営業中の店がある。
TostadaとTostada con Jamón、Te con lacheとCafé con leche、それにZumo de naranja二杯。Tostada con Jamónは大きなTostadaの上にぎっしり生ハムが乗せられている。ボリュームがあって食べ切れずに少し残してしまう。朝からの雨が朝食中には土砂降りになっていたが、宿に戻る頃には小雨になっていた。
宿で支度をしながら今日の予定を考える。天気予報は変わらず雨。しかしそうこうしているうちに雨は上がり、空も明るくなってくる。Caminoは猫のいたローマ遺跡の横を通るので、そこから橋を渡るとバスセンター。とにかくそこまで行ってみて考えることにして出発。10時過ぎになってしまった。
川沿いの道に出るとバス停があり、そこには待合室まであってトイレも設置されている。バスセンターではなく街中のバス停なのに。そこで天気は好転しそうなのでCaminoを歩くことにして、杖を出す。
ローマ遺跡の脇を通って市街地を進むと線路があり、それを挟むように水道橋の遺跡が続いている。セゴビアのとくらべると規模も小さく崩壊の度合いも大きいが、それにしてもローマ人というものは。
しばらく歩いて工場街のようなところに差し掛かったところで、突然の豪雨と強風。あっという間に下半身は濡れてしまう。あわてて近くの廃工場に逃げ込んで雨宿り。
10分もしないで風は止み雨も小降りになったので歩き始める。そのあとは降ったり止んだりのくりかえしだが、小雨程度なので助かる。
道は郊外住宅地を抜けて田園風景に変わり、丘を越えると湖が見えてくる。
湖の周囲は行楽地や別荘地のような様子。キャンプ場、テニスコート、プールなどが点在しているが、今の季節は営業していないところがほとんどで閑散としている。湖畔に出るとテントを張っている人が何組もあり、その多くは釣り人。しかし釣れている様子はない。
湖畔で一軒だけ営業しているレストランへ。13時前だっただ昼食を取ることができた。
ミックスサラダはいつも通り。
小エビのトルティージャを頼んだら、予想外のことに桜エビの天ぷらのような料理。
鶏のササミのフライ。お腹いっぱいになってしまった。
ここでタクシーを呼んでもらうことも考えていたが、天候は持ちそうだし、昼食を食べたので今夜泊まる町に早く着く必要も無くなったので、Caminoを歩くことにする。ここまでは自動車道の歩道、脇に造られた自転車道と歩きやすかった。地図を見ると、しばらく先で舗装道を離れて山道に入るので、そこが心配だが。
歩き出してみると、舗装道は車の通行がほとんどなく、両側には広大で公園かと思うほど手入れの行き届いた牧場が続き、気持ちの良い道。
やがて左の山道に入るが、舗装がないとは言っても白砂のような水捌けの良く、固まった地面で、水たまりもほとんどない歩きやすい道。上りが続いたがそんなに急ではないので苦しむことはなかった。
下りになると再び両側は美しい牧場。右手は白い牛、左は黒牛、町が近づくと羊牧場。生ハムの産地なのにまだ豚の姿は見られない。
今夜泊まる町の手前の町、Carrascalejoにバス停があったので休憩。今夜の宿はCasa Ruralなので、到着時間を知らせる。
1時間もかからずに到着。町は閑散としていて、泊まりたかったTermas Aqua Liberasの前を通るが、予想外に小さく質素に見える。
町の入口には聖ヤコブ像、壁にはCaminoの絵が描かれている。宿に着いてメールを確認すると、入口は少し手前で、キーボックスの暗証番号を知らせてきている。無事入室。しかし古く狭く、暗い。Casa Ruralはピンキリだが、キリに当たってしまったようだ。
地図で調べると、この町に一軒だけあるスーパーは明日まで開かない、一軒だけのBarは休業中。頼みの綱はTermas Aqua Liberasだけなので、行ってみることにする。しかし入口は固く閉ざされ、レストラン利用者は予約するようにとの掲示。QRコードを読み込んで予約をしようとするが、エラーが出てしまう。2度試してもエラー。宿に戻って落ち着いて電話をかけてみようと、戻るが、途中で女性の一団に出会ったのでレストランなどのことを聞いてみると、やはりこの町で唯一営業しているのはTermasだと言って、中の二人が連れて行ってやると言ってくれる。ついて行くと、入口のインターフォンを押し、返事がないと、また押し、さらにもう一度とやってくれる。すると扉が開き、食事をしたいと伝えてくれる。おかげで中に通してもらえた。
食堂には先客が一人いた。ペレグリーノだったが、すぐに食事を終えて出て行った。私たちはたっぷりの昼食が効いてまだお腹は空いていないが、ここで食べなければ次は明日の午後になってしまう。
ともかく少し食べることにして、肉団子とパンを注文。肉団子にはサラダなども付いてきたので良かった。赤ワインと1.5lの水も。さらに明日のためにハムチーズのボカディージョを作ってもらう。18時半過ぎという時間にも関わらず、嫌な顔もせずに料理を提供してくれてありがたかった。また、案内してくれた女性にも感謝だ。
宿に帰ってシャワー、日記。配偶者は洗濯。この宿にWiFiはない。テレビはまともに映らない。宿の主人はメールでのやり取りだけで、姿は見せない。
湯はちゃんと出て、エアコンも効くので最低限はクリアしているのだが。
ともかく今日は当初の予定通り、昨夜から今朝の予定に反して、行程を全部歩けて良かった。
https://dosperegrinos.net/2025/03/09/sexta-peregrinacion-198-3-2025//images/2025/05/image-146-700x394.webp/images/2025/05/image-146-150x150.webp銀の道 Camino de la PlataCamino,Camino de la Plata,Santiago,サンティアゴ,巡礼動画 Mérida〜Aljucén 7時に起き、8時20分に朝食に出る。Pl. de Españaなら開いている店もあるだろうと行ってみるが、準備を始めているところはあるが、まだ営業はしていない。昨朝の店がある方に行くと、営業中の店がある。 TostadaとTostada con Jamón、Te con lacheとCafé con leche、それにZumo de naranja二杯。Tostada con Jamónは大きなTostadaの上にぎっしり生ハムが乗せられている。ボリュームがあって食べ切れずに少し残してしまう。朝からの雨が朝食中には土砂降りになっていたが、宿に戻る頃には小雨になっていた。 宿で支度をしながら今日の予定を考える。天気予報は変わらず雨。しかしそうこうしているうちに雨は上がり、空も明るくなってくる。Caminoは猫のいたローマ遺跡の横を通るので、そこから橋を渡るとバスセンター。とにかくそこまで行ってみて考えることにして出発。10時過ぎになってしまった。 川沿いの道に出るとバス停があり、そこには待合室まであってトイレも設置されている。バスセンターではなく街中のバス停なのに。そこで天気は好転しそうなのでCaminoを歩くことにして、杖を出す。 ローマ遺跡の脇を通って市街地を進むと線路があり、それを挟むように水道橋の遺跡が続いている。セゴビアのとくらべると規模も小さく崩壊の度合いも大きいが、それにしてもローマ人というものは。 しばらく歩いて工場街のようなところに差し掛かったところで、突然の豪雨と強風。あっという間に下半身は濡れてしまう。あわてて近くの廃工場に逃げ込んで雨宿り。 10分もしないで風は止み雨も小降りになったので歩き始める。そのあとは降ったり止んだりのくりかえしだが、小雨程度なので助かる。 道は郊外住宅地を抜けて田園風景に変わり、丘を越えると湖が見えてくる。 湖の周囲は行楽地や別荘地のような様子。キャンプ場、テニスコート、プールなどが点在しているが、今の季節は営業していないところがほとんどで閑散としている。湖畔に出るとテントを張っている人が何組もあり、その多くは釣り人。しかし釣れている様子はない。 湖畔で一軒だけ営業しているレストランへ。13時前だっただ昼食を取ることができた。 ミックスサラダはいつも通り。 小エビのトルティージャを頼んだら、予想外のことに桜エビの天ぷらのような料理。 鶏のササミのフライ。お腹いっぱいになってしまった。 ここでタクシーを呼んでもらうことも考えていたが、天候は持ちそうだし、昼食を食べたので今夜泊まる町に早く着く必要も無くなったので、Caminoを歩くことにする。ここまでは自動車道の歩道、脇に造られた自転車道と歩きやすかった。地図を見ると、しばらく先で舗装道を離れて山道に入るので、そこが心配だが。 歩き出してみると、舗装道は車の通行がほとんどなく、両側には広大で公園かと思うほど手入れの行き届いた牧場が続き、気持ちの良い道。 やがて左の山道に入るが、舗装がないとは言っても白砂のような水捌けの良く、固まった地面で、水たまりもほとんどない歩きやすい道。上りが続いたがそんなに急ではないので苦しむことはなかった。 下りになると再び両側は美しい牧場。右手は白い牛、左は黒牛、町が近づくと羊牧場。生ハムの産地なのにまだ豚の姿は見られない。 今夜泊まる町の手前の町、Carrascalejoにバス停があったので休憩。今夜の宿はCasa Ruralなので、到着時間を知らせる。 1時間もかからずに到着。町は閑散としていて、泊まりたかったTermas Aqua Liberasの前を通るが、予想外に小さく質素に見える。 町の入口には聖ヤコブ像、壁にはCaminoの絵が描かれている。宿に着いてメールを確認すると、入口は少し手前で、キーボックスの暗証番号を知らせてきている。無事入室。しかし古く狭く、暗い。Casa Ruralはピンキリだが、キリに当たってしまったようだ。 地図で調べると、この町に一軒だけあるスーパーは明日まで開かない、一軒だけのBarは休業中。頼みの綱はTermas Aqua Liberasだけなので、行ってみることにする。しかし入口は固く閉ざされ、レストラン利用者は予約するようにとの掲示。QRコードを読み込んで予約をしようとするが、エラーが出てしまう。2度試してもエラー。宿に戻って落ち着いて電話をかけてみようと、戻るが、途中で女性の一団に出会ったのでレストランなどのことを聞いてみると、やはりこの町で唯一営業しているのはTermasだと言って、中の二人が連れて行ってやると言ってくれる。ついて行くと、入口のインターフォンを押し、返事がないと、また押し、さらにもう一度とやってくれる。すると扉が開き、食事をしたいと伝えてくれる。おかげで中に通してもらえた。 食堂には先客が一人いた。ペレグリーノだったが、すぐに食事を終えて出て行った。私たちはたっぷりの昼食が効いてまだお腹は空いていないが、ここで食べなければ次は明日の午後になってしまう。 ともかく少し食べることにして、肉団子とパンを注文。肉団子にはサラダなども付いてきたので良かった。赤ワインと1.5lの水も。さらに明日のためにハムチーズのボカディージョを作ってもらう。18時半過ぎという時間にも関わらず、嫌な顔もせずに料理を提供してくれてありがたかった。また、案内してくれた女性にも感謝だ。 宿に帰ってシャワー、日記。配偶者は洗濯。この宿にWiFiはない。テレビはまともに映らない。宿の主人はメールでのやり取りだけで、姿は見せない。 湯はちゃんと出て、エアコンも効くので最低限はクリアしているのだが。 ともかく今日は当初の予定通り、昨夜から今朝の予定に反して、行程を全部歩けて良かった。 Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos

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