Sexta Peregrinación 24(13/3/2025)
動画 Cáceres
7時起床。今日は1日カセレスで過ごす。
8時半からホテルでビュッフェ朝食。久しぶりだ。内容は安い朝食の典型で、パンは食パン状のが4種類、シリアル、ハム数種類、生ハム、チーズ1種類、ヨーグルト、菓子類数種類。飲み物は作り置きのコーヒー、オレンジジュース、パイナップルジュース、水、ミルク類など。値段相応。文句はない。
9時40分に出かける。曇り空なので傘を持って行く。
Pl.Mayorをぐるりと一周。広場をレストランが軒を連ねて囲んでいる様な感じ。
先ず、Arco de la Estrella。この門をくぐると旧市街で、道は細く、曲がりくねり、上り下りが複雑に絡み合って地図なしではどこにも辿り着けそうにない。しかも曇り空で太陽の位置もわからない今日の様な日には、すぐに自分の位置を見失ってしまう。
Torre de Bujaco。開館が10時なので、周囲を一巡。係の人が3館共通券の説明を熱心にしてくれる。塔の内部はちょっとした展示。塔に上るとカセPl.Mayorを見下ろすことができるが、そんなに高い塔ではないので、カセレス市街全体が見渡せるものではない。さらにカセレス旧市街を取り囲む城壁の上部をほんの一部だが歩くことができる。
Iglesia concatedral de Santa María。オーディオギアで解説を聞きながら巡るが、どこの教会にもあるようなもので、目新しさはあまりない。印象に残ったのはオルガン。並んだパイプの隙間を通してステンドグラスが見えるという珍しい配置。ぱいぷそのものの並びも横広がりで独特。さらに赤っぽい色に塗られた木部もあまり見たことのないもの。鐘楼に登ると、さすがに高く、市街の大部分を見渡すことができる。
Palacio de Carvajal。煉瓦塀で囲まれたこぢんまりした庭が、居心地が良さそう。
Iglesia de San Francisco Javier。ここはもはや教会としての機能を放棄している様子。聖堂内の礼拝時の信者席は全て撤去され、団体観光客がガイドの説明を聞くときに座るためだろうか、折りたたみパイプ椅子が一部に並べられている。上階に上ると世界各地のベレン人形が展示されている。ここでも鐘楼に上ってみると、同じような景色。
Museo de Cáceres。大部分は地方の博物館の典型で、旧石器時代から順を追ってさまざまな遺物を展示。中に秋田のナマハゲを彷彿させる民俗資料の展示があったのが興味深かった。動物の皮と骨、ロープ、干した唐辛子で作ったものだそうだが、並んで展示してある写真から、お祭りの時にこの衣装を着た人たちが練り歩くのはわかるが、横で見ている子どもたちの表情からすると、ナマハゲのように子供を怖がらせるものではないようだ。ここの最大の見ものは地下の貯水槽。アラブ時代に作られたもので、満水時の水位が示されているのだろう線からすると相当の貯水量だと思えるが、今はほんの少し水が貯まっているだけ。
Restaurante Alma del Saborで休憩。Café cortadoとTé。
そこからTorre de los Pozosを目指すが、Googleマップは入口に案内せず、旧市街を取り巻く自動車道路まで降らされてしまう。見上げると塔はあるのだが。見える塔の方向だけを頼りにまた急坂を上って行くと、ようやく入口に辿り着けた。先刻通った道のすぐ近く。入ると係の人が先ず説明してくれる。脇には昨日、ツーリスモで見かけた若い女性ともう一人若い男性がいて、どうも見習いらしい。説明によるとここは街を支える重要な井戸で、昔はここで汲み上げた水を人々が家まで運んだそうだ。大変な労働だっただろう。
これで今日の見学は終わりにして昼食に向かう。Pl.Mayorで今朝、目星をつけておいたRestaurante Zeri’s。モダンな作りで、評価も高め。Menú del díaで一皿目はHabas salteadas con jamón y huevo pochéとRigatoni con espinacas y salsa de queso。二皿目はGarbanzos estofados con morrosとMarmitaco de atún。
Habasは、辞書ではそら豆となっているが、出てきたのは枝豆で、料理を持ってきたCamareraも¨EDAMAME¨と 言っていた。食べてみるとやはり枝豆。料理は全体に悪くはないが薄味。パンはガリシアの田舎パンで美味しかった。デザートはバニラアイスクリームとMacedoniai。これにAgua Con gasと赤ワインで二人で33.8€。Pl.Mayorという場所柄、決して悪くはないが、昨日の店の方が圧倒的に良かった。
ホテルに戻ってしばらく昼寝と日記。
20時前に夜の散歩に。繁華街と思われる道を歩く。人出はそこそこと言ったところ。すっと歩いて行くと大通りに出るが、歩道沿いには店はあっても、人通りはそんなに多くない。中心街の方角に曲がってみると、薄暗く人通りも減ってしまう。地図で方向を確認して、もと通った道を見つける。チューロ屋があったので、そこで軽い夕食代わり。先日までよりチョコラーテは少し濃くなったが、まだちょっと足りない。
明日の昼食場所を探しながら歩き、昨日のレストランの近くで良さそうな店を見つける。
旧市街の中をしばらく散歩。暗く細い路地、入り組んだ町筋、それでも街灯が途切れて真っ暗になっているようなところはなく、静かで良い雰囲気。地元の人がごく少数、観光客らしい人が少数歩いているのに出会うだけ。それでも若い女性が一人で歩いているので、治安は良いようだ。久しぶりに月の姿が見えた。夜の旧市街の散策を楽しんでPl.Mayorに戻ると喧騒が待っていた。そこからまた裏道を通ってホテルに戻る。今夜は風もなく寒さも和らいで気持ちの良い散歩を楽しめた。
ホテルに戻ってシャワー、日記。
https://dosperegrinos.net/2025/03/14/sexta-peregrinacion-2413-3-2025/銀の道 Camino de la PlataCamino,Camino de la Plata,Santiago,サンティアゴ,巡礼動画 Cáceres 7時起床。今日は1日カセレスで過ごす。 8時半からホテルでビュッフェ朝食。久しぶりだ。内容は安い朝食の典型で、パンは食パン状のが4種類、シリアル、ハム数種類、生ハム、チーズ1種類、ヨーグルト、菓子類数種類。飲み物は作り置きのコーヒー、オレンジジュース、パイナップルジュース、水、ミルク類など。値段相応。文句はない。 9時40分に出かける。曇り空なので傘を持って行く。 Pl.Mayorをぐるりと一周。広場をレストランが軒を連ねて囲んでいる様な感じ。 先ず、Arco de la Estrella。この門をくぐると旧市街で、道は細く、曲がりくねり、上り下りが複雑に絡み合って地図なしではどこにも辿り着けそうにない。しかも曇り空で太陽の位置もわからない今日の様な日には、すぐに自分の位置を見失ってしまう。 Torre de Bujaco。開館が10時なので、周囲を一巡。係の人が3館共通券の説明を熱心にしてくれる。塔の内部はちょっとした展示。塔に上るとカセPl.Mayorを見下ろすことができるが、そんなに高い塔ではないので、カセレス市街全体が見渡せるものではない。さらにカセレス旧市街を取り囲む城壁の上部をほんの一部だが歩くことができる。 Iglesia concatedral de Santa María。オーディオギアで解説を聞きながら巡るが、どこの教会にもあるようなもので、目新しさはあまりない。印象に残ったのはオルガン。並んだパイプの隙間を通してステンドグラスが見えるという珍しい配置。ぱいぷそのものの並びも横広がりで独特。さらに赤っぽい色に塗られた木部もあまり見たことのないもの。鐘楼に登ると、さすがに高く、市街の大部分を見渡すことができる。 Palacio de Carvajal。煉瓦塀で囲まれたこぢんまりした庭が、居心地が良さそう。 Iglesia de San Francisco Javier。ここはもはや教会としての機能を放棄している様子。聖堂内の礼拝時の信者席は全て撤去され、団体観光客がガイドの説明を聞くときに座るためだろうか、折りたたみパイプ椅子が一部に並べられている。上階に上ると世界各地のベレン人形が展示されている。ここでも鐘楼に上ってみると、同じような景色。 Museo de Cáceres。大部分は地方の博物館の典型で、旧石器時代から順を追ってさまざまな遺物を展示。中に秋田のナマハゲを彷彿させる民俗資料の展示があったのが興味深かった。動物の皮と骨、ロープ、干した唐辛子で作ったものだそうだが、並んで展示してある写真から、お祭りの時にこの衣装を着た人たちが練り歩くのはわかるが、横で見ている子どもたちの表情からすると、ナマハゲのように子供を怖がらせるものではないようだ。ここの最大の見ものは地下の貯水槽。アラブ時代に作られたもので、満水時の水位が示されているのだろう線からすると相当の貯水量だと思えるが、今はほんの少し水が貯まっているだけ。 Restaurante Alma del Saborで休憩。Café cortadoとTé。 そこからTorre de los Pozosを目指すが、Googleマップは入口に案内せず、旧市街を取り巻く自動車道路まで降らされてしまう。見上げると塔はあるのだが。見える塔の方向だけを頼りにまた急坂を上って行くと、ようやく入口に辿り着けた。先刻通った道のすぐ近く。入ると係の人が先ず説明してくれる。脇には昨日、ツーリスモで見かけた若い女性ともう一人若い男性がいて、どうも見習いらしい。説明によるとここは街を支える重要な井戸で、昔はここで汲み上げた水を人々が家まで運んだそうだ。大変な労働だっただろう。 これで今日の見学は終わりにして昼食に向かう。Pl.Mayorで今朝、目星をつけておいたRestaurante Zeri’s。モダンな作りで、評価も高め。Menú del díaで一皿目はHabas salteadas con jamón y huevo pochéとRigatoni con espinacas y salsa de queso。二皿目はGarbanzos estofados con morrosとMarmitaco de atún。 Habasは、辞書ではそら豆となっているが、出てきたのは枝豆で、料理を持ってきたCamareraも¨EDAMAME¨と 言っていた。食べてみるとやはり枝豆。料理は全体に悪くはないが薄味。パンはガリシアの田舎パンで美味しかった。デザートはバニラアイスクリームとMacedoniai。これにAgua Con gasと赤ワインで二人で33.8€。Pl.Mayorという場所柄、決して悪くはないが、昨日の店の方が圧倒的に良かった。 ホテルに戻ってしばらく昼寝と日記。 20時前に夜の散歩に。繁華街と思われる道を歩く。人出はそこそこと言ったところ。すっと歩いて行くと大通りに出るが、歩道沿いには店はあっても、人通りはそんなに多くない。中心街の方角に曲がってみると、薄暗く人通りも減ってしまう。地図で方向を確認して、もと通った道を見つける。チューロ屋があったので、そこで軽い夕食代わり。先日までよりチョコラーテは少し濃くなったが、まだちょっと足りない。 明日の昼食場所を探しながら歩き、昨日のレストランの近くで良さそうな店を見つける。 旧市街の中をしばらく散歩。暗く細い路地、入り組んだ町筋、それでも街灯が途切れて真っ暗になっているようなところはなく、静かで良い雰囲気。地元の人がごく少数、観光客らしい人が少数歩いているのに出会うだけ。それでも若い女性が一人で歩いているので、治安は良いようだ。久しぶりに月の姿が見えた。夜の旧市街の散策を楽しんでPl.Mayorに戻ると喧騒が待っていた。そこからまた裏道を通ってホテルに戻る。今夜は風もなく寒さも和らいで気持ちの良い散歩を楽しめた。 ホテルに戻ってシャワー、日記。Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
コメントを残す