Sexta Peregrinación 26(15/3/2025)
動画 Cañaveral〜Grimaldo〜Carcaboso
7時起床。外はまだ暗く、窓のすぐ向こうの馬3頭はまだ立ったまま眠っているよう。やがて空が明るくなり始め、綺麗な朝焼け。鶏が鳴き始める。馬たちも動き始め、ゆっくり歩き回ったり立ち止まったり、たまに別の馬の動きにそこし驚いたように小走りしたり。のどかな田舎の朝の光景。
8時45分に出発。昨日、出発時には玄関の鍵をかけて鍵は横の穴から中に落とし入れておくように言われていたが、宿の主人がいて仕事を始めていたので、直接鍵を渡す。
歩いて10分もかからないChurreria Vaqueroで朝食。昨日、老婦人がここは良い店だと太鼓判を押していたところで、土曜日の朝から混んでいる。私はChurro y Chocolate、配偶者はTostada y Té con leche。ChocolateがColacaoなのは仕方ないか。しかしChurroは大変な人気で、店内で食べている人がいるのは当然だが、持ち帰り用に一抱えも紙袋に入れてもらっている人が列を作っている。実際、Churroを食べてみると揚げたてで少し塩味が効いていて美味しい。
食後、昨日バスを降りたところを通ってCaminoに向かう。ガソリンスタンドのBar跡のテラスにPeregrinoが一人座っている。
地図では国道に出たところでCaminoになるはずだが、途中で黄色い矢印が左折してCaminoと示している。未舗装の田舎道になり上り坂がはじまる。大きな犬が行先に現れ、こちらに来ないか心配したが、体に似合わず臆病な犬で、私たちが近づくと脇の草むらに逃げ込んで私たちの後ろに回る。飼い主が現れて私たちの前方から犬を呼ぶが、私たちが間にいるので犬は飼い主の方に行けない。
今朝の最低気温は2℃だったようだが、快晴で日向を歩いているとポカポカ。さらに上り坂が続くと暑くなってくる。ダウンを脱いぐと、まもなく道は急な登りになる。息を切らしながら登るのは今回のCaminoではじめて。そんなに長い距離ではなかったが。上り切った後は緩やかな上り下りが続き、景色は日本の低山を歩いているようで、松の疎林の間を数メートル幅の土の道が続いている。昨日も雨がなかったので道は乾いていて、水たまりはほんのたまに遭遇する程度。
道を3センチぐらいの長さの毛虫が数十匹一直線に繋がって横断していた。あんな習性の毛虫がいるのか。
下り坂が続いて低地に差し掛かると、地面の湿気が増して、水たまりなぬかるみが増えてくる。数カ所で通過するのに苦労することになるが、水の流れているところでは飛び石が置かれていて、何とか無事に通過。
ドライブインホテルだった建物があり、車が何台か停まっているのでBarは営業しているのかと近づいてみたが、完全な廃墟になっていた。
牧場の中に池が水をたたえ、公園のような光景を呈しているが、今日は一日の行程を通して出会った動物は宿の馬と鶏、臆病な犬、石垣の向こうから顔だけ出していた馬、行列の毛虫だけで、牛も羊も見かけなかった。
Caminoの分かれ道があり、GrimaldoのAlbergueの方向を示す案内板がある。そこで案内に従ってGrimaldoに向かうと、道は急に細くなり、獣道かと思うほどの細く草に覆われたものにかわる。そこを抜けると舗装道路に出、バス停にバスが停まっている。スクールバスだった。横に今日の目的地だったAsadorがあるが、13時開店なので12時半過ぎでは当然閉まっている。向かいにBar Cafetería El Refugio de Grimaldoという小さなBarがあったので入る。
当初の予定ではAsadorで昼食をとってからタクシーを呼んでもらうつもりだったが、このBarで飲み物を注文して、主人にCarcabosoに行きたいが公共交通機関はあるか聞いてみた。予想通りタクシーしかないとの返答だったので、タクシーを呼んでくれるように頼む。主人は電話をかけ、値段を聞いて40€だがいいかとたずねてくれる。OKして13時15分に来てもらうようにお願いする。優しく気の良さそうな主人だった。
車は13時半にやってきた。若い男性で感じは良い。Carcabosoまでは40kmほどだが、一般道の曲線の多いものなのでスピードは出ない。乗っていて非常に眠くなった。いくつかの村を通り過ぎてCarcabosoのHostal Restaurante Cafetería. Ciudad de Caparraに到着。入口はBarでお昼時とあって混んでいる。Camareraに声をかけると少し待って部屋に案内してくれる。綺麗な部屋だ。14時半の昼食をお願いする。部屋で片付けをして、Comedorに行くとテーブルにすぐに通してくれる。そんなに広くはないComedorでは数組の家族連れなどが食事中。
食事はMenú del díaだけだが選択肢は多い。一皿目はENSALADA GOURMET CON RULO, DADITOS, NUECES Y MÓDENA
とARROZ A LA CUBANA CON TOMATE Y HUEVO FRITO。二皿目はJUGOSO BISTEC DE TERNERA DE EXTREMADURA A LA PLANCHA CON PATATAS FRITASとLUBINA FRESCA EN LIBRO A LA PLANCHA CON ENSALADA O ZORONGOLLO。デザートはCuajada con MielとHelado de Contesa。それにパン、赤ワイン、ミネラルウォーター1.5l。さらにCafé cortado。以上、二人で33€。料理を出すタイミングもよく、味はまずまず。今日もお昼は満足できた。
部屋に戻って先ず明日の予定。予定ではOliva de Plasenciaまでで22kmだったが、それは今の私たちには非常に厳しい。他に方法ないかと考えているうちに眠くなってきたので、昼寝をしてから考えることにした。
Oliva de PlasenciaではなくPlasenciaに向かう案を思いついた。私の持っている地図ではCaminoはPlasenciaを通らないのだが、Plasenciaについてネットで調べてみるとCamino de la Plataの通り道にある主要都市の一つとなっていて見どころも多いようだ。現在地から13km程度と程よい距離なので最適。早速ホテルを予約。最高の解決策が見つかった。Plasenciaでは様子によっては連泊しても良いだろう。
隣のスーパーに行って今夜と明日の食料購入。その後、シャワー、日記、配偶者は洗濯。
星が見えて今はまだ好天。しかし予報では下り坂。
https://dosperegrinos.net/2025/03/16/sexta-peregrinacion-2615-3-2025/銀の道 Camino de la PlataCamino,Camino de la Plata,Santiago,サンティアゴ,巡礼動画 Cañaveral〜Grimaldo〜Carcaboso 7時起床。外はまだ暗く、窓のすぐ向こうの馬3頭はまだ立ったまま眠っているよう。やがて空が明るくなり始め、綺麗な朝焼け。鶏が鳴き始める。馬たちも動き始め、ゆっくり歩き回ったり立ち止まったり、たまに別の馬の動きにそこし驚いたように小走りしたり。のどかな田舎の朝の光景。 8時45分に出発。昨日、出発時には玄関の鍵をかけて鍵は横の穴から中に落とし入れておくように言われていたが、宿の主人がいて仕事を始めていたので、直接鍵を渡す。 歩いて10分もかからないChurreria Vaqueroで朝食。昨日、老婦人がここは良い店だと太鼓判を押していたところで、土曜日の朝から混んでいる。私はChurro y Chocolate、配偶者はTostada y Té con leche。ChocolateがColacaoなのは仕方ないか。しかしChurroは大変な人気で、店内で食べている人がいるのは当然だが、持ち帰り用に一抱えも紙袋に入れてもらっている人が列を作っている。実際、Churroを食べてみると揚げたてで少し塩味が効いていて美味しい。 食後、昨日バスを降りたところを通ってCaminoに向かう。ガソリンスタンドのBar跡のテラスにPeregrinoが一人座っている。 地図では国道に出たところでCaminoになるはずだが、途中で黄色い矢印が左折してCaminoと示している。未舗装の田舎道になり上り坂がはじまる。大きな犬が行先に現れ、こちらに来ないか心配したが、体に似合わず臆病な犬で、私たちが近づくと脇の草むらに逃げ込んで私たちの後ろに回る。飼い主が現れて私たちの前方から犬を呼ぶが、私たちが間にいるので犬は飼い主の方に行けない。 今朝の最低気温は2℃だったようだが、快晴で日向を歩いているとポカポカ。さらに上り坂が続くと暑くなってくる。ダウンを脱いぐと、まもなく道は急な登りになる。息を切らしながら登るのは今回のCaminoではじめて。そんなに長い距離ではなかったが。上り切った後は緩やかな上り下りが続き、景色は日本の低山を歩いているようで、松の疎林の間を数メートル幅の土の道が続いている。昨日も雨がなかったので道は乾いていて、水たまりはほんのたまに遭遇する程度。 道を3センチぐらいの長さの毛虫が数十匹一直線に繋がって横断していた。あんな習性の毛虫がいるのか。 下り坂が続いて低地に差し掛かると、地面の湿気が増して、水たまりなぬかるみが増えてくる。数カ所で通過するのに苦労することになるが、水の流れているところでは飛び石が置かれていて、何とか無事に通過。 ドライブインホテルだった建物があり、車が何台か停まっているのでBarは営業しているのかと近づいてみたが、完全な廃墟になっていた。 牧場の中に池が水をたたえ、公園のような光景を呈しているが、今日は一日の行程を通して出会った動物は宿の馬と鶏、臆病な犬、石垣の向こうから顔だけ出していた馬、行列の毛虫だけで、牛も羊も見かけなかった。 Caminoの分かれ道があり、GrimaldoのAlbergueの方向を示す案内板がある。そこで案内に従ってGrimaldoに向かうと、道は急に細くなり、獣道かと思うほどの細く草に覆われたものにかわる。そこを抜けると舗装道路に出、バス停にバスが停まっている。スクールバスだった。横に今日の目的地だったAsadorがあるが、13時開店なので12時半過ぎでは当然閉まっている。向かいにBar Cafetería El Refugio de Grimaldoという小さなBarがあったので入る。 当初の予定ではAsadorで昼食をとってからタクシーを呼んでもらうつもりだったが、このBarで飲み物を注文して、主人にCarcabosoに行きたいが公共交通機関はあるか聞いてみた。予想通りタクシーしかないとの返答だったので、タクシーを呼んでくれるように頼む。主人は電話をかけ、値段を聞いて40€だがいいかとたずねてくれる。OKして13時15分に来てもらうようにお願いする。優しく気の良さそうな主人だった。 車は13時半にやってきた。若い男性で感じは良い。Carcabosoまでは40kmほどだが、一般道の曲線の多いものなのでスピードは出ない。乗っていて非常に眠くなった。いくつかの村を通り過ぎてCarcabosoのHostal Restaurante Cafetería. Ciudad de Caparraに到着。入口はBarでお昼時とあって混んでいる。Camareraに声をかけると少し待って部屋に案内してくれる。綺麗な部屋だ。14時半の昼食をお願いする。部屋で片付けをして、Comedorに行くとテーブルにすぐに通してくれる。そんなに広くはないComedorでは数組の家族連れなどが食事中。 食事はMenú del díaだけだが選択肢は多い。一皿目はENSALADA GOURMET CON RULO, DADITOS, NUECES Y MÓDENA とARROZ A LA CUBANA CON TOMATE Y HUEVO FRITO。二皿目はJUGOSO BISTEC DE TERNERA DE EXTREMADURA A LA PLANCHA CON PATATAS FRITASとLUBINA FRESCA EN LIBRO...Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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