Sexta Peregrinación 35(24/3/2025)
動画 Salamanca〜Calzada de Valdunciel
7時起床。外を見ると雨。ひどくはないし風もなさそう。
朝食をホテルのビュッフェでとも考えていたが、昨朝の状態を考えると一人13€はあまりにも無駄遣いに思えるので、昨日ホテルん入る直前に見かけたCafe Bar el 101に行くことにする。幸い雨は上がっている。ホテルから徒歩5分ほど。ちょうど登校時間で小学生から中学生くらいがたくさん歩いている。小学校低学年までは保護者が付き添い。
Barは狭く、カウンター以外に背の高い小さなテーブル席が2つあるだけで、Camarero一人でやっている。客が結構入っている。幸いテーブル席につけた。

私はChurros y Chocolate、配偶者はTostadaとTé con leche。それにZumo de naranja。常連さんでいっぱいと言った感じの店だった。

ホテルに戻り、支度をして9時半に出発。Pl. Mayorに行く。雨上がりで空気は冷たいが、風がないので思っていたほど寒くはない。途中の道は人通りが少なかったが、マヨール広場にはもう団体観光客が2グループ来ていた。
広場を囲む建物のうちAyuntamientoの真下の門(正門?)をくぐって進むのがCamino。

路面にCaminoを示すプレートが埋め込まれている。
そこから伸びるほぼ真っ直ぐの大通りは、銀行街のような地区。その先に学園地区が続き、そして住宅地区。
短い桜?並木がある。そして大きなスーパーマーケットCarrefourで市街地は終わりのよう。そこで前に見かけたドイツ人夫婦に出会って挨拶。足の速い彼らは先に進んでいった。

Salamancaを抜けたあたりで先の二人が高齢女性の巡礼者と話し込んでいる。女性はずいぶん疲れている様子。私たちは先に進む。

いくつかのロータリーを越えながらもまっすぐ進んだが、やがてCaminoは国道から左に外れて未舗装の道になる。そんなにひどい道ではないが、雨のせいでいくらかぬかるんでいるところもある。
Salamancaを出て最初の町Aldeaseca de Armuñaに着いてBarに行くが、ちょうど出てきた若い女性が閉まっていると教えてくれる。さらに店内に声をかけてくれるが、店の女主人も今日は月曜日で休み、今は掃除中と申し訳なさそうにする。近くにBarはないかと聞くと、若い子はスマートフォンで調べて5km先の村にあると教えてくれる。それを聞いた女主人がガソリンスタンドにBarがあると言う。確かにそこに着く少し前にガソリンスタンドを見かけていたので、礼を言ってそちらに向かう。二人とも良い人だった。

数百メートル戻って国道に出、ガソリンスタンドに。いつもの小さな売店と片隅に休憩コーナー。自販機でコーヒー。やり方を迷っていると店員の男が教えてくれる。トイレを借りて少しの休憩。出ようとしたところに例のドイツ人夫婦が入ってくる。挨拶して私たちは出発。

町を抜けるとまた未舗装の道になり、広大な牧草地を進む。
1時間以上歩いたところで次の町、Castillanos de Villiqueraに近づくが、そこのBarはCaminoから少し離れているので、Camino沿いにあるサッカーコートで休むことにする。

小さなスタンドもあって座れそうだと持ったが、コート全体を金網の柵で囲い、いくつかある出入口は全て鍵がかけられている。仕方なく出入口前のコンクリートに腰掛けてバナナを食べて一休み。

そこはサッカーだけでなくテニス、フットサル、バスケットのコートもあった。

さらに町に入るといくつかの建物の壁に大きな絵が描かれている。文化に力を入れているのだろうか。しかし人気はない。

町を抜けるとまた広大な牧草地の間を進む。見渡す限り、360度牧草。道は相変わらず未舗装で、所々水たまりやぬかるみがあるが、大きな障害にはならない。

14時半ごろに今日の目的地Calzada de Valduncielに到着。小さな町だが、市庁舎は新しく立派に見える。先ず宿のAlbergeに行く。入口のブザーを押すが誰も出てこない。入口には泥で汚れた靴が3足あり、巡礼者が来ているのはわかるのだが。ブザーが鳴っているのかどうかもわからないのでノックしてみると、男性が一人出てきてくれた。しかし彼は宿泊者で、宿の人ではない。荷物だけロビーに置かせてもらい、食事に行く。
宿の近くにBarはあるが、数百メートルのところに評価の高いレストランがあるので、そちらへ行く。少し手前に昨夜予約の電話をかけたが留守電で返事のなかったオスタルがある。目的のレストランは国道を渡ったところ。着く直前に雨が降り出した。
Comedorに通されMenú del día。


一皿目はArroz TapadoとGarbanzos con Zetas。


二皿目はMerluza a la CazuelaとPechuga en Salsa de Champiñones。


デザートはTarta de ChocolatesとMuouse de Framboise。

飲み物はVino Tinto、Gaseosa、水1.5l。そして食後にCafé Cortado。これで28.6€。ワインは未開封の瓶が1本、パンにはピリ辛のペーストが添えられていた。味はまずまず、Camarera(おかみさん?)はお皿を少し斜めに置いて、ちょっと洒落てるでしょう、と言うような表情を見せて茶目っ気がある。
食べている最中に激しい雨と少しの雷鳴。雨が止むのを待って店を出る。
宿の方に戻る途中でミニスーパーで少しの買い物。Barで明日の朝食について聞いてみると、10時半からだからEl Pozoに行きなさいとのこと。スーパーの近くで例のドイツ人夫婦にまた会う。仲間らしき数人と話しているので、私たちは宿に戻る。先刻の男性がいるが、宿の人は戻って来ないとのこと。電話をかけると5分で行くからとのこと。確かに5分ほどでやって来たが、例のドイツ人夫婦もやって来て、しばらく待たされる。先ず私たちが部屋に案内されるが、手続きは後で。それからドイツ人夫婦の部屋の支度。手続きを終えたところで暖房のことを頼むと、小さな電気ラジエターを持ってくる。点けるとほの温かいが、安全装置が働くのか、しばらくすると切れる。またしばらくすると再通電するのだが、なかなか部屋は温まらない。シャワーは熱い湯が出るので、それで身体はいくらか温まったが。

17時ごろ、激しい雷雨。雹だったらしい。窓から見ると下の道は水浸し。歩いている時でなくてよかった。
部屋は狭くはないが暗く冷たい。シャワーは熱いがシャワーコーナーは狭く体を屈めるのも難しい。タオルはバスタオル1枚だけで足拭きタオルもない。これで45€は高い。昨日の4つ星ホテル、広くて快適な部屋が65€だったのだから、毎度のことながらAlbergueは高い。金額の絶対値は小さいが、質と比較するとAlbergueは高すぎる。
夕食は買ってあるもので宿の食堂に降りて済ませる。あとは日記を書いて寝るだけ。靴下を履き、ダウンを着込んでなんとか眠れれば良いのだが。
https://dosperegrinos.net/2025/03/25/sexta-peregrinacion-3524-3-2025//images/2025/05/image-477-700x394.webp/images/2025/05/image-477-150x150.webp銀の道 Camino de la PlataCamino,Camino de la Plata,Santiago,サンティアゴ,巡礼動画 Salamanca〜Calzada de Valdunciel 7時起床。外を見ると雨。ひどくはないし風もなさそう。 朝食をホテルのビュッフェでとも考えていたが、昨朝の状態を考えると一人13€はあまりにも無駄遣いに思えるので、昨日ホテルん入る直前に見かけたCafe Bar el 101に行くことにする。幸い雨は上がっている。ホテルから徒歩5分ほど。ちょうど登校時間で小学生から中学生くらいがたくさん歩いている。小学校低学年までは保護者が付き添い。 Barは狭く、カウンター以外に背の高い小さなテーブル席が2つあるだけで、Camarero一人でやっている。客が結構入っている。幸いテーブル席につけた。 私はChurros y Chocolate、配偶者はTostadaとTé con leche。それにZumo de naranja。常連さんでいっぱいと言った感じの店だった。 ホテルに戻り、支度をして9時半に出発。Pl. Mayorに行く。雨上がりで空気は冷たいが、風がないので思っていたほど寒くはない。途中の道は人通りが少なかったが、マヨール広場にはもう団体観光客が2グループ来ていた。 広場を囲む建物のうちAyuntamientoの真下の門(正門?)をくぐって進むのがCamino。 路面にCaminoを示すプレートが埋め込まれている。 そこから伸びるほぼ真っ直ぐの大通りは、銀行街のような地区。その先に学園地区が続き、そして住宅地区。 短い桜?並木がある。そして大きなスーパーマーケットCarrefourで市街地は終わりのよう。そこで前に見かけたドイツ人夫婦に出会って挨拶。足の速い彼らは先に進んでいった。 Salamancaを抜けたあたりで先の二人が高齢女性の巡礼者と話し込んでいる。女性はずいぶん疲れている様子。私たちは先に進む。 いくつかのロータリーを越えながらもまっすぐ進んだが、やがてCaminoは国道から左に外れて未舗装の道になる。そんなにひどい道ではないが、雨のせいでいくらかぬかるんでいるところもある。 Salamancaを出て最初の町Aldeaseca de Armuñaに着いてBarに行くが、ちょうど出てきた若い女性が閉まっていると教えてくれる。さらに店内に声をかけてくれるが、店の女主人も今日は月曜日で休み、今は掃除中と申し訳なさそうにする。近くにBarはないかと聞くと、若い子はスマートフォンで調べて5km先の村にあると教えてくれる。それを聞いた女主人がガソリンスタンドにBarがあると言う。確かにそこに着く少し前にガソリンスタンドを見かけていたので、礼を言ってそちらに向かう。二人とも良い人だった。 数百メートル戻って国道に出、ガソリンスタンドに。いつもの小さな売店と片隅に休憩コーナー。自販機でコーヒー。やり方を迷っていると店員の男が教えてくれる。トイレを借りて少しの休憩。出ようとしたところに例のドイツ人夫婦が入ってくる。挨拶して私たちは出発。 町を抜けるとまた未舗装の道になり、広大な牧草地を進む。 1時間以上歩いたところで次の町、Castillanos de Villiqueraに近づくが、そこのBarはCaminoから少し離れているので、Camino沿いにあるサッカーコートで休むことにする。 小さなスタンドもあって座れそうだと持ったが、コート全体を金網の柵で囲い、いくつかある出入口は全て鍵がかけられている。仕方なく出入口前のコンクリートに腰掛けてバナナを食べて一休み。 そこはサッカーだけでなくテニス、フットサル、バスケットのコートもあった。 さらに町に入るといくつかの建物の壁に大きな絵が描かれている。文化に力を入れているのだろうか。しかし人気はない。 町を抜けるとまた広大な牧草地の間を進む。見渡す限り、360度牧草。道は相変わらず未舗装で、所々水たまりやぬかるみがあるが、大きな障害にはならない。 14時半ごろに今日の目的地Calzada de Valduncielに到着。小さな町だが、市庁舎は新しく立派に見える。先ず宿のAlbergeに行く。入口のブザーを押すが誰も出てこない。入口には泥で汚れた靴が3足あり、巡礼者が来ているのはわかるのだが。ブザーが鳴っているのかどうかもわからないのでノックしてみると、男性が一人出てきてくれた。しかし彼は宿泊者で、宿の人ではない。荷物だけロビーに置かせてもらい、食事に行く。 宿の近くにBarはあるが、数百メートルのところに評価の高いレストランがあるので、そちらへ行く。少し手前に昨夜予約の電話をかけたが留守電で返事のなかったオスタルがある。目的のレストランは国道を渡ったところ。着く直前に雨が降り出した。 Comedorに通されMenú del día。 一皿目はArroz TapadoとGarbanzos con Zetas。 二皿目はMerluza a la CazuelaとPechuga en Salsa de Champiñones。 デザートはTarta de ChocolatesとMuouse de Framboise。 飲み物はVino Tinto、Gaseosa、水1.5l。そして食後にCafé Cortado。これで28.6€。ワインは未開封の瓶が1本、パンにはピリ辛のペーストが添えられていた。味はまずまず、Camarera(おかみさん?)はお皿を少し斜めに置いて、ちょっと洒落てるでしょう、と言うような表情を見せて茶目っ気がある。 食べている最中に激しい雨と少しの雷鳴。雨が止むのを待って店を出る。 宿の方に戻る途中でミニスーパーで少しの買い物。Barで明日の朝食について聞いてみると、10時半からだからEl Pozoに行きなさいとのこと。スーパーの近くで例のドイツ人夫婦にまた会う。仲間らしき数人と話しているので、私たちは宿に戻る。先刻の男性がいるが、宿の人は戻って来ないとのこと。電話をかけると5分で行くからとのこと。確かに5分ほどでやって来たが、例のドイツ人夫婦もやって来て、しばらく待たされる。先ず私たちが部屋に案内されるが、手続きは後で。それからドイツ人夫婦の部屋の支度。手続きを終えたところで暖房のことを頼むと、小さな電気ラジエターを持ってくる。点けるとほの温かいが、安全装置が働くのか、しばらくすると切れる。またしばらくすると再通電するのだが、なかなか部屋は温まらない。シャワーは熱い湯が出るので、それで身体はいくらか温まったが。 17時ごろ、激しい雷雨。雹だったらしい。窓から見ると下の道は水浸し。歩いている時でなくてよかった。 部屋は狭くはないが暗く冷たい。シャワーは熱いがシャワーコーナーは狭く体を屈めるのも難しい。タオルはバスタオル1枚だけで足拭きタオルもない。これで45€は高い。昨日の4つ星ホテル、広くて快適な部屋が65€だったのだから、毎度のことながらAlbergueは高い。金額の絶対値は小さいが、質と比較するとAlbergueは高すぎる。 夕食は買ってあるもので宿の食堂に降りて済ませる。あとは日記を書いて寝るだけ。靴下を履き、ダウンを着込んでなんとか眠れれば良いのだが。 Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos

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