動画　Ourense ~ Silleda

7時起床。8時にホテルの斜め前のBarに行って朝食。いつも通りの飲み物Café con leche、Té con leche、Zumo de naranja。食べるのはTostadaとクロワッサンにしたが、Tostadaが意外にも小さく軽く、クロワッサンが大きくて重いので、差がなくなった。

8時45分にチェックアウト。昨日寄ったショッピングセンターの脇を通り、開店を横目で見て、橋を渡る。続いて斜面を登ることになるが、斜めに登るエレベーターがあるので利用する。ほどなくして、バス停に到着。配偶者はそのバス停が合っているのか心配して、最も聞いてはいけない相手に訊ねてしまった。お婆さんに聞いたのだ。お婆さんは地図を見せるとここだと言うのだが、Lalín行きはここで良いのかとの質問には、遠い所に行くのはEstación からだと断言する。断言されたら無視できないので、急いでEstación に向かう。場所は分かっているし、時刻も間に合いそうなので良かったが。間に合って無事乗車。案の定バスは最初に行ったバス停に寄る。

バスは街中の坂を上って行き、市街地を抜けても上り続ける。Ourense は谷底から始まった街のようで、それも狭い谷の両側の急斜面から、さらに山の上に向けて拡大した街なのだ。郊外に出ても上りが続き、標高600mくらいまで上がっただろうか、その後は峰を縫って進む。いくつかの町を過ぎ、やがて下り坂が続くと、目的地のLalín。街外れに近いところにあるバスセンターに到着。最近のバスセンターには珍しく、広いBarが営業中。Téと Agua Con gasを注文すると、ポテトチップとBiscochoがついてきや。

街を横断するように歩いて、Caminoに向かう。市街地では建物の影を進めるので、日差しをまともに受けずにすむ。しかし市街地が終わると日向を歩かざるをえなくなり、次第に強まる日差しで暑くなってくる。車の多い通りを進んでいると、私の地図ではまだ先のはずのCaminoの表示がある。最初は無視したが、裏道を通れそうなので行ってみる。工場や倉庫などの裏を通り、泊まろうかとも思ったが近すぎるのでやめたホテルの裏側を抜けて行くと、アルベルゲがあり、やがて私の地図にもあるCaminoに出る。

一休みしたいと思ってレストランに入るが、もう13時で食事中の客も多いので、昼食にする。

Menú del día で一皿目はMENESTRA D/ VERDURAとTORTILLA C/ENSALADA。二皿目はARROZ CI CHAMPINÓNとLACÓN AO FORNO。デザートはFlanとHelado。飲み物はAgua Con gasと水。

仕事の途中での昼食という人が多く、14時には一斉に出て行った。私たちの支払いの時Camareraは、彼らの食事を1時間で終わらせるため自分たちも急がなければならない、とぼやいていた。私たちは昼食に1時間半かけてしまう。この店でPeregrinoを二人見かける。

その後は国道に近づいたり離れたりの田舎道。

暑い日差しの中を歩いていると、子どもの頃の夏を思い出す。

上り下りがあるが木陰も多いので、きょりはながくなるものの国道を歩くよりはマシ。

オレオの横で桜が満開になっている。

高い橋脚のコンクリート橋があり、すぐ近くの谷に小さなローマ橋Ponte Taboadaがある。

飲める水の泉があり、水筒に補給。

少し先に休憩所があり、ベンチで一休み。水道があるので何度も顔を洗い、一息入れる。

休憩所の出入口にBarまで200mの表示。200mのはずはないだろうと思って進むと、やはり500mほど先の角を曲がって100m以上行った国道に面したところにBarが見える。

その後も上り下りの田舎道。

いくつかの集落私抜けた先でCaminoが川になっている。晴天続きで心配ないと思っていたのに、水浸しの道を歩くはめに。しかし飛び石や道の縁のわずかな部分でなんとか靴を濡らさずに通過出来た。

間もなく今夜の宿のあるSilleda に到着。Barから入ってチェックインするが、名前を言うとすぐに鍵を渡してくれる。サインも不要で、パスポートはと訊ねると笑って、いらないとの返事。部屋は狭くない。バスルームもシャワーコーナーも広い。なぜか室内は涼しい。快適に過ごせそう。

先ずシャワーを浴びてから明日の宿の予約。今日の行程が予想外に長く、暑さもあって厳しかったので、明日は短く楽な日程を組む。

夕食は下のBarでPlato Combinado のCalamares Fritos一人分にするが、多くてびっくり。二人でようやくの思いで食べ切った。

部屋に戻って日記を書くが、眠くて概要しか書けない。

 

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