動画 Silleda〜Bandeira

昨日の疲れもある上に今日の行程は非常に短いので、起床は8時。

9時過ぎから宿のBarで朝食。いつものCafé con leche、Té con leche、Zumo de naranjaに、今日は二人ともクロワッサン。それにおまけでBiscochoが4切れついてくる。これで結構お腹いっぱいになる。

10時20分にチェックアウト。Barで鍵を返しあがらクレデンシャルにスタンプを押してもらう。ここのCamareraたち、昨夜の若い二人、今朝の中年の二人、皆無愛想で時にはこちらを睨むような様子に見えるのだが、ふとした拍子ににっこり笑う。今朝も最後に笑って見送ってくれる。ガリシア人の特徴かもしれない。

今朝も朝から晴れている。予報では昨日ほどの暑さではないようなのだが、長袖シャツ一枚で十分。

市街地を横断するようにしてCaminoは昨日と同じような田舎道に分岐する。街路にはオレンジらしきものが成り桜が咲いている。日本では見たことのない組み合わせ。遠く近くに桜が見える。またガリシアではよくある昔の共同洗濯場が、もちろん今は使われていないが、水を豊富に流しながら残っている。

石の壁に藤の花が満開になっている。棚ではなく石壁というのが私たちには珍しい。

菜の花畑も満開。ここは今春真っ盛り。気温はここ数日異常に高くて、最高気温が30度になるところもあるのだが。

林の中の道では木陰になって心地よく歩くことができるが、日向が続くと汗をかいてしまう。

ワラビに似た植物が道端にたくさん出ている。調べてみるとやはりワラビ。スペインでは料理でもスーパーでも、市場でも見かけたことがないので、スペイン人はワラビ、ゼンマイ、コゴミなどといったものは食べないのだろう。キノコ狩りの姿は見かけたことがあり、スーパーでもレストランでもよく見るのだが。

川の水量は多目だが、もう引いたのか、ガリシアでは洪水のような状態はなかったのか。

久しぶりに高速道路を越えと、間もなく小さな教会と牛と桜が見えて、もうすぐ今日の目的地Bandeira。Caminoは少し遠回りする形で町に入る。いくつかのBar、Restaurante、店舗などが並び、ここが小さな町ではないことがわかる。

今日の宿に着いたのは12時半。それでもチェックインできる。入口のBarで声をかけるとすぐに鍵を渡してくれ、パスポートなどの手続きは後でということ。部屋に入ると、広さは昨日と大差ないが、古びている。それでも清潔そうだしバスルームも広いので良しとする。

荷物を片付け、シャワーを使ってすっきりする。配偶者がシャワーを浴びている間に下に行ってチェックイン手続き。パスポートの内容を書き写すのに随分時間をかけている。慣れたところ、新しいところではスマートフォンでパスポートを撮影して終わりなのだが。支払いも同時に済ませる。明日の朝食は何時を希望かと聞くので、8時にと答えるが、8時半しか出来ないとのこと。仕方がない。

部屋に戻り、近所のレストランを調べてみるが、周辺の店でMenú del díaを出しているところは見つからない。隣の店がPlato combinadoを出しているようなので、そこにする。

行ってみると昼食はMenú del díaのみ。当たり前すぎて情報として出していないのか。店頭にも表示はないのだが、テーブルにつくといつものように先ず飲み物の注文を聞かれる。Vino tinto con Gaseosaと水を注文。するといきなりPrimeroと一皿目のメニューのメモを読み上げる。

一皿目はAros con chipironesとEnsalada Macarones。二皿目はCerdoとPescado frito。二皿目には別皿で野菜サラダが付いてきた。デザートはFranとHelado。Ensaladaにはスペインで初見のモヤシが入っていた。Pescadoは舌平目。味は普通、素材も普通。しかし値段は一人10€少々と安かった。

ホテルの部屋に戻り、明日以降に日程検討。Santiagoまで三日の日程を考えていたが、宿を調べるとここから17km、さらに17kmで Satiagoという位置に良い宿が見つかったので、そこを予約。これで明後日の午後にはSantiago de Compostela到着が決まった。

昨日の日記を仕上げてから昼寝。その後は今日の日記。部屋の前の廊下の突き当たりにサロンがあるので、そこを利用。隣の部屋のテレビの音が筒抜けだが、人は来ないので落ち着いて書ける。

20時40分から下のBarで軽食。何か食べ物を頼もうかと思ったが、KAS LimónとMenta Poleaを頼んだら、Biscocho一切れとスライスチーズ3枚に小さなパン一切れがついてきたので、それだけにしておく。

夕方から久しぶりの雨。小雨とは言えない降り方。明日は17km歩くことにしたが、暑さの心配がなくなった代わりに雨と冷えの心配。Caminoは終わるまで分からないもの。

日曜日からのSemana Santa(聖週間)の話題がようやくテレビのニュースで取り上げられるようになってきた。ずっとトランプ関税で持ちきりだったので。Semana Santa初日にSantiago de Compostela に着く予定だが、ホテルの予約サイトを見る限りは、泊まるところがなくて困るような状況にはなっていない。

それよりも先ずは明日の雨。

 

 

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