キューバの交通機関(遠距離)
キューバ国内での遠距離移動の手段には、鉄道、バス、飛行機がある。
鉄道は、キューバ人自身も含めてあまり利用されていないようだ。Habana駅でさえもホームに停まっている列車は少なく、待合室も閑散としていた。また地方では貨物列車は走っていても客車は見かけなかった。
遠距離移動手段の中心になっているのはバス。
車両は、中国製(後部に「中国宇通」とある)で外見は悪くないが、中古らしく座席シートはくたびれている。もっと大きな欠点は道路の傷み。道幅は広いところが多いのだが、舗装の傷みがひどい。昼間はそれほど気にならないが、夜行ではガタガタと揺れが激しいためにほとんど眠れなかった。
空路はHabanaと主要都市を結んでいるが、第二の都市であるSantiago de Cubaとの間でも日に1便しかなく、なかなか予約が取れなかった。またIsla
de la Juventudという島に行きたかったのだが、満席であきらめざるを得なかった。
Santiago de Cuba空港。国際空港ではあるが、一日の発着が全部で数便。
待合室もこれだけで、地方都市のバスターミナルと大差ない。
搭乗時のチェックは非常に厳しく、待合室に入る時の所持品検査ではPCの電源も入れさせられてWindowsが起動するのを見せなければならず、カバンの中も隅まで点検された。更に乗り込む直前にもう一度検査があった。
レンタカーもあるが、標識や信号が少ない上に見難いので、運転する気にはならなかった。渋滞はHabana市街地でさえもほとんどないのだが。
por Andres
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