La Habana旧市街の広場では毎日、古本屋がDSC02745店を開いていた。直射日光の照りつける中、店員は木陰に入っていても、本には陽が当たりっ放しだった。そのせいか本は茶色に変色し、紙は傷んでページをめくると崩れそうなものも少なくなかった。

 

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Santa Claraの街中にあった図書館。本は古びているものが多く、数も多くはないようだったが、高校生や大学生が熱心に勉強していた。

 

 

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La Habanaの書店。本はとにかく少ない。棚に立てて並べるほどもないためか、横積みにしてある。しかも古書かと思えるような古びた本がずいぶんあった。また雑誌は薄いものがほんの数種類売られているだけだった。

とにかくキューバでは紙が貴重品のようだ。レストランのテーブルに紙ナプキンは置かれていない。ホテルや旅行会社で渡されるメモは5センチ四方ほどに小さく切った紙片。博物館で渡されるのは電車の切符くらいの大きさの薄い入場券で、それさえもないところが多い。だからなのか、街中に紙屑が散乱していることもない。

並んでいる本にはカストロ、ゲバラ、ホセ・マルティが圧倒的に多い。しかしなぜかマルクスのものはほんの数冊しか見かけなかった。

por Andres

Andres y Ameliaキューバ旅行La Habana旧市街の広場では毎日、古本屋が店を開いていた。直射日光の照りつける中、店員は木陰に入っていても、本には陽が当たりっ放しだった。そのせいか本は茶色に変色し、紙は傷んでページをめくると崩れそうなものも少なくなかった。   Santa Claraの街中にあった図書館。本は古びているものが多く、数も多くはないようだったが、高校生や大学生が熱心に勉強していた。     La Habanaの書店。本はとにかく少ない。棚に立てて並べるほどもないためか、横積みにしてある。しかも古書かと思えるような古びた本がずいぶんあった。また雑誌は薄いものがほんの数種類売られているだけだった。 とにかくキューバでは紙が貴重品のようだ。レストランのテーブルに紙ナプキンは置かれていない。ホテルや旅行会社で渡されるメモは5センチ四方ほどに小さく切った紙片。博物館で渡されるのは電車の切符くらいの大きさの薄い入場券で、それさえもないところが多い。だからなのか、街中に紙屑が散乱していることもない。 並んでいる本にはカストロ、ゲバラ、ホセ・マルティが圧倒的に多い。しかしなぜかマルクスのものはほんの数冊しか見かけなかった。 por Andres退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)