旧東海道 19日目
吉田宿~御湯宿~赤坂宿
朝7時前に自宅を出発し、新幹線こだまで浜松へ、さらに東海道本線で豊橋に移動。豊橋駅に着いたのは11時15分。豊橋まで新幹線で直行しなかったのは、「ぶらっとこだま」という割引切符が豊橋駅に対応していなかったため。
駅から吉田宿本陣跡近くの「きく宗」まで歩き、昼食にする。ここは文政年間創業の老舗で、豆腐田楽と菜めしが名物。
豆腐田楽は、自家製の豆腐に八丁味噌だれ。菜めしは大根葉を入れたもの。素朴な料理だが美味しい。しかしこれで一人1,785円は高い。昼時とは言っても雨なのに、客は結構入っていた。帰り際、おからを自由にお持ちください、と声をかけてくれたが、残念ながら私たちは遠慮せざるを得ない。
御湯宿を目指して歩きはじめる。一時、空が明るくなって雨がほとんど止みかけたので天気が回復に向かうのかと喜んだが、すぐに雲が厚くなってしとしとと降られ続けた。
御湯宿本陣跡に着いたのは15時50分。
御湯宿を過ぎると樹齢300年以上と言われる松の並木がしばらく続く。様々な枝ぶりの立派な松が並んでいる。
しかし最後の1本は、皮がはがれた後にモルタルのようなものを塗り、そこに表皮を模した絵柄を描いてある。遠くから見る分には分からないが、近くからだと異様だ。
赤坂宿には16時15分に到着。御湯宿からは1.6kmほど。川や峠などの難所で隔てられているわけでもなく平坦な松並木を通るだけなのに、どうしてこんなにこの宿場間隔は小さいのだろう。次の宿場まで16km以上離れているところもあるというのに。
今夜の宿は、ここ「旅籠 大橋屋」。
江戸時代の旅籠がそのまま旅館として営業を続けているところ。
一晩に2組しか泊めないそうだが、確かに宿泊できる部屋は2階の通りに面した3部屋と奥の改築された3部屋だけ。しかもそれぞれの3部屋は襖で隔てられているだけなので、2組限定ということになるのはやむを得ない。希望した日に泊まれた私たちは幸運だったのかもしれない。
通り側は芭蕉も泊ったことのある部屋で、昔のまま。エアコンも設置されておらず、暖房も火鉢とストーブ。そのため夏場はここには泊めないそうだ。残念ながら私たちは奥の部屋に泊められた。
夕食は自然薯たっぷり。とろろは大量で、これだけでも満腹になりそ
https://dosperegrinos.net/2010/11/22/%e6%97%a7%e6%9d%b1%e6%b5%b7%e9%81%93-19%e6%97%a5%e7%9b%ae/東海道中吉田宿~御湯宿~赤坂宿 朝7時前に自宅を出発し、新幹線こだまで浜松へ、さらに東海道本線で豊橋に移動。豊橋駅に着いたのは11時15分。豊橋まで新幹線で直行しなかったのは、「ぶらっとこだま」という割引切符が豊橋駅に対応していなかったため。 駅から吉田宿本陣跡近くの「きく宗」まで歩き、昼食にする。ここは文政年間創業の老舗で、豆腐田楽と菜めしが名物。 豆腐田楽は、自家製の豆腐に八丁味噌だれ。菜めしは大根葉を入れたもの。素朴な料理だが美味しい。しかしこれで一人1,785円は高い。昼時とは言っても雨なのに、客は結構入っていた。帰り際、おからを自由にお持ちください、と声をかけてくれたが、残念ながら私たちは遠慮せざるを得ない。 御湯宿を目指して歩きはじめる。一時、空が明るくなって雨がほとんど止みかけたので天気が回復に向かうのかと喜んだが、すぐに雲が厚くなってしとしとと降られ続けた。 御湯宿本陣跡に着いたのは15時50分。 御湯宿を過ぎると樹齢300年以上と言われる松の並木がしばらく続く。様々な枝ぶりの立派な松が並んでいる。 ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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