旧東海道 22日目
豊明駅~鳴海宿~宮宿~七里の渡し舟着場
昨夕と逆コースをたどって電車で豊明駅に移動し、歩きはじめたのは9時50分。
1時間弱で桶狭間古戦場に到着。小さな公園になっていて、今川義元の墓などがある。
鳴海宿の手前、間の宿有松は絞りの産地として栄えたところで、現在でも絞り製品を生産・販売する店が並んでいる。「有松鳴海絞会館」をのぞいてみる。会館前の人通りは少なく平日の午前中だというのに、それほど広くない展示即売場に客が結構入っている。
近くの「寿限無茶屋」は古い商家をそのまま残しているうどん屋。ここで昼食にしようと思っていたのだが、定休日。
幸いすぐ先にあった「やまと」で食事をとることができた。
牛肉壺煮御膳(左)と湯漬セット(右)
こちらはデザート。
味も店の雰囲気も良く、今日は珍しくまともな昼食にありつけた。
このあたりから街道の風情を残した町並みが続く。
有松は風情を残していたのに、鳴海宿本陣跡の立て札の横はごみ集積場になっていた。
到着したのは13時40分。
宮宿(名古屋)に近付くに従って街道らしさは薄れ、ただの街中の道になっていったが、この「笠寺一里塚」には立派な榎が残っている。
ビルの片隅に「都々逸発祥の地」の石碑が立っていた。
旧東海道は大通りに寸断され、迂回し歩道橋を渡って街道の続きを辿るような進み方になる。
宮宿、「七里の渡し舟着場」に到着したのは15時55分。公園として整備され、常夜灯や時の鐘が復元されているが、宿場の名残はほとんどない。
江戸時代はここから船で桑名までの七里を渡っていた。隅田川や東京湾の水上バスのようなものがあれば助かるのだが、ここには現在は航路はない。
熱田神宮を抜けてバスターミナルに行き、市内の叔母宅に向かう。
今回の旧東海道歩き旅はここまで。今晩は叔母宅に泊まり、明日は午前の「こだま」で東京に戻る。
豊明駅から七里の渡し舟着場まで15.72km。25,600歩。
この日の総歩数33,338。
por Andres
https://dosperegrinos.net/2010/11/25/%e6%97%a7%e6%9d%b1%e6%b5%b7%e9%81%93-22%e6%97%a5%e7%9b%ae/東海道中豊明駅~鳴海宿~宮宿~七里の渡し舟着場 昨夕と逆コースをたどって電車で豊明駅に移動し、歩きはじめたのは9時50分。 1時間弱で桶狭間古戦場に到着。小さな公園になっていて、今川義元の墓などがある。 鳴海宿の手前、間の宿有松は絞りの産地として栄えたところで、現在でも絞り製品を生産・販売する店が並んでいる。「有松鳴海絞会館」をのぞいてみる。会館前の人通りは少なく平日の午前中だというのに、それほど広くない展示即売場に客が結構入っている。 近くの「寿限無茶屋」は古い商家をそのまま残しているうどん屋。ここで昼食にしようと思っていたのだが、定休日。 幸いすぐ先にあった「やまと」で食事をとることができた。 牛肉壺煮御膳(左)と湯漬セット(右) ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
こんにちは
目標達成、おめでとうございます。
色々、見ながら歩くことは楽しいですね。
また、一緒に歩ける機会があれば良いなと思っています。
今、福島千里選手の腹筋が話題になっています。あれは腹筋というより腹筋の下にあるインナーマッスル(腸骨筋、大腰筋および小腰筋)がすごく発達しているのであって、小さな日本人でも大柄な外人に対抗できることを証明してくれてうれしい限りです。
昔の日本人や着物を着て凛としている人は姿勢を整えるインナーマッスルが発達しています。
それは歩くことでも鍛えられます。インナーマッスルを意識しながら歩くとスピードも早く、距離も伸びるようになります。自分も中年ながら、それを鍛えていつまでも凛として元気でいたいと思っています。