内部駅(近鉄内部線)~石薬師宿~庄野宿~亀山宿~亀山IC(東名阪自動車道)付近のホテルIMGP3082

昨夕と逆に、四日市駅から近鉄電車で内部駅に移動し、9時20分に内部駅前から東海道を歩きはじめた。

間もなく杖衝坂。急な上り坂だが、短いので疲労は少ない。

IMGP3084坂の途中に芭蕉の「歩行(かち)ならば杖つき坂を落馬かな」という季語のない句碑がある。

 

 

 

 

 

 

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石薬師宿本陣跡に着いたのは10時55分。

 

 

 

 

 

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この町は佐々木信綱の生地で、宿場としてよりもこちらの方に力を入れているようだ。

 

 

 

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宿場内の街道は「信綱かるた道」と命名され、彼の作品を記した立て札が、街道に沿って十数メートルおきに36本立てられている。

 

 

 

 

 

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生家と、隣接した資料館が無料公開されている。

 

 

 

 

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宿場のはずれに「石薬師寺」がある。この町はもともとここの門前町として発展したとのこと。

庭の紅葉がまだきれいだったが、作庭があまりにわざとらしくて気に入らない。

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庄野宿本陣跡に着いたのは12時25分。

標石が立っているだけ。

 

 

 

 

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「庄野宿資料館」になっている旧小林家住宅は趣があったが、今日は休館。

 

 

 

 

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庄野宿を過ぎて見かけた常夜灯からは蛍光灯が突き出ていて興ざめだった。

 

 

 

 

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亀山宿本陣跡に着いたのは15時50分。

 

 

 

 

 

 

 

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ここでは、昔の街並みが失われて行く中で少しでも宿場の記憶を留めようと、各家々に江戸時代のその地の屋号を掲げている。

古い家にもモダンな家にも掛けてあり、それを読んで歩くだけで宿場の様子が想像でき、これはすばらしい企画だと思う。

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亀山宿を過ぎて「野村一里塚」。樹齢400年というみごとなムクの木が夕暮れの中に堂々と立っていた。

 

 

 

 

 

次の関宿には適当な宿が無いようなので、今夜は2kmほど手前の亀山インターチェンジ付近のホテルに泊まることにした。

今日はこれまでで最悪の食事になってしまった。石薬師宿の手前にあったスーパーを最後に、庄野宿を過ぎても食事処はもちろん1軒のコンビニも食料品店もなかった。14時ごろに、亀山宿の5kmほど手前の井田川駅(JR関西本線)付近でようやくうどん屋を見つけることができた。食事にありつけただけで満足すべきなのだろうが、つゆの味が濃く、好みではなかった。夕食は、ホテルの位置が町から離れたインターチェンジ周辺ということで心配していたのだが、案の定ホテル周辺には1軒の食事処もなく、隣のコンビニで弁当を買うはめになってしまった。

内部駅から亀山IC近くのホテルまで24.60km。38,100歩。

この日の総歩数38,656。

por Andres

Andres y Amelia東海道中内部駅(近鉄内部線)~石薬師宿~庄野宿~亀山宿~亀山IC(東名阪自動車道)付近のホテル 昨夕と逆に、四日市駅から近鉄電車で内部駅に移動し、9時20分に内部駅前から東海道を歩きはじめた。 間もなく杖衝坂。急な上り坂だが、短いので疲労は少ない。 坂の途中に芭蕉の「歩行(かち)ならば杖つき坂を落馬かな」という季語のない句碑がある。             石薬師宿本陣跡に着いたのは10時55分。           この町は佐々木信綱の生地で、宿場としてよりもこちらの方に力を入れているようだ。       宿場内の街道は「信綱かるた道」と命名され、彼の作品を記した立て札が、街道に沿って十数メートルおきに36本立てられている。...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)