マカオ旅行(3)
聖ドミニコ教会はバラの聖母が主役で、キリスト教と言うよりマリア教といったもの。ラテンを感じさせられる。
盧家屋敷に行くが、月曜で休館。明日再訪することにする。
セントポール天主堂跡に向かう途中の道では、「珍味」肉や菓子を次々に試食させて客引きをしている。
天主堂跡はファサードだけが残っているという奇妙な状 態。地震がないのでこんな形で残っているのだろう。マカオ一の観光地で、訪れている人も多くイエズス会記念広場から天主堂までの階段は大変な賑わい。裏手に ある天主教芸術博物館には長崎26聖人を描いた絵が展示されている。地下納骨堂では禁じられているにも拘らず硬貨が沢山投げられており、天主堂ファサードの窓跡にも沢山の硬貨がたまっている。どこの人も賽銭が好きなようだ。
モンテの砦に登る。オランダが攻撃して来た時にここからイエズス会の修道士たちが砲撃してオランダ軍の弾薬庫を爆発させて撃退したそうだが、聖職者が殺戮に手を染めるなど、いかにもキリスト教らしいできごと。
砦の中にあるマカオ博物館は月曜で休館。やはり明日再訪することにする。
イエズス会記念広場に戻ってから聖アントニオ教会に向かう。途中の道には骨董品店が沢山並んでいるが、どの店にも客は殆んどいない。どうやって成り立っているのだろうか。
聖アントニオ教会もそれほどのものではない。修理中だったが、足場は 竹で組まれている。後で気づいたが、マカオでは高いビルも含めて建築用の足場は全て竹製。日本で金属製になったのはいつ頃のことだっただろうか。
カモンエス公園でカモンエス像を見る。岩穴の中にある。一昨年訪れたロカ岬にカモンエスの詩句、「ここに地終わり海はじまる」があっ
た。ユーラシア大陸の両端に 、カモンエスとともに私たちも立ったことになる。この公園 には近所の住民が沢山散歩に来ており、胡弓を携えた数人が集まって練習している。なかなか上手い。また、トランプや将棋に似たゲームに興じる人も多い。
隣接するカーザ庭園には庭師一人がのんびりと庭の手入れをし、大きな犬が寝返りをうちながら眠っているだけ。
さらにそれに隣接するプロテスタント墓地も、私たち以外には二組のペアが見学に来ているだけ。
セナド広場に戻る途中で通った福隆新街は遊廓だっ たところをレストラン街にしたところ。赤い格子窓の二階建て長屋が続き、小さなレストランが並んでいる。
暑くはないがやたらと口が乾く。途中でミネラルウォーターを買うが、すぐに飲み干してしまう。
セナド広場を過ぎ、ホテル・グ ランドリスボアに。ここも金ぴか趣味で、金製の細工物がいくつも飾られている。カジノでシャトルバスのチケットをもらい、フェリーターミナルへ。ターミナル内の安食堂で夕食。ポテ トカレー麺とレタス麺にアイスコーヒーで合計60パタカ。安く味もよい。量も多くなくてよかった。
ターミナルからシャトルバスでベネチアン・ホテルにもどる。遠くにホテル・グランドリスボアの派手なイルミネーションがみえる。
ホテルに帰り着いて運河の周辺を歩き回る。タルト屋があったので入ってタルトとアイスコーヒーで休憩。マカオのアイスコーヒーはどこのもあらかじめシロップを入れてあり、甘すぎる。タルトはリスボンで食べたものの方が美味しかったような気がする。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2011/12/05/%e3%83%9e%e3%82%ab%e3%82%aa%e6%97%85%e8%a1%8c%ef%bc%883%ef%bc%89/海外旅行2日目午後 聖ドミニコ教会はバラの聖母が主役で、キリスト教と言うよりマリア教といったもの。ラテンを感じさせられる。 盧家屋敷に行くが、月曜で休館。明日再訪することにする。 セントポール天主堂跡に向かう途中の道では、「珍味」肉や菓子を次々に試食させて客引きをしている。 天主堂跡はファサードだけが残っているという奇妙な状 態。地震がないのでこんな形で残っているのだろう。マカオ一の観光地で、訪れている人も多くイエズス会記念広場から天主堂までの階段は大変な賑わい。裏手に ある天主教芸術博物館には長崎26聖人を描いた絵が展示されている。地下納骨堂では禁じられているにも拘らず硬貨が沢山投げられており、天主堂ファサードの窓跡にも沢山の硬貨がたまっている。どこの人も賽銭が好きなようだ。 モンテの砦に登る。オランダが攻撃して来た時にここからイエズス会の修道士たちが砲撃してオランダ軍の弾薬庫を爆発させて撃退したそうだが、聖職者が殺戮に手を染めるなど、いかにもキリスト教らしいできごと。 砦の中にあるマカオ博物館は月曜で休館。やはり明日再訪することにする。 イエズス会記念広場に戻ってから聖アントニオ教会に向かう。途中の道には骨董品店が沢山並んでいるが、どの店にも客は殆んどいない。どうやって成り立っているのだろうか。 聖アントニオ教会もそれほどのものではない。修理中だったが、足場は 竹で組まれている。後で気づいたが、マカオでは高いビルも含めて建築用の足場は全て竹製。日本で金属製になったのはいつ頃のことだっただろうか。 カモンエス公園でカモンエス像を見る。岩穴の中にある。一昨年訪れたロカ岬にカモンエスの詩句、「ここに地終わり海はじまる」があっ た。ユーラシア大陸の両端に 、カモンエスとともに私たちも立ったことになる。この公園 には近所の住民が沢山散歩に来ており、胡弓を携えた数人が集まって練習している。なかなか上手い。また、トランプや将棋に似たゲームに興じる人も多い。 隣接するカーザ庭園には庭師一人がのんびりと庭の手入れをし、大きな犬が寝返りをうちながら眠っているだけ。 さらにそれに隣接するプロテスタント墓地も、私たち以外には二組のペアが見学に来ているだけ。 セナド広場に戻る途中で通った福隆新街は遊廓だっ たところをレストラン街にしたところ。赤い格子窓の二階建て長屋が続き、小さなレストランが並んでいる。 暑くはないがやたらと口が乾く。途中でミネラルウォーターを買うが、すぐに飲み干してしまう。 セナド広場を過ぎ、ホテル・グ ランドリスボアに。ここも金ぴか趣味で、金製の細工物がいくつも飾られている。カジノでシャトルバスのチケットをもらい、フェリーターミナルへ。ターミナル内の安食堂で夕食。ポテ トカレー麺とレタス麺にアイスコーヒーで合計60パタカ。安く味もよい。量も多くなくてよかった。 ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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