甲州街道8日目(3/26)
2ヵ月半ぶりに甲州街道の旅を再スタート。今回は上野原駅から鳥沢駅まで。上野原駅は崖の中腹にあり街道に出るためには急斜面を登ることになる。市街地は国道20号線が通り、商店街が続く。名物の酒饅頭の店を6軒発見。小腹がすいたので熱々の饅頭でエネルギー補給。食べると元気が出てきた。
鶴川宿に入るとよく手入れされた庭付きの広い家が目に付いた。門前に春を告げる生け花とゴルフを楽しむ狸の剥製を飾って歓迎の意を表している屋敷あり。見知らぬ旅人の目をも引く心憎い演出に思わずにっこり。こまやかに庭木の手入れをしている家も多く、ゆとりのある暮らしとはこういうものだろうなぁと思う。
大椚一里塚の近くでふきのとうを発見。風はまだ冷たいけれど季節は春。犬の散歩をしていた女性からふきのとうをプレゼントされ、翌日蕗味噌にした。ちょっぴり苦い味噌味でごはんが進む。
長峰砦跡の一部は中央高速の下、有無を言わせずひたすら伸びる道路上を車がビュンビュン飛ばしていく。
甲州霊場の第七番札所西光寺の門前には「甲州道中遍路みち」の看板だけでなく、住職の趣味なのか道路沿いにいろいろな言葉を書いた看板が置かれていた。
荻野一里塚を過ぎた先で見つけた歩道橋は水路にもなっていてきれいな水がさらさらと流れていた。中央高速水道橋?
昼食は街道沿いに食堂らしきものがまったくないので、談合坂SAに裏の公園から入り天ぷら地粉うどんとおやきで済ます。平日なのに春休みだからなのかけっこう混み合っていた。
甲州街道の最高地点、富士山の絶景ポイント犬目宿では、雲のせいで残念ながら富士山の一部しか眺められなかった。
天保7年の郡内一揆の頭領だった「犬目平助の墓」で彼が逃亡後、地元にもどり、72歳で亡くなったという案内板に江戸時代にそんなお目こぼしがあったのかと嬉しくなった。
今回は新しいトレッキングシューズの履き心地を試すのに手ごろな上り下りの多いルート。さほど指の痛みも靴擦れもなかったが、久しぶりだったせいか少々くたびれた。春真っ盛りの甲州路、4月の旅が楽しみだ。
本日の歩行距離 18.95km 32,500歩
por Amelia
https://dosperegrinos.net/2012/03/27/%e7%94%b2%e5%b7%9e%e8%a1%97%e9%81%938%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%88%ef%bc%93%ef%bc%8f%ef%bc%92%ef%bc%96%ef%bc%89/甲州道中2ヵ月半ぶりに甲州街道の旅を再スタート。今回は上野原駅から鳥沢駅まで。上野原駅は崖の中腹にあり街道に出るためには急斜面を登ることになる。市街地は国道20号線が通り、商店街が続く。名物の酒饅頭の店を6軒発見。小腹がすいたので熱々の饅頭でエネルギー補給。食べると元気が出てきた。 鶴川宿に入るとよく手入れされた庭付きの広い家が目に付いた。門前に春を告げる生け花とゴルフを楽しむ狸の剥製を飾って歓迎の意を表している屋敷あり。見知らぬ旅人の目をも引く心憎い演出に思わずにっこり。こまやかに庭木の手入れをしている家も多く、ゆとりのある暮らしとはこういうものだろうなぁと思う。 大椚一里塚の近くでふきのとうを発見。風はまだ冷たいけれど季節は春。犬の散歩をしていた女性からふきのとうをプレゼントされ、翌日蕗味噌にした。ちょっぴり苦い味噌味でごはんが進む。 長峰砦跡の一部は中央高速の下、有無を言わせずひたすら伸びる道路上を車がビュンビュン飛ばしていく。 高速を何度も横断しながら歩き野田尻宿へ。 甲州霊場の第七番札所西光寺の門前には「甲州道中遍路みち」の看板だけでなく、住職の趣味なのか道路沿いにいろいろな言葉を書いた看板が置かれていた。 荻野一里塚を過ぎた先で見つけた歩道橋は水路にもなっていてきれいな水がさらさらと流れていた。中央高速水道橋? 昼食は街道沿いに食堂らしきものがまったくないので、談合坂SAに裏の公園から入り天ぷら地粉うどんとおやきで済ます。平日なのに春休みだからなのかけっこう混み合っていた。 甲州街道の最高地点、富士山の絶景ポイント犬目宿では、雲のせいで残念ながら富士山の一部しか眺められなかった。 天保7年の郡内一揆の頭領だった「犬目平助の墓」で彼が逃亡後、地元にもどり、72歳で亡くなったという案内板に江戸時代にそんなお目こぼしがあったのかと嬉しくなった。 今回は新しいトレッキングシューズの履き心地を試すのに手ごろな上り下りの多いルート。さほど指の痛みも靴擦れもなかったが、久しぶりだったせいか少々くたびれた。春真っ盛りの甲州路、4月の旅が楽しみだ。 本日の歩行距離 18.95km 32,500歩...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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