旧甲州街道歩き旅 15日目 最終日(5/17)
上諏訪駅の近く、前日に街道から外れてホテルに向かった地点に戻ってから再出発。甲州街道の終点までは距離も短く諏訪湖沿いの平坦な道筋だと予想していたが、意外に上り下りが多い。湖を囲む小高い山々の中腹を縫うように旧街道は通っている。住宅街の中の車がようやくすれ違える程度の道。久しぶりに街道らしい町並みも見られた。
諏訪大社下社秋宮のすぐ先が甲州街道終点、中山道との合流点、下諏訪宿。
歩き終えても東海道の時のような感慨が湧いてこないのは、街道歩き二度目だからか、距離が短いせいか、街道に面白みが少なかったためか、三条大橋と石碑一本の違いによるのか。
本陣(岩波家)を見学する。下諏訪町文化財に指定されていて入館料400円。
しかし壁、襖、畳など建物の傷みが激しい。手入れが行き届いていないようだった。
昼食後、儀象堂(時の科学館)という時計博物館と奏鳴館というオルゴール博物館を見学。
下諏訪駅に行って帰りの列車の切符を購入。まだ時間があるので街中を歩いてみることにする。地図に「中央デパート」とあったので行ってみると、それは小さなブティックだった。
街は人通りも少なくシャッター街が続いてすっかり寂れた様子。精工舎系を中心に精密工業が盛んで、郊外には社宅街がいくつも見られたにもかかわらず、中心街は寂れるという日本中に展開する光景をここでも確認させられてしまった。
これで甲州街道歩きは終了。特に最初のうちがゆっくりだったせいで日数がかかってしまった。食事や一服の場所に苦労し、街道や宿場の表示がないことが多く、「街道」が感じられることの少なかった道だった。しかし中央高速を往復することの多い私たちにとって、思いもよらない発見がいくつかあった旅でもあった。
次は日光街道、それとも中仙道?
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2012/05/18/%e6%97%a7%e7%94%b2%e5%b7%9e%e8%a1%97%e9%81%93%e6%ad%a9%e3%81%8d%e6%97%85-15%e6%97%a5%e7%9b%ae-%e6%9c%80%e7%b5%82%e6%97%a5%ef%bc%88517%ef%bc%89/甲州道中上諏訪駅の近く、前日に街道から外れてホテルに向かった地点に戻ってから再出発。甲州街道の終点までは距離も短く諏訪湖沿いの平坦な道筋だと予想していたが、意外に上り下りが多い。湖を囲む小高い山々の中腹を縫うように旧街道は通っている。住宅街の中の車がようやくすれ違える程度の道。久しぶりに街道らしい町並みも見られた。 諏訪大社下社秋宮のすぐ先が甲州街道終点、中山道との合流点、下諏訪宿。 歩き終えても東海道の時のような感慨が湧いてこないのは、街道歩き二度目だからか、距離が短いせいか、街道に面白みが少なかったためか、三条大橋と石碑一本の違いによるのか。 本陣(岩波家)を見学する。下諏訪町文化財に指定されていて入館料400円。 しかし壁、襖、畳など建物の傷みが激しい。手入れが行き届いていないようだった。 昼食後、儀象堂(時の科学館)という時計博物館と奏鳴館というオルゴール博物館を見学。 下諏訪駅に行って帰りの列車の切符を購入。まだ時間があるので街中を歩いてみることにする。地図に「中央デパート」とあったので行ってみると、それは小さなブティックだった。 街は人通りも少なくシャッター街が続いてすっかり寂れた様子。精工舎系を中心に精密工業が盛んで、郊外には社宅街がいくつも見られたにもかかわらず、中心街は寂れるという日本中に展開する光景をここでも確認させられてしまった。 これで甲州街道歩きは終了。特に最初のうちがゆっくりだったせいで日数がかかってしまった。食事や一服の場所に苦労し、街道や宿場の表示がないことが多く、「街道」が感じられることの少なかった道だった。しかし中央高速を往復することの多い私たちにとって、思いもよらない発見がいくつかあった旅でもあった。 ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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