ミラノ

目覚ましを7時にかけていたのに、6時に鳴る。4月1日からのサマータイムと思っていたが、今日が日曜日なので今日が切り替え日だったのだ。空は薄曇り。予報DSC02179は晴れ。

ブレラ美術館。ホテルから10分もかからない。1階は学校で2階が美術館。12世紀頃からDSC0218115世紀頃の宗教画が中心で、近現代のも少々。保存状態が良いのか、修復されたものなのか、色鮮やかで美しいものが多い。昨日の最後の晩餐と比較してしまうから尚更なのだろう。

 

 

 

ドゥオーモ。復活祭だかDSC02187らだろう、信者席は満席でミサの最中。聖歌隊も揃ってパイプオルガンの伴奏で聖歌が歌われ、盛大にミサが執り行われている。2000年間練り上げられてきた儀式は,さすがに人々を引きつけるものがある。イタリアでも教会離れは進んでいるはずだが、クリスマスと復活祭だけは別なのかも知れない。

昼食はトリップアドヴァイサーで見つけた店に行ってみるが、休み。近くのDSC02189ピッツェリアへ。サラダとパスタ。サラダは新鮮でおいしいのだが、とにかく大量。パスタの味付けに使われているトマトクリームがこってりしていて、おなかいっぱいになってしまう。他の客の様子を見ると、ピザは昨日の昼食時のよりさらに大きい。それをほとんどの客がひとりで一枚注文しているのだが、若い男性でも残している人がいる。私たちの隣に座った若い男女、美男美女だったが、それぞれピザを半枚頼んでいた。ああいう注文もできるのか。

サン・マウリツィオ教会。DSC02190手前でローマ時代の遺跡に行き当たる。町の片隅に残されたもの。煉瓦積みのもので、崩れ方が激しい。マウリツィオ教会は日月休み。教会に定休日があるなど初めてのこと。しかも日曜日、さらには復活祭当日もとは。教会として機能していないのだろうか。

再びドゥオーモの方に戻り、19世紀美術館に。疲れたので入館前に隣のカフェに入って休憩。fnacのように書籍・文房具・CD・電子機器などを扱う店の中にあるカフェ。カフェ・アメリカーノを試してみると、ドトールコーヒーのような味でマグカップに入ってくる。19世紀美術館は少数のピカソやブラックなどの作品と、多数の同時代同系統のイタリアの作品が展示されている。このあたりの作品は結構好みに合っているが、玉石混淆という感じ。「石」の方が多いのは仕方がないか。

早めにホテルに戻る。ドゥオーモ広場は相変わらず観光客が多いが、ホテルに向かうと次第に観光客に代わって地元の人たちの散歩姿が目立ってくる。日曜日の夕方、家族でのんびり散歩しながらショーウィンドーを覗いて回る、スペインでもおなじみの風景。

暗くなってザッとひと雨来たが、すぐに止んで道も乾く。今日は一日中天候に恵まれた。気温は16度まで上がり、歩くのに最適な気候だった。

por Andrés

Andres y Amelia海外旅行ミラノ 目覚ましを7時にかけていたのに、6時に鳴る。4月1日からのサマータイムと思っていたが、今日が日曜日なので今日が切り替え日だったのだ。空は薄曇り。予報は晴れ。 ブレラ美術館。ホテルから10分もかからない。1階は学校で2階が美術館。12世紀頃から15世紀頃の宗教画が中心で、近現代のも少々。保存状態が良いのか、修復されたものなのか、色鮮やかで美しいものが多い。昨日の最後の晩餐と比較してしまうから尚更なのだろう。       ドゥオーモ。復活祭だからだろう、信者席は満席でミサの最中。聖歌隊も揃ってパイプオルガンの伴奏で聖歌が歌われ、盛大にミサが執り行われている。2000年間練り上げられてきた儀式は,さすがに人々を引きつけるものがある。イタリアでも教会離れは進んでいるはずだが、クリスマスと復活祭だけは別なのかも知れない。 昼食はトリップアドヴァイサーで見つけた店に行ってみるが、休み。近くのピッツェリアへ。サラダとパスタ。サラダは新鮮でおいしいのだが、とにかく大量。パスタの味付けに使われているトマトクリームがこってりしていて、おなかいっぱいになってしまう。他の客の様子を見ると、ピザは昨日の昼食時のよりさらに大きい。それをほとんどの客がひとりで一枚注文しているのだが、若い男性でも残している人がいる。私たちの隣に座った若い男女、美男美女だったが、それぞれピザを半枚頼んでいた。ああいう注文もできるのか。 サン・マウリツィオ教会。手前でローマ時代の遺跡に行き当たる。町の片隅に残されたもの。煉瓦積みのもので、崩れ方が激しい。マウリツィオ教会は日月休み。教会に定休日があるなど初めてのこと。しかも日曜日、さらには復活祭当日もとは。教会として機能していないのだろうか。 再びドゥオーモの方に戻り、19世紀美術館に。疲れたので入館前に隣のカフェに入って休憩。fnacのように書籍・文房具・CD・電子機器などを扱う店の中にあるカフェ。カフェ・アメリカーノを試してみると、ドトールコーヒーのような味でマグカップに入ってくる。19世紀美術館は少数のピカソやブラックなどの作品と、多数の同時代同系統のイタリアの作品が展示されている。このあたりの作品は結構好みに合っているが、玉石混淆という感じ。「石」の方が多いのは仕方がないか。 早めにホテルに戻る。ドゥオーモ広場は相変わらず観光客が多いが、ホテルに向かうと次第に観光客に代わって地元の人たちの散歩姿が目立ってくる。日曜日の夕方、家族でのんびり散歩しながらショーウィンドーを覗いて回る、スペインでもおなじみの風景。 暗くなってザッとひと雨来たが、すぐに止んで道も乾く。今日は一日中天候に恵まれた。気温は16度まで上がり、歩くのに最適な気候だった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)