北イタリア旅行 4日目(4/1)
コモ湖
月曜日の朝だが、復活祭休暇で9時過ぎでも通りは閑散としている。
スフォルツァ城横のカルドナ駅から私鉄ノルド線でコモ湖へ、約1時間の乗車。ミラノを出て10分も走ると田園風景に変わり、畑や牧草地と住宅とが入り混じるようになる。また、工場の廃屋やゴミの捨てられた空き地など、大都市郊外の汚れた景色も見られる。鉄道は通勤などには使われていないのか、駅のあるところと住宅の集まっている所とは必ずしも一致していない。電車は総2階で、途中駅からも次々に乗り込んできて、ほぼ満席になる。
コモ駅に着いてみると、曇天の寒い日の避暑地だから閑散としていると予想していたのに、観光客が多い。先ずドゥオーモへ。珍しくタペストリーが吊り下げられている。比較的新しい教会で、オルガンの練習をしていた。地図をもらおうとドゥオーモ横のインフォメーションに行くと、そこは博物館の案内をするところで、街の案内は別だと指示される。ドゥオーモの裏手には屋台が並び、チーズ、パン、ソーセージ、ドライフルーツなどが売られている。
少し先の広場には移動メリーゴーラウンドがあり、子供たちを遊ばせる姿が見られる。
湖のほとりにポツンと置かれた有料体重計。そんなに古びてはいないが、一日に何人が何のために乗るのだろうか。
インフォメーションで地図をもらってからケーブルカーに乗る。前方を見ると大変な急勾配で、エレベーターに近いような感じ。途中にも駅があり停車。片道10分弱。上の駅周辺にもレストランやカフェ以外に別荘らしきものが立ち並んでいる。小さな教会があったのでのぞいてみると、暖房が入っているようで暖かい。しばらく坂道を登ってみるが住宅や別荘が並んでいるだけ。ケーブルカー駅からの眺めが一番よかった。眼下にコモ湖とコモの街並みが広がる。
ケーブルカーで下り、湖を道路越しに眺められるレストランで昼食。メニュー・ツーリスティコ。ペンネとニョッキ、イカフライと肉料理、ミックスサラダ、デザートはフルーツサラダとアップルパイ。量はちょうど良い。昨日までのように一品料理を頼むと大量なものになってしまうのかも知れない。食事の出方がゆっくりで、2時間ほどもかかってしまった。
湖を船で遊覧。遊覧船ではなく、コモ湖沿岸に散在する町を巡る定期船で、1時間で5〜6ヶ所の港を回って戻ってくると言うもの。箱根の芦ノ湖そっくりの風景。湖を取り囲む山の斜面に別荘が張り付いている。コモ湖の方が大きく、別荘の数も格段に多いが。ミラノから1時間、スイスからも同程度、アルプスも望めるという絶好の位置にあるのだから、別荘が集中するのも当然か。
ミラノにバスで戻ろうと思いバスターミナルに行ってみるが、ミラノ行きはない。インフォメーションはもう閉まっていたので隣のホテルで尋ねてみると、バス便はないとのこと。来たときと同じ路線で帰る。帰路の電車は一層混んでいる。
校庭に桜(?)。ホテルの近くで見つけた光景。これもミラノの街角。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2013/04/01/%e5%8c%97%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%82%a2%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%80%80%ef%bc%94%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%88%ef%bc%94%ef%bc%8f%ef%bc%91%ef%bc%89/海外旅行コモ湖 月曜日の朝だが、復活祭休暇で9時過ぎでも通りは閑散としている。 スフォルツァ城横のカルドナ駅から私鉄ノルド線でコモ湖へ、約1時間の乗車。ミラノを出て10分も走ると田園風景に変わり、畑や牧草地と住宅とが入り混じるようになる。また、工場の廃屋やゴミの捨てられた空き地など、大都市郊外の汚れた景色も見られる。鉄道は通勤などには使われていないのか、駅のあるところと住宅の集まっている所とは必ずしも一致していない。電車は総2階で、途中駅からも次々に乗り込んできて、ほぼ満席になる。 コモ駅に着いてみると、曇天の寒い日の避暑地だから閑散としていると予想していたのに、観光客が多い。先ずドゥオーモへ。珍しくタペストリーが吊り下げられている。比較的新しい教会で、オルガンの練習をしていた。地図をもらおうとドゥオーモ横のインフォメーションに行くと、そこは博物館の案内をするところで、街の案内は別だと指示される。ドゥオーモの裏手には屋台が並び、チーズ、パン、ソーセージ、ドライフルーツなどが売られている。 少し先の広場には移動メリーゴーラウンドがあり、子供たちを遊ばせる姿が見られる。 湖のほとりにポツンと置かれた有料体重計。そんなに古びてはいないが、一日に何人が何のために乗るのだろうか。 インフォメーションで地図をもらってからケーブルカーに乗る。前方を見ると大変な急勾配で、エレベーターに近いような感じ。途中にも駅があり停車。片道10分弱。上の駅周辺にもレストランやカフェ以外に別荘らしきものが立ち並んでいる。小さな教会があったのでのぞいてみると、暖房が入っているようで暖かい。しばらく坂道を登ってみるが住宅や別荘が並んでいるだけ。ケーブルカー駅からの眺めが一番よかった。眼下にコモ湖とコモの街並みが広がる。 ケーブルカーで下り、湖を道路越しに眺められるレストランで昼食。メニュー・ツーリスティコ。ペンネとニョッキ、イカフライと肉料理、ミックスサラダ、デザートはフルーツサラダとアップルパイ。量はちょうど良い。昨日までのように一品料理を頼むと大量なものになってしまうのかも知れない。食事の出方がゆっくりで、2時間ほどもかかってしまった。 湖を船で遊覧。遊覧船ではなく、コモ湖沿岸に散在する町を巡る定期船で、1時間で5〜6ヶ所の港を回って戻ってくると言うもの。箱根の芦ノ湖そっくりの風景。湖を取り囲む山の斜面に別荘が張り付いている。コモ湖の方が大きく、別荘の数も格段に多いが。ミラノから1時間、スイスからも同程度、アルプスも望めるという絶好の位置にあるのだから、別荘が集中するのも当然か。 ミラノにバスで戻ろうと思いバスターミナルに行ってみるが、ミラノ行きはない。インフォメーションはもう閉まっていたので隣のホテルで尋ねてみると、バス便はないとのこと。来たときと同じ路線で帰る。帰路の電車は一層混んでいる。 校庭に桜(?)。ホテルの近くで見つけた光景。これもミラノの街角。 por...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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