北イタリア旅行 5日目(4/2)
ミラノ~ベルガモ
ホテルをチェックアウト。一人一泊4ユーロの税金が別途必要。
復活祭休暇が明けて今日から街も日常の活動をはじめた模様。
ビル建設現場は日本ではあり得ないような、恐ろしい光景。歩いてガリバルディ駅へ。いくつもの地下鉄路線、私鉄ノルド線、トレン・イタリーが集まり、ちょっとわかりにくい。切符売り場は隅の方で、窓口は一つしか開いていない。切符購入後に自動販売機を操作してみると、ベルガモ行きはもちろん、ジェノバ行きも問題なく買えそう。
列車の出発ホームの表示が、ベルガモ行きだけがなかなか出ない。トイレを探すが、有料のが一カ所あるだけ。発車10分前にようやく電光掲示板にホームの番号が表示される。列車は相当古びたもの。定刻に3分ほど遅れて出発。昨日と同じようにすぐに町外れに出、ごみごみした地域を抜けると郊外の住宅地になり、やがてまた工場の廃屋が連なる一角を過ぎて再び住宅地になる。
ベルガモに着いて駅前のホテルにチェックイン。荷物を置いて早速出かける。駅前からバスでチッタ・アルタへ。大通りをまっすぐ進むと、丘の麓には邸宅が並んでいる。城壁が二重になっているようで、バスは外側の城壁の内側を登って行き、バスがやっと通り抜けられる幅の城門をくぐってアルタの終点に到着。
私が風邪を引いてのどが痛いので、お菓子屋さんに入ってキャンディをいくつか買う。ツーリスト・インフォメーションで地図をもらい、ベッキオ広場のレストランで昼食。定食。前菜はサービスでツナにマヨネーズを載せたもの。スパゲティとリゾット。スパゲティはなめらかなトマトソースで味は良いがほんのちょっと茹ですぎ。リゾットはチーズか効いていてこってり。ソーセージを玉ねぎでじっくり煮込んだものは少々しょっぱい。ポレンタは私の好みではない。ワインと水。コーヒーには小さなメレンゲとクッキーがついてきた。なかなか凝った料理だった。
街中を見学して歩く。ドゥオーモ、カページャ、王宮など。どれも町の規模に応じていて大きくはない。ドゥオーモの奥に歴代司教の墓が並んでいる一角、また別の一角にも私が子供のころにローマ教皇だったヨハネス23世の銅像や記念の品が展示されている。ベルガモ近郊の出身だったとのこと。
広場の石畳には太陽カレンダー。何かわからずに見ていたら、通りがかりのおじさんが教えてくれた。確かに先端部には「冬至」と記されている。
小さな町なのでしばらく裏通りを歩いたりして散策。「イタリアで最も美しい町」とのことだが、一番かどうかはわからないが、丘の上、城壁に囲まれて古い建物だけでできた町は確かに魅力的。住みたくなるかどうかはまた別だが。城壁まで行ってチッタ・バッハを眺めたり、路地を歩いてみたり。再びベッキオ広場に戻ってカフェで休憩。
ケーブルカーで丘を下り帰途につく。ケーブルカーは短いもので、複線。大通りをホテル方向に歩き、途中のスーパーマーケット、カルフールで水を購入。バスセンターでジェノバ行きの便はないか尋ねてみるが、鉄道しかないとの返事。駅で自動販売機を操作してみると、ジェノバ行きも買えそうなので、一安心。
体調がどんどん悪くなってくるので、ホテルにさっさと戻って休む。明日のジェノバのホテルを予約しようと調べ始めるが、体調不良であきらめ、ベッドに入る。寒気がして毛布を2枚かけてもらい、人心地。そのまま何度か目覚めたものの、朝まで眠ってしまった。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2013/04/02/%e5%8c%97%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%82%a2%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%80%80%ef%bc%95%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%88%ef%bc%94%ef%bc%8f%ef%bc%92%ef%bc%89/海外旅行ミラノ~ベルガモ ホテルをチェックアウト。一人一泊4ユーロの税金が別途必要。 復活祭休暇が明けて今日から街も日常の活動をはじめた模様。 ビル建設現場は日本ではあり得ないような、恐ろしい光景。歩いてガリバルディ駅へ。いくつもの地下鉄路線、私鉄ノルド線、トレン・イタリーが集まり、ちょっとわかりにくい。切符売り場は隅の方で、窓口は一つしか開いていない。切符購入後に自動販売機を操作してみると、ベルガモ行きはもちろん、ジェノバ行きも問題なく買えそう。 列車の出発ホームの表示が、ベルガモ行きだけがなかなか出ない。トイレを探すが、有料のが一カ所あるだけ。発車10分前にようやく電光掲示板にホームの番号が表示される。列車は相当古びたもの。定刻に3分ほど遅れて出発。昨日と同じようにすぐに町外れに出、ごみごみした地域を抜けると郊外の住宅地になり、やがてまた工場の廃屋が連なる一角を過ぎて再び住宅地になる。 ベルガモに着いて駅前のホテルにチェックイン。荷物を置いて早速出かける。駅前からバスでチッタ・アルタへ。大通りをまっすぐ進むと、丘の麓には邸宅が並んでいる。城壁が二重になっているようで、バスは外側の城壁の内側を登って行き、バスがやっと通り抜けられる幅の城門をくぐってアルタの終点に到着。 私が風邪を引いてのどが痛いので、お菓子屋さんに入ってキャンディをいくつか買う。ツーリスト・インフォメーションで地図をもらい、ベッキオ広場のレストランで昼食。定食。前菜はサービスでツナにマヨネーズを載せたもの。スパゲティとリゾット。スパゲティはなめらかなトマトソースで味は良いがほんのちょっと茹ですぎ。リゾットはチーズか効いていてこってり。ソーセージを玉ねぎでじっくり煮込んだものは少々しょっぱい。ポレンタは私の好みではない。ワインと水。コーヒーには小さなメレンゲとクッキーがついてきた。なかなか凝った料理だった。 街中を見学して歩く。ドゥオーモ、カページャ、王宮など。どれも町の規模に応じていて大きくはない。ドゥオーモの奥に歴代司教の墓が並んでいる一角、また別の一角にも私が子供のころにローマ教皇だったヨハネス23世の銅像や記念の品が展示されている。ベルガモ近郊の出身だったとのこと。 広場の石畳には太陽カレンダー。何かわからずに見ていたら、通りがかりのおじさんが教えてくれた。確かに先端部には「冬至」と記されている。 小さな町なのでしばらく裏通りを歩いたりして散策。「イタリアで最も美しい町」とのことだが、一番かどうかはわからないが、丘の上、城壁に囲まれて古い建物だけでできた町は確かに魅力的。住みたくなるかどうかはまた別だが。城壁まで行ってチッタ・バッハを眺めたり、路地を歩いてみたり。再びベッキオ広場に戻ってカフェで休憩。 ケーブルカーで丘を下り帰途につく。ケーブルカーは短いもので、複線。大通りをホテル方向に歩き、途中のスーパーマーケット、カルフールで水を購入。バスセンターでジェノバ行きの便はないか尋ねてみるが、鉄道しかないとの返事。駅で自動販売機を操作してみると、ジェノバ行きも買えそうなので、一安心。 体調がどんどん悪くなってくるので、ホテルにさっさと戻って休む。明日のジェノバのホテルを予約しようと調べ始めるが、体調不良であきらめ、ベッドに入る。寒気がして毛布を2枚かけてもらい、人心地。そのまま何度か目覚めたものの、朝まで眠ってしまった。 por AndrésAndres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
コメントを残す