北イタリア旅行 7日目(4/4)
ジェノバ
ホテルの朝食。Andrésは食欲がなく、いつもの三分の一程度。私は普段の三倍ぺろり。カプチーノにハム、チーズ、フルーツポンチ、パンのほかにフォカッチャが並んでいるのはここの名物だからだろう。
曇り空で冬のような寒さ。ガリバルディ通りにあるツーリスモでもう一枚ジェノバカードを買って、赤の宮殿、白の宮殿、トゥルシ宮殿と見学。世界遺産に認定された邸宅群(ロッリ)がズラリと並ぶ通りは圧巻。赤の宮殿の屋上から眺めた街並みは邸宅の屋根が連なり、海洋国家としてかつて莫大な資産を獲得したことがよく分かる。係員は高齢者が多く、のんびりと案内していた。白の宮殿の最上階から続くトゥルシ宮の最後の展示はパガニーニが愛用したバイオリンと遺品。ドアが閉められていて、係員が教えてくれないと見逃がしてしまいそうだった。
Andrésは疲労と寒さでホテルへ戻る。
Mercato Orientaleで昼食を買おうと行ってみたが、閉店寸前で入れず、今日もCOOPで生ハムをサンドしたフォカッチャやカットフルーツ、パン、ジュースなどを購入し、ホテルの部屋で食事。
食後、フェッラーリ広場まで歩き、ドゥカ―レ宮殿の展示場で「ミロ展」を見る。まるで子供の絵なのになぜか魅力を感じる。会場の出口に彼の絵をまねた子供達の絵が展示されていたが、こちらもよく描けていた。
サン・ロレンツォ教会の黒と白の大理石でできたはファサードは美しい。宝物殿には「最後の晩餐」で使われたという緑色の聖杯が置かれている。イタリアには聖遺物があまりにも多いので、つい本当?と疑ってしまう。
コロンブスが少年時代を過ごした場所に、18世紀に復元された家が建てられていた。蔦がからみ雰囲気はあるが中には入らなかった。
雨が降り続き、Andrésはホテルに戻る。
ジェノバカードを有効に使いたいので、キオッソーネ東洋美術館に行くと、雨天のせいなのか見学者は私だけ。美術館一人占め。移動した場所だけ照明がつくので少々怖い。日本や中国の仏像、武具、陶器などが展示されていた。明治時代に画家キオッソーネが収集したもので保存状態がよく大事にしていたんだなと思う。
残念ながら名物料理をレストランで味わうことなく明日はパルマへ。
por Amelia
https://dosperegrinos.net/2013/04/04/%e5%8c%97%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%82%a2%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%80%80%ef%bc%97%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%88%ef%bc%94%ef%bc%8f%ef%bc%94%ef%bc%89/海外旅行ジェノバ ホテルの朝食。Andrésは食欲がなく、いつもの三分の一程度。私は普段の三倍ぺろり。カプチーノにハム、チーズ、フルーツポンチ、パンのほかにフォカッチャが並んでいるのはここの名物だからだろう。 曇り空で冬のような寒さ。ガリバルディ通りにあるツーリスモでもう一枚ジェノバカードを買って、赤の宮殿、白の宮殿、トゥルシ宮殿と見学。世界遺産に認定された邸宅群(ロッリ)がズラリと並ぶ通りは圧巻。赤の宮殿の屋上から眺めた街並みは邸宅の屋根が連なり、海洋国家としてかつて莫大な資産を獲得したことがよく分かる。係員は高齢者が多く、のんびりと案内していた。白の宮殿の最上階から続くトゥルシ宮の最後の展示はパガニーニが愛用したバイオリンと遺品。ドアが閉められていて、係員が教えてくれないと見逃がしてしまいそうだった。 Andrésは疲労と寒さでホテルへ戻る。 Mercato Orientaleで昼食を買おうと行ってみたが、閉店寸前で入れず、今日もCOOPで生ハムをサンドしたフォカッチャやカットフルーツ、パン、ジュースなどを購入し、ホテルの部屋で食事。 食後、フェッラーリ広場まで歩き、ドゥカ―レ宮殿の展示場で「ミロ展」を見る。まるで子供の絵なのになぜか魅力を感じる。会場の出口に彼の絵をまねた子供達の絵が展示されていたが、こちらもよく描けていた。 サン・ロレンツォ教会の黒と白の大理石でできたはファサードは美しい。宝物殿には「最後の晩餐」で使われたという緑色の聖杯が置かれている。イタリアには聖遺物があまりにも多いので、つい本当?と疑ってしまう。 コロンブスが少年時代を過ごした場所に、18世紀に復元された家が建てられていた。蔦がからみ雰囲気はあるが中には入らなかった。 雨が降り続き、Andrésはホテルに戻る。 ジェノバカードを有効に使いたいので、キオッソーネ東洋美術館に行くと、雨天のせいなのか見学者は私だけ。美術館一人占め。移動した場所だけ照明がつくので少々怖い。日本や中国の仏像、武具、陶器などが展示されていた。明治時代に画家キオッソーネが収集したもので保存状態がよく大事にしていたんだなと思う。 残念ながら名物料理をレストランで味わうことなく明日はパルマへ。 por AmeliaAndres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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