北イタリア旅行 14日目（４／11）
トリエステ～ヴェネチア
朝、統一広場にはきれいにヘルメットが並べられている。
通りがかっ
た人々は不思議そうに眺めたり写真を撮ったり。２色のヘルメットで何かを描いてあるが、それが何かはわからない。
海の方はかすんで見通しは良くない。
トリエステは観光地ではなく、ホテルの客も朝食時に見るとビジネス客ばかり。しかし気持ちの良い街だった。
バスで駅へ。思いのほか早く着いたので、予定より一本前の列車に間に合った。今度のは近郊列車なので座席指定はなし。ヴェネチア・サンタ・ルチアまで乗り換えなし。はじめはガラガラだった車内、駅ごとに乗り込んできて、ヴェネチアの手前30分では満席に。ヴェネチア・メストレで降りる人が多い。地元の人々だったのだろう。
ヴェネチア・サンタ・ルチア駅構内は近代的になっ
ているが、駅前の船着場は10年前と変わっていないようだ。バポレットの切符は１回券１枚７ユーロと非常に高い。
サン・マルコ
広場へ。船を下りると、広場周辺は大変な人出。10年前は１月はじめだったからか、閑散としていたのに、今日は観光客であふれている。しかも中高生くらいの団体が多い。修学旅行や校外学習のシーズンなのか。
ホテルにチェックインし、荷物を置いて昼食に出る。ホテルがくれた地図でホテルが推薦しているレストラン A LA VECIA CAVANA に。
スパゲ
ティとフライ盛り合わせ。両方とも美味しい。量はこれまでと比べて少なめで、私たちにはちょうど良い。フライは魚介類が主で野菜が少々。白ワインはちょっと重め。
今回の旅行もこのヴェネチアで終わり。土産を探して歩き回ることにする。SとＹにはヴェネチアングラスで縁取った腕時計、Ｃにはヴェネチアングラスのリス、Ｔには皮財布、そして私には絵。適当に歩き回る。Ameliaはトイレが近く、バルで私がコーヒーを１杯飲んでいる間に済ませる。いつの間にか駅前に出る。再びAmeliaはトイレに行きたいとのことで、駅構内に。有料１ユーロだったが仕方ない。
ガソリンスタンド。自動車のないヴェネチアなので。これはもちろんモーターボート用。
４種の価格表示。どれが何かはわからない。
10年前に気に入っ
た絵を見かけた店を探して、記憶を頼りにサン・マルコ広場から進んで行くと、絵を売っている店を発見。店の場所や売っている絵が記憶と違っているが、絵そのものはまずまず気に入った。もう少し進んでみると、小さな広場に出る。記憶通りの場所に記憶通りの絵を売る店がある。10年前は店は閉まっていて、ショーウインドーに絵が飾られているだけだったが、今日は開いている。記憶にあった絵は、ピエロがくるくる回って踊り、後方にサン・マルコ寺院が描かれているもの。サン・マルコ寺院が私には邪魔。他の絵を全部見せてもらい、１枚気に入ったのがあったので、購入。広場の一角には、10年前ヴェネチア到着時に夕食をとったレストランがある。泊まったホテルを探してみると、それらしきものはあるが、ホテルとの表示は出ていない。最初の店に戻り、そこでも絵を１枚購入。変わらないことに価値のあるヨーロッパの街、ましてやヴェネチアにとって10年は
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