芦田宿~長久保宿~和田宿~ドライブイン和田宿…民宿みやDSC03999

朝食を7時にしたが、同宿の老人と話したりしていて、9時に金丸土屋旅館を出発。同宿者はDSC040138時15分出発。宿の前の道も上り坂だが、宿場を出ると笠取峠の上りになる。北側には松並木公園が別荘地に続くように整備されているが、中山道の松並木はそんなに長くない。石畳の道にしてはあるが。

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笠取峠の一里塚。春の枝垂桜も見てみたい。

笠取峠の頂上には峠茶屋があるが、準備中の札が出てIMGP0946いる。

 

 

 

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崖の法面に中山道の「笠取峠立場図」のタイル。

 

 

 

 

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下りは旧国道。休憩のためらしい車が数台通っただけで、静かに歩ける。途中のがけ下に大きな飼料用かぼちゃが投げ捨てられている。何故わざわざこんなところに捨てるのだろう。かぼちゃなのでやがて自然に還るには違いないのだが。DSC04035

長久保宿の、明治初期の旅籠を利用した歴史資料館・一福処濱屋で見学・休憩。

 

 

 

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長久保には宿場を思わせる場所が幾つか点在している。本陣もこの表門と御殿(座敷棟)が現存しているが、個人宅なので公開されていない。

 

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長野県最古の町屋の「釜鳴屋」(享保以前の築)もやはり個人宅。住んでいる人は大変だろうが、住まれているのが本来の姿なのだから喜ぶべきだろう。

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一軒だけ小さな旅館が営業している様子。インターネットの予約サイトでは出てこなかった旅館だが、ちょっと良さそう。私たちが泊まれる位置ではなかったが。

長久保宿を出、国道142と152が合流IMGP0978したところにドライブイン食堂が2軒並んでいるので昼食にしようと近づいてみると、両方とも休業中の札。しかしその少し先にもう一軒あって、そちらは幸い営業している。メニューは昨日の店と大差ないので、全く同じもの(野菜炒め定食と味噌カツ定食)を注文してみる。ともにこちらの方がおいしいDSC04061。客もパラパラと入ってくる。

和田宿まではずっとだらだら上りが続き、非常に長く感じられる。
和田宿の前後ではバス停の待合所が立派な藁葺き。バス停は道の両側にあるが待合所は片側のみ。

 

 

 

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「みみずの碑」。説明板によるとここは蚯蚓(みみず)という地名らしい。しかもここでは「みみずのひもの(はらわたを出して板の上にはりつけた)」を解熱剤として使っていIMGP0998たとのこと。

和田宿で、黒曜石石器資料館があったので見学。次に歴史の道資料館かわちやに入ると、入館料は石器資料館や本陣などと共通。見学中に中高年の団体客がやってくる。見学を終えて出てみると小雨DSC04083

すぐ先の本陣へ。団体客が先に入ってガイドの説明が始まったところだったので、一緒に案内してもらう。和宮が泊まった部分は道路になってしまったそうだ。団体客はここで今日の日程を終えて諏訪に宿泊。

4時になってしまったが、DSC04088明日の行程を少しでも短くするために、私たちは先に進む。
本亭旅館、建物はあったが、確かに廃業しており、しかも無人となって荒れている。廃業してずいぶん経っているように見える。

 

 

DSC04092国道に出ると道端の草むらに「ゴミ無し童地蔵」。この地蔵のおかげでごみが無くなったのかどうかはわからないが、これ自体が「ゴミ」のような気もしないではない。

歩道のない国道で大型トラックに怯えながら歩かなければならないところもある。

ちょうど1時間歩いたところで「ドライブイン和田宿」があったので、今日の街道歩きはここで終了にして「民宿みや」に電話して迎えに来てもらう。バス停の待合所で迎えを待っていると、ドライブインのおばあさんが出てきて、中でお茶を飲みながら待てば、と誘ってくれる。迎えがすぐ来るのでと断ってしまったが、受けた方が良かったのかな。5分ほどで車が来たが。

民宿の夕食は豚肉の生姜焼き、冬瓜のミンチあんかけ、幾種類かの野菜のフライなど。量が多い。同宿は6人。4人のグループと個人客2人。みんな中山道歩き。

32,700歩 20.6km

por Andrés

Andres y Amelia中山道中芦田宿~長久保宿~和田宿~ドライブイン和田宿…民宿みや 朝食を7時にしたが、同宿の老人と話したりしていて、9時に金丸土屋旅館を出発。同宿者は8時15分出発。宿の前の道も上り坂だが、宿場を出ると笠取峠の上りになる。北側には松並木公園が別荘地に続くように整備されているが、中山道の松並木はそんなに長くない。石畳の道にしてはあるが。   笠取峠の一里塚。春の枝垂桜も見てみたい。 笠取峠の頂上には峠茶屋があるが、準備中の札が出ている。       崖の法面に中山道の「笠取峠立場図」のタイル。         下りは旧国道。休憩のためらしい車が数台通っただけで、静かに歩ける。途中のがけ下に大きな飼料用かぼちゃが投げ捨てられている。何故わざわざこんなところに捨てるのだろう。かぼちゃなのでやがて自然に還るには違いないのだが。 長久保宿の、明治初期の旅籠を利用した歴史資料館・一福処濱屋で見学・休憩。       長久保には宿場を思わせる場所が幾つか点在している。本陣もこの表門と御殿(座敷棟)が現存しているが、個人宅なので公開されていない。   ...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)