妻籠宿~馬籠峠~馬籠宿~落合宿~中津川宿

阪本屋の泊り客は私達だけ。電気毛布、こたつにエアコンと、外人客への対応も考えているのが分かるが、難点はトイレ。20年前と変わらず狭くて匂いもきつく、何とかしないとリピーターDSC05016は来なくなるかも…。

延命地蔵が浮き出た岩を拝み、寺下地区を抜けていく。保存と改修が進DSC05020み、宿場はきれいになり、おしゃれな店も増えた。住民の誇らしい気持ちがより高まってきているようだ。かつて仕事で泊まった民宿もまだ現DSC05039役。

石畳道に入ると荷役に使われた黒牛の供養のために祀られた小さな牛頭観音IMGP1724像があった。

振り返ると重なる山の間に妻籠宿が見えた。

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倉科祖霊社を過ぎて、男滝、女滝へ。息子が日傘で小魚捕りをした滝壺で「あの頃は可愛いかったね、よく歩いたね」と思い出話。

 

 

 

 

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一石栃の白木改番所跡の立場茶屋「牧野家住宅」は数年前から「妻籠を愛する会」のボランティアが無料の休憩所として運営していた。暖かいお茶、梅酒、漬物、飴、軒先に吊るしてあった熟柿など次々と出し、いい声で木曽節も披露してくれた。オーストラリアからは真冬にかんじきを履いてやって来るグループもあるので冬もやっていると楽しそうに話していた。地元の文化を守り続ける田舎だから、本物の国際交流が息づく場DSC05070になってるのだろう。

1時間も休憩して馬籠峠へ。

 

 

 

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峠を降り始めてすぐにまだ生々しい火事の跡。真っ黒になった梁が古い民家だったことを物語っている。

 

 

 

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馬籠の陣場からは恵那山の姿が望め、島崎藤村の言葉や小説の一部を紹介する碑などが設置されていた。

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高札場から見下ろす馬籠宿も観光客がいっぱい。ガイドブックお勧めの「大黒屋茶房」で栗おこわ定食の昼食。姫リンゴのワイン煮が美味しかった。

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馬籠宿を抜け、新茶屋集落で「是より北

Andres y Amelia中山道中妻籠宿~馬籠峠~馬籠宿~落合宿~中津川宿 阪本屋の泊り客は私達だけ。電気毛布、こたつにエアコンと、外人客への対応も考えているのが分かるが、難点はトイレ。20年前と変わらず狭くて匂いもきつく、何とかしないとリピーターは来なくなるかも…。 延命地蔵が浮き出た岩を拝み、寺下地区を抜けていく。保存と改修が進み、宿場はきれいになり、おしゃれな店も増えた。住民の誇らしい気持ちがより高まってきているようだ。かつて仕事で泊まった民宿もまだ現役。 石畳道に入ると荷役に使われた黒牛の供養のために祀られた小さな牛頭観音像があった。 振り返ると重なる山の間に妻籠宿が見えた。 倉科祖霊社を過ぎて、男滝、女滝へ。息子が日傘で小魚捕りをした滝壺で「あの頃は可愛いかったね、よく歩いたね」と思い出話。         一石栃の白木改番所跡の立場茶屋「牧野家住宅」は数年前から「妻籠を愛する会」のボランティアが無料の休憩所として運営していた。暖かいお茶、梅酒、漬物、飴、軒先に吊るしてあった熟柿など次々と出し、いい声で木曽節も披露してくれた。オーストラリアからは真冬にかんじきを履いてやって来るグループもあるので冬もやっていると楽しそうに話していた。地元の文化を守り続ける田舎だから、本物の国際交流が息づく場になってるのだろう。 1時間も休憩して馬籠峠へ。       峠を降り始めてすぐにまだ生々しい火事の跡。真っ黒になった梁が古い民家だったことを物語っている。       馬籠の陣場からは恵那山の姿が望め、島崎藤村の言葉や小説の一部を紹介する碑などが設置されていた。 ...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)