旧中山道歩き旅 23日目(2013年12/2)
ルートインホテル中津川インター…中津川宿~大井宿…恵那インター…自宅
東濃第一の豪商と言われた「旧間家倉庫」は朝早いため閉館中。真向かいの休憩所「往来庭」は奥の建物(トイレ)の前に立つと招き猫が現れ、今日の運勢を告げるからくりになっていた。猫が何を言っているのかよく聞き取れなかったが、今日はいい日らしい。
「四ツ目川橋」まで戻り、本陣跡へ。
この辺りは宿場の趣がある庄屋居宅など旧家が多い。
店の前に「右木曽路 左なごや」の道標がある栗菓子の「川上屋」でおやつとお土産を購入。府中伊勢丹にも支店がある有名店。
「下町かいわい」の看板の辺りには高札場があったらしい。
「小手の木坂」を登り、「上宿の一里塚跡」へ。田畑の中に住宅が点々と続く。日差しも強まり暖かい。
「小石塚の立場跡」を過ぎ、民家の一角に設置された「六地蔵石憧」で足を止める。大林寺と中山道の分岐点に置かれたもので、道中の安全、極楽往生、水害防止など色々な願いを引き受けた六地蔵が刻まれている。
千旦林村の高札場跡、尾州白木改番所跡など今は何もないがここにあったと示す立派な石の標示は、中山道を大事にしているという中津川市の心意気か。
すぐ側にある濁川の「きれいな水の濁川にしよう」の表示がいい。濁川なのに水は澄み、魚も泳いでいた。
「甚平坂」で休憩。川上屋の「栗の葉餅」「柿の美きんとん」「栗きんとん」どれも美味だった。
一息入れて坂を降り、大井宿へ。宿内の無事息災を祈るために宿場外れに集められた上宿石仏群のなかに、風邪によく効く痰切地蔵がある。昔も今も風邪は万病のもと。インフルエンザにならないように願った。
風情のある大井宿高札場から枡形を抜けると本陣はすぐだ。
中には入れないが裏に回ると紅葉に彩られた「和宮泉」があった。水見役の山城守が、「良水これに勝る水なし」と讃えた井戸水。今も枯れてはいないが、しっかり蓋がされていた。
「明治天皇大井行在所(旧伊藤家)」でボランティアの方に改装中の内部や天皇が利用した部屋などを案内してもらった。
四連の土蔵は圧巻。改装はかなり時間とお金がかかりそうだが、是非やって欲しい。
恵那駅近くでようやく昼食。時計はすでに午後2時を回っていた。ミックスフライとひれかつ定食(珈琲付き)。ここの味も名古屋文化圏だなぁと思う。
美術館や資料館が月曜休館なので、恵那駅の土産店で時間をつぶし、恵那発18時03分発の高速バスで帰宅。夕食は車中で鬼饅頭とサンドイッチ。日野着22時17分。
23日歩いて46宿踏破。残り三分の一は来年の春から再開することにして、今年の歩き旅終了。花盛りの美濃路、近江路が楽しみだ。
25,400歩 15.9km
por Amelia
https://dosperegrinos.net/2013/12/02/%e6%97%a7%e4%b8%ad%e5%b1%b1%e9%81%93%e6%ad%a9%e3%81%8d%e6%97%85-23%e6%97%a5%e7%9b%ae2013%e5%b9%b4122/中山道中ルートインホテル中津川インター…中津川宿~大井宿…恵那インター…自宅 昨夜終了した「四ツ目川橋」に近い地点までバスを利用。 東濃第一の豪商と言われた「旧間家倉庫」は朝早いため閉館中。真向かいの休憩所「往来庭」は奥の建物(トイレ)の前に立つと招き猫が現れ、今日の運勢を告げるからくりになっていた。猫が何を言っているのかよく聞き取れなかったが、今日はいい日らしい。 「四ツ目川橋」まで戻り、本陣跡へ。 この辺りは宿場の趣がある庄屋居宅など旧家が多い。 店の前に「右木曽路 左なごや」の道標がある栗菓子の「川上屋」でおやつとお土産を購入。府中伊勢丹にも支店がある有名店。 「下町かいわい」の看板の辺りには高札場があったらしい。 ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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