大垣駅…関ヶ原駅~関ヶ原宿~今須宿~柏原宿~醒井宿~番場宿~鳥居本宿~鳥居本駅…彦DSC05685根駅

アパホテルは先週も中国人団体が入っていたが、今回も中国人団体が複数組入っていて、朝食時の様子では客の9割方が中国人という状態。よほどこのホテルは中国人団体の誘致に力を入れているのだろう。

 

 

 

東海道線で関ヶ原駅に戻り、中DSC05692山道歩きを再開。関ヶ原は関ヶ原の合戦はもちろんのこと、壬申の乱の古戦場もあって、多数の戦場や陣を示す案内板が次々に現れIMGP2575る。

不破の関を過ぎるとちょっとした山道。DSC05734

今須峠を越えると今須宿。小中学校の前庭が本陣・脇本陣跡。DSC05742

すぐに車返坂。都の貴族が不破関を訪れようとやってきたが、それを知った地元の人たちが関を修理してしまったので、荒れた関を歌に詠もうと思っていた貴族はここで牛車を引き返させたという話し。

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間もなく「寝物語の里」。美濃と近江の国境。現在も岐阜と滋賀の県境。国境の細い溝を挟んで旅籠があり、寝ながら他国の人と話しができるということDSC05787で、こんな地名が生まれたとのこと。

短い距離で柏原宿。ここは1km以上の長い宿場で、修復された町並みが良い雰囲気を出している。しかもここは奈良井、妻籠、馬籠などと違って家々は生活の場で、観光客向けの店は一軒もない。DSC05802

川沿いに桜並木が続き、きれいな景色。

 

 

 

 

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DSC05807醒井宿の手前で国道に合流したところに喫茶店があったので昼食にする。内装もメニューも名古屋風。「イタパン」。スパゲティ・イタリアン(ナポリタン)+トースト+サラダ。「ピラフ・コンビ」はピラフ、一口カツ、サラダを皿に盛ったもの。どちらもボリュームたっぷり。

少し歩いて醒井宿。豊IMGP2668富な湧き水が街道沿いに流れ、満開のDSC05838桜並木が続き、手入れも行き届いていて、これまで通ってきた宿場のどれよりも気持ちがよい。水の流れを堪能しながらゆっくり歩いた。

 

 

 

 

 

 

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1時間ほどで番場宿。特筆すべきものはない。

ここからだらだら上りが続き、名神高速がトンネルに入る手前からは少し急な坂道に。峠を登り切った後で高速道路から離れて小さな集落の道を再DSC05854び上り、摺針峠に。

摺針峠頂上の神社から遠く春霞の向こうに琵琶湖が見える。

峠を下ると間もなく道は車道を離れて林間の山道になる。廃棄物処理場の脇を通って車道に合流すると間DSC05867もなく鳥居本宿に。

宿場に入ってすぐの万治元年(1658)から続く「赤玉神教丸本舗」は、現在も薬局をDSC05872営業している。

鳥居本宿は合羽の製造販売が盛んだったとのことで、合羽屋の看板が少しだが残っている。

本陣跡と脇本陣跡が短い間隔である。DSC05877

近江鉄道の鳥居本駅が近いので、今日の街道歩きはここまでとDSC05884する。

一駅で彦根。駅前のコンフォートホテルにチェックイン。夕食は近江牛と決めたが、駅周辺には良さそうな店がないので彦根城近くのキャッスル・ロードまで行くことにする。駅から1kmちょっと。彦根城の堀端に着くと、城壁沿いの桜がライトアップされ、その向こうにやはりライトアップされた天守閣が小さく見える。

 

 

城の脇を回り込んでキャッDSC05896スル・ロードへ。数軒見て回って「近江や」に入る。近江鶏と近江牛のコース+飲み放題。牛ステーキは柔らかく美味しいが、あらためてこれは「ビーフステーキ」とは全く別の料理だと思わされる。鶏も油が少なく美味しい。デザートのアイスクリームは量が多く、すっかり満腹。

歩いてホテルに戻るが、地方都市としては夜の人出が結構ある。

今日は一日中晴れ。しかし風が冷たく、ダウンジャケットを着ないで歩くと少々寒く感じる時間帯が多かった。さわやかな空気で汗ばむこともなく、歩くには最高の天候だった。

38,600歩 25.2km

por Andrés

Andres y Amelia中山道中大垣駅…関ヶ原駅~関ヶ原宿~今須宿~柏原宿~醒井宿~番場宿~鳥居本宿~鳥居本駅…彦根駅 アパホテルは先週も中国人団体が入っていたが、今回も中国人団体が複数組入っていて、朝食時の様子では客の9割方が中国人という状態。よほどこのホテルは中国人団体の誘致に力を入れているのだろう。       東海道線で関ヶ原駅に戻り、中山道歩きを再開。関ヶ原は関ヶ原の合戦はもちろんのこと、壬申の乱の古戦場もあって、多数の戦場や陣を示す案内板が次々に現れる。 不破の関を過ぎるとちょっとした山道。 今須峠を越えると今須宿。小中学校の前庭が本陣・脇本陣跡。 すぐに車返坂。都の貴族が不破関を訪れようとやってきたが、それを知った地元の人たちが関を修理してしまったので、荒れた関を歌に詠もうと思っていた貴族はここで牛車を引き返させたという話し。 間もなく「寝物語の里」。美濃と近江の国境。現在も岐阜と滋賀の県境。国境の細い溝を挟んで旅籠があり、寝ながら他国の人と話しができるということで、こんな地名が生まれたとのこと。 短い距離で柏原宿。ここは1km以上の長い宿場で、修復された町並みが良い雰囲気を出している。しかもここは奈良井、妻籠、馬籠などと違って家々は生活の場で、観光客向けの店は一軒もない。 川沿いに桜並木が続き、きれいな景色。         醒井宿の手前で国道に合流したところに喫茶店があったので昼食にする。内装もメニューも名古屋風。「イタパン」。スパゲティ・イタリアン(ナポリタン)+トースト+サラダ。「ピラフ・コンビ」はピラフ、一口カツ、サラダを皿に盛ったもの。どちらもボリュームたっぷり。 少し歩いて醒井宿。豊富な湧き水が街道沿いに流れ、満開の桜並木が続き、手入れも行き届いていて、これまで通ってきた宿場のどれよりも気持ちがよい。水の流れを堪能しながらゆっくり歩いた。        ...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)