由比宿から江尻宿へ

前回、10月27日に由比宿本陣を過ぎて由比駅まで歩いていたので、今回は由比駅から出発。

自宅を7時前に出て、IMGP2252由比駅に着いたのは10時30分。お腹が空いたので、歩き始める前に早めの昼食をとることにし、駅前の食堂「あおぞら」に入る。桜えび定食1200円。桜えびのかき揚げはあっさりカラッと仕上がって美味しい。

 

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街道を興津宿に向かって歩きはじめると、江戸時代に名主を務めていた小池家の屋敷。現存するのは明治時代に建てられたもの。

 

 

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薩埵峠の登り口に位置する間の宿に山岡鉄舟ゆかりの望嶽亭があり、内部には鉄舟の遺品などが展示されている。

 

 

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薩埵峠は「難所」とされているが、好天に恵まれた中では簡単なハイキングコースにしか感じられない。峠からの眺めは「絶景」。先日、雨の中を強行せずに延期して、幸運だった。

 

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興津宿本陣跡に14時到着。小さな標石が立っているだけ。

一休みしたくなり茶店を探すが、興津の市街地では本日休業の店しか見当たらなかった。

 

 

 

 

市街を抜けたところに「坐漁荘」(西園寺公望の別邸)がある。建物は明治村に移築されたが、6年前にレプリカが建てられ公開されている。入館は無料。応接間などでお茶(抹茶)とぜんざいや団子を頂くことができる。もちろんこれは有料だIMGP2305が、ぜんざいは500円、団子は400円だから、部屋の雰囲気を味わいながらなので決して高くはない。

元は庭先の石垣の下が砂浜だったそうだが、現在は埋め立てられてグランドになり景色は台無しになっている。

清水駅近くのホテルに宿をとってあり、江尻宿本陣は少し先なので、本陣は明朝通ることにして今日の行程はここまでとする。

街道を進んだのは由比駅から清水駅付近までの13.57km。23,400歩。

この日の総歩数は27856。

好天の中、絶景とおいしいお茶で秋の一日を楽しめた。

por Andres

Andres y Amelia東海道中由比宿から江尻宿へ 前回、10月27日に由比宿本陣を過ぎて由比駅まで歩いていたので、今回は由比駅から出発。 自宅を7時前に出て、由比駅に着いたのは10時30分。お腹が空いたので、歩き始める前に早めの昼食をとることにし、駅前の食堂「あおぞら」に入る。桜えび定食1200円。桜えびのかき揚げはあっさりカラッと仕上がって美味しい。   街道を興津宿に向かって歩きはじめると、江戸時代に名主を務めていた小池家の屋敷。現存するのは明治時代に建てられたもの。     薩埵峠の登り口に位置する間の宿に山岡鉄舟ゆかりの望嶽亭があり、内部には鉄舟の遺品などが展示されている。     薩埵峠は「難所」とされているが、好天に恵まれた中では簡単なハイキングコースにしか感じられない。峠からの眺めは「絶景」。先日、雨の中を強行せずに延期して、幸運だった。   興津宿本陣跡に14時到着。小さな標石が立っているだけ。 一休みしたくなり茶店を探すが、興津の市街地では本日休業の店しか見当たらなかった。         市街を抜けたところに「坐漁荘」(西園寺公望の別邸)がある。建物は明治村に移築されたが、6年前にレプリカが建てられ公開されている。入館は無料。応接間などでお茶(抹茶)とぜんざいや団子を頂くことができる。もちろんこれは有料だが、ぜんざいは500円、団子は400円だから、部屋の雰囲気を味わいながらなので決して高くはない。 元は庭先の石垣の下が砂浜だったそうだが、現在は埋め立てられてグランドになり景色は台無しになっている。 清水駅近くのホテルに宿をとってあり、江尻宿本陣は少し先なので、本陣は明朝通ることにして今日の行程はここまでとする。...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)