旧日光街道歩き旅 1日目(9/26)
街道てくてく歩き、今回は日本橋から日光までの140km、10月中には完歩したい。松尾芭蕉はわずか4日で歩いているが、私達は10日以内が目標。
参考図書は 『日光街道をあるく』(大高利一郎著 創英社/三省堂書店 1,800円)、近所の書店には適当なものがなかったので、スタート地点の日本橋に行く前に八重洲ブックセンターで購入。
日本橋の道路元標を確認して北へ向かう。千疋屋と三和銀行の角で右折、製薬会社の多い本町通りから地下道をくぐって横山町へ。地下道には持ち主は見当たらなかったがダンボール製の寝床が整然と設置されていた。暗黙の了解なのだろうか。しばらくすると衣料品の問屋が続く。安いなあと思ったら、「小売しません」「素人の方には販売しておりません」と誇らしげにも見える表示、これぞ問屋街というところか。
浅草橋からは神田川に浮かぶ屋台船を眺め雷門へと向かう。昼食は十数年ぶりに「駒形どぜう」、平日のせいか飛び込みでも並ぶことなく入れた。臭みがなく柔かい食感、江戸の下町の味を堪能。
「世界のカバン博物館」(無料、スーツケースのエース提供)を見つけ、見学。人類は大昔からカバンを使用していたんだ、旅好きの私達には必需品、職人技さすがだなぁ・・・
雷門に近づくにつれ、右手にスカイツリーが垣間見えてくる。何度も撮っているのについシャッターを押してしまうのはそのフォルムのせい?
千住回向院で吉田松陰の墓、「解体新書」の翻訳出版のために杉田玄白等が刑死者の腑分けをした場所を示す「観臓記念碑」を確認、江戸の町の中心からそう遠くないのに220年間で20万余の重罪人が処刑され、埋葬された小塚原刑場も近い。このあたりは高級住宅地にはならないのだろうなと思う。
隅田川に架かる千住大橋を渡ると、松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立つために船でここまで来たという「細道矢立の碑」があった。
千住宿のヤッチャバ通りを歩いているとかつての屋号を示す木札が目につくが、以前と変わらず商売をしている家はほとんどないようだ。
見学に時間をかけたので、北千住駅で第1日目終了。
15,690歩 11.9km
por Amelia
https://dosperegrinos.net/2012/10/09/%e6%97%a7%e6%97%a5%e5%85%89%e8%a1%97%e9%81%93%e6%ad%a9%e3%81%8d%e6%97%85%e3%80%80%ef%bc%91%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%88926%ef%bc%89/日光道中街道てくてく歩き、今回は日本橋から日光までの140km、10月中には完歩したい。松尾芭蕉はわずか4日で歩いているが、私達は10日以内が目標。 参考図書は 『日光街道をあるく』(大高利一郎著 創英社/三省堂書店 1,800円)、近所の書店には適当なものがなかったので、スタート地点の日本橋に行く前に八重洲ブックセンターで購入。 日本橋の道路元標を確認して北へ向かう。千疋屋と三和銀行の角で右折、製薬会社の多い本町通りから地下道をくぐって横山町へ。地下道には持ち主は見当たらなかったがダンボール製の寝床が整然と設置されていた。暗黙の了解なのだろうか。しばらくすると衣料品の問屋が続く。安いなあと思ったら、「小売しません」「素人の方には販売しておりません」と誇らしげにも見える表示、これぞ問屋街というところか。 浅草橋からは神田川に浮かぶ屋台船を眺め雷門へと向かう。昼食は十数年ぶりに「駒形どぜう」、平日のせいか飛び込みでも並ぶことなく入れた。臭みがなく柔かい食感、江戸の下町の味を堪能。 「世界のカバン博物館」(無料、スーツケースのエース提供)を見つけ、見学。人類は大昔からカバンを使用していたんだ、旅好きの私達には必需品、職人技さすがだなぁ・・・ 雷門に近づくにつれ、右手にスカイツリーが垣間見えてくる。何度も撮っているのについシャッターを押してしまうのはそのフォルムのせい? 浅草の喧騒は泪橋あたりから薄らいでくる。 千住回向院で吉田松陰の墓、「解体新書」の翻訳出版のために杉田玄白等が刑死者の腑分けをした場所を示す「観臓記念碑」を確認、江戸の町の中心からそう遠くないのに220年間で20万余の重罪人が処刑され、埋葬された小塚原刑場も近い。このあたりは高級住宅地にはならないのだろうなと思う。 隅田川に架かる千住大橋を渡ると、松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立つために船でここまで来たという「細道矢立の碑」があった。 千住宿のヤッチャバ通りを歩いているとかつての屋号を示す木札が目につくが、以前と変わらず商売をしている家はほとんどないようだ。 見学に時間をかけたので、北千住駅で第1日目終了。 ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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