北イタリア旅行 8日目(4/5)
ジェノバ~パルマ
チェックアウトしてすぐ近くの広場から路線バスでGenova Piazza Principe駅へ。パルマまでの切符を買う。窓口の列は短い。
発車まで2時間ほどあり、カフェでつぶすにも長すぎるので、バスでジェノバを巡ってみることにする。適当に乗ったバスが、ジェノバを囲む高台を通って街を半周するような路線だった。港の巨大なクルーズ船が屋根の向こうに見える。40分ほどで終点に着いたが、全員が降りたわけではないので、そのまま乗り続ける。10分後に発車して、ほぼ往路と同じ道で駅に戻る。冷たい雨だったので、バスの中からでも街を眺められて良かった。
列車はまずPiacenzaまでの普通列車。半分ほどの席が埋まっていただろうか。車中で若い女性が座席に紙片を置いて回り、しばらくすると回収に来る。書かれている文は「私と二人の兄弟は失業中でホームレスです。神の愛のために少しのお金で私の家族を助けてください。ありがとうございます。神のご加護を」というような意味だろうか。一人の初老の男だけがお金をあげていた。
Piacenza駅で寒さしのぎと時間つぶしでBarに。ここは最初にレジで代金を払ってから品を受け取る仕組み。カフェ・マッキャートを頼んだが、私の前の客も私もミルクを入れるのを忘れられる。
Piacenza からParmaまでは指定席の急行。普通の座席。
Parmaは冷たい雨がまともに降り、寒い。ほんの数百メートルのホテルまでの道のりでも身体が冷え切ってしまう。部屋で少し休んで温まるのを待つ。
ピロッタ宮殿にある考古学博物館とテアトロ・ファルネーゼ、国立美術館。テアトロは古い劇場で、造りがすばらしい。その脇に美術館があり、宗教画と肖像画が主。まずまずのコレクション。
ドゥオーモは珍しくファサードの装飾が少ない。
相変わらず冷たい雨が降り続き、身体は冷えるばかり。一旦ホテルに戻り、休む。1時間ほどベッドに潜り込んで少し回復。
夕食にでかける。温かいスープが飲みたいところだが、メニューにはスープがない。パルマなのでハムを食べることにして、プロシュートとメロンのあるレストランに入る。メロンは夏の甘さには遠いが、おいしいパルマのプロシュートと一緒に満足させてくれる。Ameliaはカツレツだと思ってエスカロペを頼んだが、豚肉の薄目のステーキにトマトを主としたソースのかかったものだった。
ハムの街。ショーウィンドーの並んだハムやソーセージ。様々に包まれていて、中身が想像できない。生ハムは、外見が味以上にスペインのとは違っている。
Parmaの街は氷雨のせいか、非常に静かだった。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2013/04/05/%e5%8c%97%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%82%a2%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%80%808%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%88%ef%bc%94%ef%bc%8f%ef%bc%95%ef%bc%89/海外旅行ジェノバ~パルマ チェックアウトしてすぐ近くの広場から路線バスでGenova Piazza Principe駅へ。パルマまでの切符を買う。窓口の列は短い。 発車まで2時間ほどあり、カフェでつぶすにも長すぎるので、バスでジェノバを巡ってみることにする。適当に乗ったバスが、ジェノバを囲む高台を通って街を半周するような路線だった。港の巨大なクルーズ船が屋根の向こうに見える。40分ほどで終点に着いたが、全員が降りたわけではないので、そのまま乗り続ける。10分後に発車して、ほぼ往路と同じ道で駅に戻る。冷たい雨だったので、バスの中からでも街を眺められて良かった。 列車はまずPiacenzaまでの普通列車。半分ほどの席が埋まっていただろうか。車中で若い女性が座席に紙片を置いて回り、しばらくすると回収に来る。書かれている文は「私と二人の兄弟は失業中でホームレスです。神の愛のために少しのお金で私の家族を助けてください。ありがとうございます。神のご加護を」というような意味だろうか。一人の初老の男だけがお金をあげていた。 Piacenza駅で寒さしのぎと時間つぶしでBarに。ここは最初にレジで代金を払ってから品を受け取る仕組み。カフェ・マッキャートを頼んだが、私の前の客も私もミルクを入れるのを忘れられる。 Piacenza からParmaまでは指定席の急行。普通の座席。 Parmaは冷たい雨がまともに降り、寒い。ほんの数百メートルのホテルまでの道のりでも身体が冷え切ってしまう。部屋で少し休んで温まるのを待つ。 ピロッタ宮殿にある考古学博物館とテアトロ・ファルネーゼ、国立美術館。テアトロは古い劇場で、造りがすばらしい。その脇に美術館があり、宗教画と肖像画が主。まずまずのコレクション。 ドゥオーモは珍しくファサードの装飾が少ない。 相変わらず冷たい雨が降り続き、身体は冷えるばかり。一旦ホテルに戻り、休む。1時間ほどベッドに潜り込んで少し回復。 夕食にでかける。温かいスープが飲みたいところだが、メニューにはスープがない。パルマなのでハムを食べることにして、プロシュートとメロンのあるレストランに入る。メロンは夏の甘さには遠いが、おいしいパルマのプロシュートと一緒に満足させてくれる。Ameliaはカツレツだと思ってエスカロペを頼んだが、豚肉の薄目のステーキにトマトを主としたソースのかかったものだった。 ハムの街。ショーウィンドーの並んだハムやソーセージ。様々に包まれていて、中身が想像できない。生ハムは、外見が味以上にスペインのとは違っている。 Parmaの街は氷雨のせいか、非常に静かだった。 por AndrésAndres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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