集団的自衛権の行使容認=解釈改憲=>ことばのない世界
安倍内閣は憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認を決定した。
これは護憲か改憲かを超える、大きく深い転換点だ。憲法を変えることなく、解釈によって正反対の結論を出す。同じ自民党の内閣が数十年にわたって主張し続けてきた解釈を踏襲すると言いつつ、逆の結論に導く。
安倍晋三首相はここで、「戦後レジーム」(なぜ「戦後体制」と言わないのだろう)から脱却しただけではない。戦後体制の基底である「日本国憲法」を、さらに立憲主義を破壊し、そして何よりも言語を破壊したのだ。
これから後、安倍晋三氏の発する音声は単なる空気の振動でしかなく、彼の発する文書は紙のシミでしかなくなった。
ことばが意味を奪われた世界で議論は不可能だし「民主主義」など成立しようもない。今、私たちに何ができるのだろうか。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2014/07/02/%e9%9b%86%e5%9b%a3%e7%9a%84%e8%87%aa%e8%a1%9b%e6%a8%a9%e3%81%ae%e8%a1%8c%e4%bd%bf%e5%ae%b9%e8%aa%8d%ef%bc%9d%e8%a7%a3%e9%87%88%e6%94%b9%e6%86%b2%ef%bc%9d%ef%bc%9e%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%b0%e3%81%ae/政治・経済・国際安倍内閣は憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認を決定した。 これは護憲か改憲かを超える、大きく深い転換点だ。憲法を変えることなく、解釈によって正反対の結論を出す。同じ自民党の内閣が数十年にわたって主張し続けてきた解釈を踏襲すると言いつつ、逆の結論に導く。 安倍晋三首相はここで、「戦後レジーム」(なぜ「戦後体制」と言わないのだろう)から脱却しただけではない。戦後体制の基底である「日本国憲法」を、さらに立憲主義を破壊し、そして何よりも言語を破壊したのだ。 これから後、安倍晋三氏の発する音声は単なる空気の振動でしかなく、彼の発する文書は紙のシミでしかなくなった。 ことばが意味を奪われた世界で議論は不可能だし「民主主義」など成立しようもない。今、私たちに何ができるのだろうか。 por AndrésAndres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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