Peregrinación 44(11/05) Melide ~ Arzúa
合計距離: 18323 m
最高点の標高: 488 m
最低点の標高: 305 m
累積標高(上り): 630 m
累積標高(下り): -685 m
総所要時間: 00:37:03
最高点の標高: 488 m
最低点の標高: 305 m
累積標高(上り): 630 m
累積標高(下り): -685 m
総所要時間: 00:37:03
今日も距離が短いので朝はゆっくり。
8時に宿のBarで朝食。6ユーロだとブッフェだが大した内容でもないし、そんなに食べられるものでもないので、3.5ユーロの普通の朝食にする。私はCafé con leche、Zumo de Naranja、クロワッサン。AmeliaはTé、Zumo de Naranja、Tostada。なぜかカフェアート。こんなことは初めてだ。
8時に宿のBarで朝食。6ユーロだとブッフェだが大した内容でもないし、そんなに食べられるものでもないので、3.5ユーロの普通の朝食にする。私はCafé con leche、Zumo de Naranja、クロワッサン。AmeliaはTé、Zumo de Naranja、Tostada。なぜかカフェアート。こんなことは初めてだ。
9時前にチェックアウト。主人にホテルの名前、Hotel Carlos 96の由来を聞いてみると、1996年に兄カルロスがホテルを開業したから、という単純な理由だった。20年も経つにしてはきれいなホテルだった。なかなか親切で感じの良い主人。
朝からずっと雨。出発時からポンチョを使う。雨は普通に降ったり小雨になったりを繰り返すが、止むことはない。
町を出ると今日もCaminoは畑、牧場、集落、林の中を丘を上ったり下ったりしながら進む。相変わらず集落以外にも家が点在している。
歩きはじめて30分弱でSantiagoまで50km地点。残りわずかとなってしまった。近くの家の入口にもkm50と掲げられている。
すぐ近くの教会が珍しく開いていて、Selloが押せる。中も見学できる。後陣の壁画・天井画が、修復されたもののようだが、なかなか良い。
少し先に家畜用の水場があり、水がたくさん流れている。雨のガリシア、水も豊富なようだ。
小川にかけられた石の橋、前を歩いていた3人組の一人が渡り終えるところで滑ったらしく転倒。しばらく起き上がれなくなっていたので心配したが、私たちが橋のたもとに着いた時には歩きはじめた。とくに足を引きずってもいないので大丈夫だろう。しかし転倒した人は、リュックは背負っておらず、手提げをぶら下げて畳んだコウモリ傘を杖代わりにしている。これではちょっとしたことで転ぶだろう。
47km地点のMojónには友人をしのんでのプレートが張り付けられている。こんな行為が友人を思うことになると考える身勝手さ。
Castillaまでは、家の壁は漆喰の白か石の灰色だったのが、ガリシアに入るとカラフルな壁が見られるようになった。緑の多い地方なので鮮やかな色も似あう。
11時近くなってようやく開いているBarに出会う。Bocadilloにする。巡礼者が多く休んでいるが、通過する人も結構いる。
その先にまた開いている教会があった。ここはSelloが置いてあって中も見られるが、無人。中も外も比較的新しい。
1時半ごろ休憩。コーヒー。ずっと雨の中を歩いているが、気温は低くないので体が冷えるようには思えない。ただ、靴の中も湿ってきて、ズボンのすそも濡れ、首筋から雨のしずくが入ってしまって下着まで湿っている。カメラは防水なので心配ないが、レンズが濡れて画像が歪むのに、それを防ぐために毎回レンズを拭くわけにもいかず困る。
もう少し先だと思っていたが、今日の目的地Arzúaの町の入口を示す表示。やがてビルの並ぶ街に入る。ところが宿の位置を確かめてみると、Camino沿いだと思っていたのが、ずいぶん離れていることに気づく。どこかに近道があったのかもしれないが、こうなったらできるだけCaminoを進んでから脇に逸れよう。
Caminoをほとんど街外れ近くまで進んでから右に逸れ、1km以上歩いて宿に。Paso Santa María。石壁の平屋建てが何棟も並んでいる。入口の開いているところをのぞくと、スーツケースがたくさん並んでいる。宿泊客のもので先に送られてきたものだろう。レセプションは無人。ベルを押すと間もなく係りの女性がやって来た。パスポートを渡すとすぐに部屋に案内され、濡れたポンチョやウインドブレーカーなどを乾燥室まで持って行ってくれる。間もなく暖房も入った。今日は客が多いので夕食は予約した方が良いとのことなので、8時に予約を入れる。
部屋にはテレビもなく、WiFiも携帯もつながらない。サロンにはテレビもありWiFiもつながるようだが。
5時半から7時までサロンでコーヒーを飲みながらブログ作成。サロン棟にはサロンが4部屋ある。一番奥の広いサロンを使う。窓から見える庭は広くきれい。雨でなければ散歩したくなる。もう一度訪れたくなる宿だ。
しばらくしてドイツ人の3人組がサロンにやってきて私たちの背中側に座り、酒とつまみを頼んでおしゃべりを始める。話し声が大きく笑い声が下品で、間もなく酒臭いにおいが漂い、つまみをかじるボリボリという音が響く。他にもサロンはあって客はいないのに、なぜ静かに書き物をしている私たちのすぐそばで大声でしゃべるのか。無神経さが腹立たしい。
8時から食堂で夕食。客は私たちだけ。Menú del Día一人分とPulpo、白ワインとAgua con gasを注文。Entranteとしてパンにタコを載せ、チーズを載せたものが出てくる。美味しい。昨日のタコより美味しい。一皿目はサラダ。レタスなどの野菜にチーズ、リンゴ、朝食のブッフェによくある羊羹のようなもの。美味しい。二皿目はLomo de Bacarao。ブロッコリー、ピーマン、玉ねぎを炒めたものを添えてある。Bacaraoは程よい塩加減で美味しい。野菜も程よい火加減だが、ちょっと塩っぱい。Pulpoはパプリカをかけ、チーズを載せてある。これも固さは程よく美味しいが、チーズの分だけ少し重い。デザートはチョコレートの入ったクレープ。屋根に使われている黒い石板、スレートの皿で。美味しい。美味しい食事で満足。Camareroも感じの良い人だった。
食事を終えるころにサロンでうるさかったドイツ人たちが入ってきた。他にCaminoで見覚えのある人たち6人ほども食卓に着いていた。
私たちはサロンに移動して暖炉の前で日記書きとブログ作成。サロン棟の入口に並べられていた十数個のスーツケース、7時ごろにはまだあったが9時40分過ぎに再びサロンに来た時には全てなくなっていた。ずいぶん遅い到着。食堂で見かけた6人もスーツケースの持ち主だったのか。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2015/11/05/peregrinacion-44%ef%bc%881105%ef%bc%89-melide-%ef%bd%9e-arzua/フランス人の道 Camino FrancésCamino,Francés,Santiago,サンティアゴ,フランス人の道,巡礼今日も距離が短いので朝はゆっくり。
8時に宿のBarで朝食。6ユーロだとブッフェだが大した内容でもないし、そんなに食べられるものでもないので、3.5ユーロの普通の朝食にする。私はCafé con leche、Zumo de Naranja、クロワッサン。AmeliaはTé、Zumo de Naranja、Tostada。なぜかカフェアート。こんなことは初めてだ。
9時前にチェックアウト。主人にホテルの名前、Hotel Carlos 96の由来を聞いてみると、1996年に兄カルロスがホテルを開業したから、という単純な理由だった。20年も経つにしてはきれいなホテルだった。なかなか親切で感じの良い主人。
朝からずっと雨。出発時からポンチョを使う。雨は普通に降ったり小雨になったりを繰り返すが、止むことはない。
町を出ると今日もCaminoは畑、牧場、集落、林の中を丘を上ったり下ったりしながら進む。相変わらず集落以外にも家が点在している。
歩きはじめて30分弱でSantiagoまで50km地点。残りわずかとなってしまった。近くの家の入口にもkm50と掲げられている。
すぐ近くの教会が珍しく開いていて、Selloが押せる。中も見学できる。後陣の壁画・天井画が、修復されたもののようだが、なかなか良い。
少し先に家畜用の水場があり、水がたくさん流れている。雨のガリシア、水も豊富なようだ。
小川にかけられた石の橋、前を歩いていた3人組の一人が渡り終えるところで滑ったらしく転倒。しばらく起き上がれなくなっていたので心配したが、私たちが橋のたもとに着いた時には歩きはじめた。とくに足を引きずってもいないので大丈夫だろう。しかし転倒した人は、リュックは背負っておらず、手提げをぶら下げて畳んだコウモリ傘を杖代わりにしている。これではちょっとしたことで転ぶだろう。
47km地点のMojónには友人をしのんでのプレートが張り付けられている。こんな行為が友人を思うことになると考える身勝手さ。
Castillaまでは、家の壁は漆喰の白か石の灰色だったのが、ガリシアに入るとカラフルな壁が見られるようになった。緑の多い地方なので鮮やかな色も似あう。
11時近くなってようやく開いているBarに出会う。Bocadilloにする。巡礼者が多く休んでいるが、通過する人も結構いる。
その先にまた開いている教会があった。ここはSelloが置いてあって中も見られるが、無人。中も外も比較的新しい。
1時半ごろ休憩。コーヒー。ずっと雨の中を歩いているが、気温は低くないので体が冷えるようには思えない。ただ、靴の中も湿ってきて、ズボンのすそも濡れ、首筋から雨のしずくが入ってしまって下着まで湿っている。カメラは防水なので心配ないが、レンズが濡れて画像が歪むのに、それを防ぐために毎回レンズを拭くわけにもいかず困る。
もう少し先だと思っていたが、今日の目的地Arzúaの町の入口を示す表示。やがてビルの並ぶ街に入る。ところが宿の位置を確かめてみると、Camino沿いだと思っていたのが、ずいぶん離れていることに気づく。どこかに近道があったのかもしれないが、こうなったらできるだけCaminoを進んでから脇に逸れよう。
Caminoをほとんど街外れ近くまで進んでから右に逸れ、1km以上歩いて宿に。Paso Santa María。石壁の平屋建てが何棟も並んでいる。入口の開いているところをのぞくと、スーツケースがたくさん並んでいる。宿泊客のもので先に送られてきたものだろう。レセプションは無人。ベルを押すと間もなく係りの女性がやって来た。パスポートを渡すとすぐに部屋に案内され、濡れたポンチョやウインドブレーカーなどを乾燥室まで持って行ってくれる。間もなく暖房も入った。今日は客が多いので夕食は予約した方が良いとのことなので、8時に予約を入れる。
部屋にはテレビもなく、WiFiも携帯もつながらない。サロンにはテレビもありWiFiもつながるようだが。
5時半から7時までサロンでコーヒーを飲みながらブログ作成。サロン棟にはサロンが4部屋ある。一番奥の広いサロンを使う。窓から見える庭は広くきれい。雨でなければ散歩したくなる。もう一度訪れたくなる宿だ。
しばらくしてドイツ人の3人組がサロンにやってきて私たちの背中側に座り、酒とつまみを頼んでおしゃべりを始める。話し声が大きく笑い声が下品で、間もなく酒臭いにおいが漂い、つまみをかじるボリボリという音が響く。他にもサロンはあって客はいないのに、なぜ静かに書き物をしている私たちのすぐそばで大声でしゃべるのか。無神経さが腹立たしい。
8時から食堂で夕食。客は私たちだけ。Menú del Día一人分とPulpo、白ワインとAgua con gasを注文。Entranteとしてパンにタコを載せ、チーズを載せたものが出てくる。美味しい。昨日のタコより美味しい。一皿目はサラダ。レタスなどの野菜にチーズ、リンゴ、朝食のブッフェによくある羊羹のようなもの。美味しい。二皿目はLomo de Bacarao。ブロッコリー、ピーマン、玉ねぎを炒めたものを添えてある。Bacaraoは程よい塩加減で美味しい。野菜も程よい火加減だが、ちょっと塩っぱい。Pulpoはパプリカをかけ、チーズを載せてある。これも固さは程よく美味しいが、チーズの分だけ少し重い。デザートはチョコレートの入ったクレープ。屋根に使われている黒い石板、スレートの皿で。美味しい。美味しい食事で満足。Camareroも感じの良い人だった。
食事を終えるころにサロンでうるさかったドイツ人たちが入ってきた。他にCaminoで見覚えのある人たち6人ほども食卓に着いていた。
私たちはサロンに移動して暖炉の前で日記書きとブログ作成。サロン棟の入口に並べられていた十数個のスーツケース、7時ごろにはまだあったが9時40分過ぎに再びサロンに来た時には全てなくなっていた。ずいぶん遅い到着。食堂で見かけた6人もスーツケースの持ち主だったのか。
por AndrésAndrés
andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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