合計距離: 19248 m
最高点の標高: 144 m
最低点の標高: 10 m
累積標高(上り): 560 m
累積標高(下り): -489 m
総所要時間: 06:16:09

6時半起床。昨夜は暖房が入ったのだが、途中で暑くなり、暖房を止めてしまう。しかしおかげで洗濯物はすべて乾く。

8時から朝食ということだったので8時ちょうどに食堂に行くと、団体客がもう食事を始めている。私たちがテーブルに着くとCamareraがやってきて部屋番号を確認するとともに生のオレンジジュースはいるか、と聞いてくる。もちろんもらうことにする。さらに卵とベーコンは、果物はバナナかキウィかとたずねるので、バナナをもらう。ビュッフェスタイルで、飲食物コーナーにはオレンジジュースも置いてあるのだが、それとは別に搾りたてのオレンジジュースを持ってきてくれる。どうやら団滝客とは内容に差をつけてあるようだ。団体客はコーナーにあるものだけで、生ジュースや焼きたての卵などはサービスされない。生ジュースは美味しかった。クロワッサンはここも偽物。

団滝客は食べ終わるとあっという間に退室し、数分後にはバスに乗り込んで出発して行った。どこの団体も忙しないものだ。

9時にチェックアウト。今日は少し寒く感じられるが、坂を上ればすぐに暑くなるのでいつも通り長袖一枚だけにする。PA183361ホテルの前はCaminoで、30分近く緩やかな下りの歩道が続く。快適でこんな道なら1日30㎞も無理ではない。快適な歩道が終わるところに湿地が広がっている。PA183366野鳥の楽園のようになっているようだが、河口部にあたり砂ではなく泥が堆積しているので近くで見ると美しくもないし少々臭い。

その先で左折すべきところを表示に気づかず100mほど行きすぎる。すぐに気づいたので良かったが、Caminoの表示が路面にある30㎝四方程度のタイルだけなので目立たない。

そこからはいつものように丘の上り下りの繰り返し。PA183375山羊が2頭道に出てソファーで遊んでいる。

PA183382曇り空だが、昨日より明るいので雨の可能性は低そう。

PA183384少し離れてみるとこのあたりの牧草地と区別がつかないのだが、ゴルフ場があった。Caminoがゴルフ場の中を通っているので、生えているのが牧草ではなく芝だときづいたのだ。

とうとう雨が降り出した。ほんのわずかなのだが、気温も低めなので防水の上着を着る。防寒にもなってちょうどよい。

PA183387San Vicente de la Barqueraが見えてくる。ここも河口の港町だが、泥色の湿地帯が広がっているように見える。橋を渡って街に入るとすぐにバスセンターがあるが、そこのBarはパスして少し先の年軒か並んだ一角に行く。PA183390ピザ、ケーキ、海鮮とあるので海鮮の店に入ってRabas(Calamares fritos)とLimonadaとAgua con gas。Rabasは揚げたてで美味しいが、やはり一品というのは少々飽きる。その間も雨は降ったり止んだり。Peregrinoの若者が2~3組、歩いているのが見える。

歩きはじめるとすぐにまた上り。PA183394小さなホテルが何軒もあるが、営業している様子はない。夏の間だけのものなのだろう。

その後はまた丘の上り下り。雨は止んだが、坂を上っても暑くはないので上着は着たままで進む。

PA183404今日の目的地Serdioに近づいたところで修復工事中らしい塔のようなものがあるが、人影はなく、説明版の類もない。

PA183405Posadaの塀の上に雑然と作られたミニチュアの聖堂?。これはいろんな意味で逆効果では。

Serdioの村はずれに着いたところに今日の宿Hosteria El Corralucuを発見。驚く。というのは、この宿はBooking.comで予約したのだが、そこに示された地図では村の真ん中あたりにあり、ここから200mほど先なのだ。

こんなことは初めてなので、入っておじさんに確認すると、ここで間違いない。Booking.comの情報が間違っているのか、地図の情報が間違っているのか。

部屋は狭くはないが、安宿。朝食込みで45€だが、昨夜の4つ星ホテルが素泊まりとはいっても50€なのだから、この宿が安いとは思えない。

部屋でシャワー、洗濯、日記。途中で眠くなり少し昼寝。明日の宿の予約。Apartamentoを予約したが、予約後にチェックインが17時半からになっているのに気づく。15時ごろにチェックインしたい旨のメールを送り、さらに夕食をとれる店が近くにあるかどうかの問い合わせもする。鍵を置いておくのでいつでも入れるし、前にレストランがあるとの返事が来る。安心した。

20時から夕食というので下階の食堂に行く。部屋では隣に宿泊客がいるような音がしていたが、食事をするのは私たちだけ。おばさんが食事を作り配膳。一皿目は野菜の炒め煮。二皿目はLomo、目玉焼き、ポテトフライ。アンチョビ。デザートはヨーグルト。2年前のCaminoでの食事や宿を思い出す。今回はこれまでちょっと贅沢目の宿や食事がほとんどだったので、今夜は気分が暗くなる。この先はこんなことが増えるのか。

夜になって寒くなってきたが、暖房はもちろん入らない。

30,600歩 19.4㎞

por Andrés

Andrés北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼6時半起床。昨夜は暖房が入ったのだが、途中で暑くなり、暖房を止めてしまう。しかしおかげで洗濯物はすべて乾く。 8時から朝食ということだったので8時ちょうどに食堂に行くと、団体客がもう食事を始めている。私たちがテーブルに着くとCamareraがやってきて部屋番号を確認するとともに生のオレンジジュースはいるか、と聞いてくる。もちろんもらうことにする。さらに卵とベーコンは、果物はバナナかキウィかとたずねるので、バナナをもらう。ビュッフェスタイルで、飲食物コーナーにはオレンジジュースも置いてあるのだが、それとは別に搾りたてのオレンジジュースを持ってきてくれる。どうやら団滝客とは内容に差をつけてあるようだ。団体客はコーナーにあるものだけで、生ジュースや焼きたての卵などはサービスされない。生ジュースは美味しかった。クロワッサンはここも偽物。 団滝客は食べ終わるとあっという間に退室し、数分後にはバスに乗り込んで出発して行った。どこの団体も忙しないものだ。 9時にチェックアウト。今日は少し寒く感じられるが、坂を上ればすぐに暑くなるのでいつも通り長袖一枚だけにする。ホテルの前はCaminoで、30分近く緩やかな下りの歩道が続く。快適でこんな道なら1日30㎞も無理ではない。快適な歩道が終わるところに湿地が広がっている。野鳥の楽園のようになっているようだが、河口部にあたり砂ではなく泥が堆積しているので近くで見ると美しくもないし少々臭い。 その先で左折すべきところを表示に気づかず100mほど行きすぎる。すぐに気づいたので良かったが、Caminoの表示が路面にある30㎝四方程度のタイルだけなので目立たない。 そこからはいつものように丘の上り下りの繰り返し。山羊が2頭道に出てソファーで遊んでいる。 曇り空だが、昨日より明るいので雨の可能性は低そう。 少し離れてみるとこのあたりの牧草地と区別がつかないのだが、ゴルフ場があった。Caminoがゴルフ場の中を通っているので、生えているのが牧草ではなく芝だときづいたのだ。 とうとう雨が降り出した。ほんのわずかなのだが、気温も低めなので防水の上着を着る。防寒にもなってちょうどよい。 San Vicente de la Barqueraが見えてくる。ここも河口の港町だが、泥色の湿地帯が広がっているように見える。橋を渡って街に入るとすぐにバスセンターがあるが、そこのBarはパスして少し先の年軒か並んだ一角に行く。ピザ、ケーキ、海鮮とあるので海鮮の店に入ってRabas(Calamares fritos)とLimonadaとAgua con gas。Rabasは揚げたてで美味しいが、やはり一品というのは少々飽きる。その間も雨は降ったり止んだり。Peregrinoの若者が2~3組、歩いているのが見える。 歩きはじめるとすぐにまた上り。小さなホテルが何軒もあるが、営業している様子はない。夏の間だけのものなのだろう。 その後はまた丘の上り下り。雨は止んだが、坂を上っても暑くはないので上着は着たままで進む。 今日の目的地Serdioに近づいたところで修復工事中らしい塔のようなものがあるが、人影はなく、説明版の類もない。 Posadaの塀の上に雑然と作られたミニチュアの聖堂?。これはいろんな意味で逆効果では。 Serdioの村はずれに着いたところに今日の宿Hosteria El Corralucuを発見。驚く。というのは、この宿はBooking.comで予約したのだが、そこに示された地図では村の真ん中あたりにあり、ここから200mほど先なのだ。 こんなことは初めてなので、入っておじさんに確認すると、ここで間違いない。Booking.comの情報が間違っているのか、地図の情報が間違っているのか。 部屋は狭くはないが、安宿。朝食込みで45€だが、昨夜の4つ星ホテルが素泊まりとはいっても50€なのだから、この宿が安いとは思えない。 部屋でシャワー、洗濯、日記。途中で眠くなり少し昼寝。明日の宿の予約。Apartamentoを予約したが、予約後にチェックインが17時半からになっているのに気づく。15時ごろにチェックインしたい旨のメールを送り、さらに夕食をとれる店が近くにあるかどうかの問い合わせもする。鍵を置いておくのでいつでも入れるし、前にレストランがあるとの返事が来る。安心した。 20時から夕食というので下階の食堂に行く。部屋では隣に宿泊客がいるような音がしていたが、食事をするのは私たちだけ。おばさんが食事を作り配膳。一皿目は野菜の炒め煮。二皿目はLomo、目玉焼き、ポテトフライ。アンチョビ。デザートはヨーグルト。2年前のCaminoでの食事や宿を思い出す。今回はこれまでちょっと贅沢目の宿や食事がほとんどだったので、今夜は気分が暗くなる。この先はこんなことが増えるのか。 夜になって寒くなってきたが、暖房はもちろん入らない。 30,600歩 19.4㎞ por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)