昨夜は少し寒かった。

朝食は7時半からと言ってあったので、時間になって食堂に下りると先客1組。静かな二人で、隣席なのにほとんど話し声も聞こえない。朝食はおじさんが用意してくれる。パイナップル缶詰二切れ。ちょっと黒くなっているところがある。どうもパンを焼いたときの焦げがついたようだ。オレンジジュース。Café con leche、トスターダ。Caminoの安宿の典型的なもの。私たちが終えるころにもう一人の客が食べに下りてくる。

支度が早めに済み、8時45分にチェックアウトしようとしたが、クレジットカードの読み取りがうまくできず、おばさんは電話でおじさんを呼ぶことになる。おかげで10分ほど余計にかかってしまう。宿代は朝食込みで45€、夕食代が二人で16€。合計61€は絶対値としては高くないが、内容と考えあわせれば高い。

久しぶりに朝から青空が広がり、空気はひんやりして爽やか。上着を着て出発。しばらくなだらかな下りが続き気持ちが良い。

PA193410例によって牧場の丘を見ながら進むが、下りなので楽だしスピードも上がる。PA193409遠くの高い山の頂あたりが白く見えるのは雪か、朝日のせいか。

広い採石場がある。

PA193417下りきったところは河口近くで、ここもまた粘土質の土が広がった湿地で、水鳥はいるし流れている水は汚れているようには見えないが、川を渡ってくる風は臭い。

PA193420上り坂になると久しぶりの土の道。しかも泥が行く手を遮る。昨日の雨は大した雨量ではなかったと思うのだが。ほんのわずかの区間なので大した障害ではないが。

PA193421わずかだが白樺林がある。葉は半分以上散って秋が深まったように見えるが、晴れた日の日中はまだ暑いと感じる。

PA193422Unqueraの街に入ったところに寿司屋がある。このあたりでは大きな町だとはいっても地方の街にまで寿司が広まっているとは。ここの寿司の実態はわからないが。少し先の、中心街にあるパン屋のCafeteríaで休憩。PA193423アップルパイとBollo。もうバスクの甘いバターのものではなく、カスタードクリーム入りの揚げパン。中高年の夫婦連れPeregrinoや若い二人連れが通って行く。この街は並んだ店の様子や歩く人の雰囲気からすると豊かなところのようだ。

橋を渡るとCantabriaからAsturiasに入る。気づいてみるとCaminoの印が少し変わっているが、そのせいか。

PA193426石畳の尾根道の上り坂で若い二人連れに当然のごとく追い抜かれる。

再び下って国道に出、ホテルのBarで軽食。Tortilla de TunaとTortilla de Chorizo。PA193430店先にうまい出来ではないがPeregrinoの人形がある。スタンプをもらった。

砂利道をしばらく上り、下ると海が見える。PA193434国道に出て路側を歩くことになるが、ここでは黄色い線で車道と区切ってあり、線のところどころにCaminoのマークがあって、この線がCaminoだと示している。

PA193435国道を離れて集落を抜けると牧場があるが、ここでは石灰岩の洞窟を飼料置き場や牛舎に使っているようだ。

再び国道に出、高速道路をくぐって進むと、間もなく今日の目的地Vidiagoに到着。PA193439今日の宿、Apartamentos La Casona De Vidiagoは、昨夜のメールのやり取りで知らされた通り、私たちの部屋に行くとドアの鍵はかかっておらず、入室することができる。鍵はドアの内側にさしてある。小さな台所がついた広めの部屋。とにかくシャワー、洗濯、日記。広いので多めに洗濯。しかし冷えてきたので、暖房が入らないと乾かないだろう。宿泊客は少ないようなので暖房の入る可能性は低い。

17時半を過ぎたのでレセプションに行ってみるがまだ閉まっている。ドアに私へのメッセージが貼ってある。昨日のメールとほぼ同じ内容。20171019_180824プールがあり、まだ泳げそうなきれいな水が張ってある。もちろん寒くて入る気は起きないが。ちょうどレセプションが開いたので行って、チェックインの手続きをする。明朝のことを聞くとレセプションは9時からで朝食も9時からとのこと。明日の出発は少し遅らせることにして、朝食をここでとることにする。レストランの場所を聞くとすぐ前だとと言ってCidreríaだと教えてくれる。そちらに行ってみるとテラスにいくつか椅子を並べたところがあるが、そこは民家のよう。そのすぐ先にレストランがあるが、名前は見当たらない。メニューが貼りだしてあり門は開いているが、店のドアは閉まっていて人の気配はない。月火水の夕食はやっていないと表示してあるので木曜日の今日は営業するはずだ。レセプションでは7時半からと言っていたので、その時間に来てみることにする。

部屋に戻って日記の続き。

7時半になったのでレストランに行ってみる。開いているので入るが、夕食は8時からとのこと。あと15分ほどあるので周囲を散歩する。Apartamentoの戸建ての一室には数人が集まって飲んでしゃべっている。また別の部屋のテラスでは4人がしゃべっている。泊り客は6~7組いるようだが、この時期にここに滞在して何をするのだろう。他にはこの周辺には民家は少ない。

8時過ぎたので店に行く。1階はBarで2階がレストラン。2階に案内される。テーブルはたくさんセットされているが、客は私たちだけ。アラカルトだけなので、20171019_202418 1Zambrina(帆立貝)、20171019_203309 1魚介入りのサラダ、20171019_205117 1チョリソと山羊のチーズ入りのRevuerto。20171019_201741 1飲み物はシードルと水。20171019_210844デザートにオルホ入りのチーズ。どれも丁寧なサービスで美味しかった。昨夜が酷かったので尚更豊かな気分になる。私たちが終える直前、9時半過ぎに夫婦らしい一組の客が入ってきただけ。Barには一人の客がいるだけ。明日の朝食もここでと思って時間を聞くと、12時からで食事は1時からとのこと。朝はやっていないのだ。それにしてもこの住民の少ない地域の奥まった一角で、実際に客も少ないのによく営業していてくれた。しかもおいしく感じが良いのだから。私たちは大助かり。

部屋に戻ってみると暖かい。暖房が入ったかとラジエターに触れてみるが、冷たい。昼間の暖気が残っているのだろうか。一晩中寒くならなければよいが。

34,000歩 22.7㎞

por Andrés

Andrés北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼  昨夜は少し寒かった。 朝食は7時半からと言ってあったので、時間になって食堂に下りると先客1組。静かな二人で、隣席なのにほとんど話し声も聞こえない。朝食はおじさんが用意してくれる。パイナップル缶詰二切れ。ちょっと黒くなっているところがある。どうもパンを焼いたときの焦げがついたようだ。オレンジジュース。Café con leche、トスターダ。Caminoの安宿の典型的なもの。私たちが終えるころにもう一人の客が食べに下りてくる。 支度が早めに済み、8時45分にチェックアウトしようとしたが、クレジットカードの読み取りがうまくできず、おばさんは電話でおじさんを呼ぶことになる。おかげで10分ほど余計にかかってしまう。宿代は朝食込みで45€、夕食代が二人で16€。合計61€は絶対値としては高くないが、内容と考えあわせれば高い。 久しぶりに朝から青空が広がり、空気はひんやりして爽やか。上着を着て出発。しばらくなだらかな下りが続き気持ちが良い。 例によって牧場の丘を見ながら進むが、下りなので楽だしスピードも上がる。遠くの高い山の頂あたりが白く見えるのは雪か、朝日のせいか。 広い採石場がある。 下りきったところは河口近くで、ここもまた粘土質の土が広がった湿地で、水鳥はいるし流れている水は汚れているようには見えないが、川を渡ってくる風は臭い。 上り坂になると久しぶりの土の道。しかも泥が行く手を遮る。昨日の雨は大した雨量ではなかったと思うのだが。ほんのわずかの区間なので大した障害ではないが。 わずかだが白樺林がある。葉は半分以上散って秋が深まったように見えるが、晴れた日の日中はまだ暑いと感じる。 Unqueraの街に入ったところに寿司屋がある。このあたりでは大きな町だとはいっても地方の街にまで寿司が広まっているとは。ここの寿司の実態はわからないが。少し先の、中心街にあるパン屋のCafeteríaで休憩。アップルパイとBollo。もうバスクの甘いバターのものではなく、カスタードクリーム入りの揚げパン。中高年の夫婦連れPeregrinoや若い二人連れが通って行く。この街は並んだ店の様子や歩く人の雰囲気からすると豊かなところのようだ。 橋を渡るとCantabriaからAsturiasに入る。気づいてみるとCaminoの印が少し変わっているが、そのせいか。 石畳の尾根道の上り坂で若い二人連れに当然のごとく追い抜かれる。 再び下って国道に出、ホテルのBarで軽食。Tortilla de TunaとTortilla de Chorizo。店先にうまい出来ではないがPeregrinoの人形がある。スタンプをもらった。 砂利道をしばらく上り、下ると海が見える。国道に出て路側を歩くことになるが、ここでは黄色い線で車道と区切ってあり、線のところどころにCaminoのマークがあって、この線がCaminoだと示している。 国道を離れて集落を抜けると牧場があるが、ここでは石灰岩の洞窟を飼料置き場や牛舎に使っているようだ。 再び国道に出、高速道路をくぐって進むと、間もなく今日の目的地Vidiagoに到着。今日の宿、Apartamentos La Casona De Vidiagoは、昨夜のメールのやり取りで知らされた通り、私たちの部屋に行くとドアの鍵はかかっておらず、入室することができる。鍵はドアの内側にさしてある。小さな台所がついた広めの部屋。とにかくシャワー、洗濯、日記。広いので多めに洗濯。しかし冷えてきたので、暖房が入らないと乾かないだろう。宿泊客は少ないようなので暖房の入る可能性は低い。 17時半を過ぎたのでレセプションに行ってみるがまだ閉まっている。ドアに私へのメッセージが貼ってある。昨日のメールとほぼ同じ内容。プールがあり、まだ泳げそうなきれいな水が張ってある。もちろん寒くて入る気は起きないが。ちょうどレセプションが開いたので行って、チェックインの手続きをする。明朝のことを聞くとレセプションは9時からで朝食も9時からとのこと。明日の出発は少し遅らせることにして、朝食をここでとることにする。レストランの場所を聞くとすぐ前だとと言ってCidreríaだと教えてくれる。そちらに行ってみるとテラスにいくつか椅子を並べたところがあるが、そこは民家のよう。そのすぐ先にレストランがあるが、名前は見当たらない。メニューが貼りだしてあり門は開いているが、店のドアは閉まっていて人の気配はない。月火水の夕食はやっていないと表示してあるので木曜日の今日は営業するはずだ。レセプションでは7時半からと言っていたので、その時間に来てみることにする。 部屋に戻って日記の続き。 7時半になったのでレストランに行ってみる。開いているので入るが、夕食は8時からとのこと。あと15分ほどあるので周囲を散歩する。Apartamentoの戸建ての一室には数人が集まって飲んでしゃべっている。また別の部屋のテラスでは4人がしゃべっている。泊り客は6~7組いるようだが、この時期にここに滞在して何をするのだろう。他にはこの周辺には民家は少ない。 8時過ぎたので店に行く。1階はBarで2階がレストラン。2階に案内される。テーブルはたくさんセットされているが、客は私たちだけ。アラカルトだけなので、Zambrina(帆立貝)、魚介入りのサラダ、チョリソと山羊のチーズ入りのRevuerto。飲み物はシードルと水。デザートにオルホ入りのチーズ。どれも丁寧なサービスで美味しかった。昨夜が酷かったので尚更豊かな気分になる。私たちが終える直前、9時半過ぎに夫婦らしい一組の客が入ってきただけ。Barには一人の客がいるだけ。明日の朝食もここでと思って時間を聞くと、12時からで食事は1時からとのこと。朝はやっていないのだ。それにしてもこの住民の少ない地域の奥まった一角で、実際に客も少ないのによく営業していてくれた。しかもおいしく感じが良いのだから。私たちは大助かり。 部屋に戻ってみると暖かい。暖房が入ったかとラジエターに触れてみるが、冷たい。昼間の暖気が残っているのだろうか。一晩中寒くならなければよいが。 34,000歩 22.7㎞ por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)