Segunda Peregrinación 49(11/16 Vilar do Castro~Cee)
最高点の標高: 391 m
最低点の標高: -80 m
累積標高(上り): 522 m
累積標高(下り): -930 m
総所要時間: 08:50:11
今日も長い行程だが、地図で見る限りは昨日より少し楽そう。
6時半起床。ホテルの窓から見ると、空にXと描かれている。8時から朝食。ホテルのBarでだとばかり思っていたら、昨夜と同じ食堂で二人きりで食べることになっている。トスターダとチーズ、トマト、バナナ、ヨーグルト、メンブリージョ、ハチミツ、シリアル、コーヒー、紅茶。
食べ終えたところで、9時に送ってほしいと伝えて部屋に戻り、支度を済ませる。9時にチェックアウトに行くと、レセプションには母親が座っている。精算する時に2年前にも泊まったことを伝えると大変喜んでくれ、また来年も来るようにと言ってくれる。Caminoの記念のリボンとオルーホの小瓶2本をくれる。昨日迎えてくれたところまで送ってほしいと、紙に略図を書くと分かったと言って娘に伝えてくれる。
昨日迎えてくれたのは恐らく妹で、今朝送ってくれるのは姉のようだ。昨日とは違う道を走るので戸惑うが、最後はスマートフォンの地図で場所を伝えて無事に到着。それほどでもないと思っていたが、ホテルの前は冷え込んでいて、途中も霜で真っ白になっていて非常に寒い。娘さんも、もうホワイト・クリスマスの景色のようだと言っていた。
車を降りて歩きはじめる。この地点で私の地図と道にある標識ではCaminoの道筋が違っているが、標識の通りに進むことにする。いきなり急な上り坂だが、日も当たっていて身体を温めるのにちょうど良い。上るにつれて遠くの谷間に朝霧がたまって素晴らしい景色を作り出しているのが見えてくる。飛行機雲の名残だろうか、帯状の雲が幾筋も空を飾っている。坂を上り詰めたところに展望台が作られていて、この景色を見せるためにCaminoの道筋を変えたのだろうと思わされる。展望台に韓国人男性が一人で座っている。スペイン語はできず、つたない英語での会話になる。ソウルから少し離れた都市の人だが、聞き覚えのない街。今日はMuxiaまで歩き、明日Fisterraまで歩くそうだ。それぞれ30㎞以上ある。健脚だ。私たちが景色の写真を撮っていると、自撮りに入ってくれと頼んでくる。ついでに私のスマートフォンでも3人で写すことにする。私たちはほとんど自撮りをしないので慣れていないが、かれは手慣れたもので、うまく撮ってくれた。
今日初めて見る距離の入ったモホンは40.453㎞を示している。。この時点でたぶん3㎞ほどは歩いていると思う。目的地のCeeは15㎞地点あたりだから、28㎞くらい歩かなければならない計算になる。
10時を過ぎても日の当たっていないところは、まだ霜が残っている。
オレオのあるHórreoという名前のBarで休憩。Tortilla de patataが予想外に大きく、長い距離を歩くエネルギーとなる。先ほどの韓国人が入ってきたので、写真のお礼を言い、オルーホを一瓶差し上げる。
ごみ回収ボックスと並んで食用油の回収箱が置かれている。スペインでは初めてお目にかかるもの。大都市でも地方都市でもなく、小さな村にあるのが不思議だし驚きだ。
Caminoが工事中。路面を改良し、一部は石畳にする工事のようだ。
こんな道を延々と上る。今日はそんなに上りはないと思っていたが。左手にダムが見える。これがLagoを造り出したのだ。
Barがあり、看板にCeeまで15㎞、Barはないとの表示。地図を見ると本当にBarはなさそうだ。先ほどのTortillaが大きかったので、ここでは飲み物だけにしておく。まだ子猫と言っていいようなのが3匹いて、他のPeregrinoが入口近くに置いて行ったリュックに上ったり爪を研いだりして遊んでいる。爪とぎはやめさせたが、まだいたずら盛りだ。
廃工場かと思っていたら、煙を出して操業していた。何の工場かは分からない。
MuxiaへとFisterraへのCaminoの分岐点。Muxiaへは27.005㎞、Fisterraへは28.807㎞。ここの大きなロータリにはDUNBRÍAと町の名が大書され、紋章も描かれている。
ここまでは2年前に歩いた道。立ち寄った2軒のBarも前回寄ったところ。ここからは初めての道となる。
間もなく松林の中の長い上り坂。小さなErmitaがあり、その前にベンチが置かれていたのでしばらく休憩。寄せ書き長が置いてあるので、Caminoの報告とこれまでの無事を感謝する文を書いておく。
その後も再び延々と緩い上りが続く。ここで上りは終わりかと何度も思うが、そのたびに少し進むとまた上りがはじまる。ようやく他とは’違うモホンがあり遠くに海らしきものが見える。きっとあれがCeeの海だ。霧か雲が海を覆っているようにも見える。急な下り坂をどんどん下るにしたがってCeeの街並みが見えてくる。
町外れに入ったところのBarで一休み。客の一人の中年男性の言葉がまったく聞き取れない。おそらくガリシア語なのだろうが、早口でまくし立てているが、スペイン語とは似ても似つかない感じ。ほかの人のガリシア語はたまに聞き取れる単語があるのだが。
湾に沿って進み、やっとCeeの中心街に。丘の上から見た時と比べても大きな都会で、中心地に大きなスーパー、通りにはBarやレストランが並んでいる。
少し上ったところで今夜のホテルに到着。3つ星だが、部屋に特徴はない。すぐにシャワー、洗濯、日記。
20時半にホテルのレストランへ夕食に。Menú especial。EntranteはPulpoとEnsalada。サラダのドレッシングはハチミツとマスタード。メインはメルルーサと牛肉。ここまではまずまず満足していたのだが、デザートで大どんでん返しが。アイスクリームとアップルパイにしたのだが、アイスクリームが安物のカップアイス。アップルパイも、どう見ても工場で作られた既製品としか思えない。振り返ってみるとPulpoも工場製品の疑いが。デザートのせいで夕食が台無しいなってしまった。
部屋に戻って日記の続き。今日は予想以上に長く歩き、疲れた。
44,500歩 29.1㎞
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2017/11/17/segunda-peregrinacin-49%ef%bc%881116-vilar-do-castro%ef%bd%9ecee%ef%bc%89/北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼今日も長い行程だが、地図で見る限りは昨日より少し楽そう。 6時半起床。ホテルの窓から見ると、空にXと描かれている。8時から朝食。ホテルのBarでだとばかり思っていたら、昨夜と同じ食堂で二人きりで食べることになっている。トスターダとチーズ、トマト、バナナ、ヨーグルト、メンブリージョ、ハチミツ、シリアル、コーヒー、紅茶。 食べ終えたところで、9時に送ってほしいと伝えて部屋に戻り、支度を済ませる。9時にチェックアウトに行くと、レセプションには母親が座っている。精算する時に2年前にも泊まったことを伝えると大変喜んでくれ、また来年も来るようにと言ってくれる。Caminoの記念のリボンとオルーホの小瓶2本をくれる。昨日迎えてくれたところまで送ってほしいと、紙に略図を書くと分かったと言って娘に伝えてくれる。 昨日迎えてくれたのは恐らく妹で、今朝送ってくれるのは姉のようだ。昨日とは違う道を走るので戸惑うが、最後はスマートフォンの地図で場所を伝えて無事に到着。それほどでもないと思っていたが、ホテルの前は冷え込んでいて、途中も霜で真っ白になっていて非常に寒い。娘さんも、もうホワイト・クリスマスの景色のようだと言っていた。 車を降りて歩きはじめる。この地点で私の地図と道にある標識ではCaminoの道筋が違っているが、標識の通りに進むことにする。いきなり急な上り坂だが、日も当たっていて身体を温めるのにちょうど良い。上るにつれて遠くの谷間に朝霧がたまって素晴らしい景色を作り出しているのが見えてくる。飛行機雲の名残だろうか、帯状の雲が幾筋も空を飾っている。坂を上り詰めたところに展望台が作られていて、この景色を見せるためにCaminoの道筋を変えたのだろうと思わされる。展望台に韓国人男性が一人で座っている。スペイン語はできず、つたない英語での会話になる。ソウルから少し離れた都市の人だが、聞き覚えのない街。今日はMuxiaまで歩き、明日Fisterraまで歩くそうだ。それぞれ30㎞以上ある。健脚だ。私たちが景色の写真を撮っていると、自撮りに入ってくれと頼んでくる。ついでに私のスマートフォンでも3人で写すことにする。私たちはほとんど自撮りをしないので慣れていないが、かれは手慣れたもので、うまく撮ってくれた。 西の方の谷にも朝霧がたまっている。 今日初めて見る距離の入ったモホンは40.453㎞を示している。。この時点でたぶん3㎞ほどは歩いていると思う。目的地のCeeは15㎞地点あたりだから、28㎞くらい歩かなければならない計算になる。 10時を過ぎても日の当たっていないところは、まだ霜が残っている。 Peregrinoの漫画が広場にぽつんと置かれている。 オレオのあるHórreoという名前のBarで休憩。Tortilla de patataが予想外に大きく、長い距離を歩くエネルギーとなる。先ほどの韓国人が入ってきたので、写真のお礼を言い、オルーホを一瓶差し上げる。 ごみ回収ボックスと並んで食用油の回収箱が置かれている。スペインでは初めてお目にかかるもの。大都市でも地方都市でもなく、小さな村にあるのが不思議だし驚きだ。 Caminoが工事中。路面を改良し、一部は石畳にする工事のようだ。 こんな道を延々と上る。今日はそんなに上りはないと思っていたが。左手にダムが見える。これがLagoを造り出したのだ。 Barがあり、看板にCeeまで15㎞、Barはないとの表示。地図を見ると本当にBarはなさそうだ。先ほどのTortillaが大きかったので、ここでは飲み物だけにしておく。まだ子猫と言っていいようなのが3匹いて、他のPeregrinoが入口近くに置いて行ったリュックに上ったり爪を研いだりして遊んでいる。爪とぎはやめさせたが、まだいたずら盛りだ。 廃工場かと思っていたら、煙を出して操業していた。何の工場かは分からない。 MuxiaへとFisterraへのCaminoの分岐点。Muxiaへは27.005㎞、Fisterraへは28.807㎞。ここの大きなロータリにはDUNBRÍAと町の名が大書され、紋章も描かれている。 ここまでは2年前に歩いた道。立ち寄った2軒のBarも前回寄ったところ。ここからは初めての道となる。 間もなく松林の中の長い上り坂。小さなErmitaがあり、その前にベンチが置かれていたのでしばらく休憩。寄せ書き長が置いてあるので、Caminoの報告とこれまでの無事を感謝する文を書いておく。 その後も再び延々と緩い上りが続く。ここで上りは終わりかと何度も思うが、そのたびに少し進むとまた上りがはじまる。ようやく他とは’違うモホンがあり遠くに海らしきものが見える。きっとあれがCeeの海だ。霧か雲が海を覆っているようにも見える。急な下り坂をどんどん下るにしたがってCeeの街並みが見えてくる。 町外れに入ったところのBarで一休み。客の一人の中年男性の言葉がまったく聞き取れない。おそらくガリシア語なのだろうが、早口でまくし立てているが、スペイン語とは似ても似つかない感じ。ほかの人のガリシア語はたまに聞き取れる単語があるのだが。 湾に沿って進み、やっとCeeの中心街に。丘の上から見た時と比べても大きな都会で、中心地に大きなスーパー、通りにはBarやレストランが並んでいる。 少し上ったところで今夜のホテルに到着。3つ星だが、部屋に特徴はない。すぐにシャワー、洗濯、日記。 20時半にホテルのレストランへ夕食に。Menú especial。EntranteはPulpoとEnsalada。サラダのドレッシングはハチミツとマスタード。メインはメルルーサと牛肉。ここまではまずまず満足していたのだが、デザートで大どんでん返しが。アイスクリームとアップルパイにしたのだが、アイスクリームが安物のカップアイス。アップルパイも、どう見ても工場で作られた既製品としか思えない。振り返ってみるとPulpoも工場製品の疑いが。デザートのせいで夕食が台無しいなってしまった。 部屋に戻って日記の続き。今日は予想以上に長く歩き、疲れた。 44,500歩 29.1㎞ por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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