Segunda Peregrinación 50+5(11/22 Alcalá de Henares)
7時起床。今日はAlcaláで過ごす。
8時過ぎに朝食に出る。Mayor通りをカテドラル近くまで歩く。通りでは映画か何かの撮影をしている。通りにカフェテラスをセットし、客の飲み物や食べ物も置かれ、Camareroも働いている演技。その向こうでサッカーボールで遊んだり、争ったりするような場面らしい。片側の歩道と中央の車道は通行止めにし、もう片側の歩道もカメラが回るときには通行止めになる。店に荷物を届ける仕事の人が、仕事中なのだから通せ、と撮影隊のスタッフに言って通行止めを強行突破。撮影も仕事なら荷物運搬も仕事で、どちらが優先ということもないだろう。撮影隊の自分たちの仕事を優先するのが当然といった姿勢は、配慮が足りないものだ。
El Gato Verde(緑の猫)という店に入る。特徴はないが、なぜか大人の女性客が多い。クロワッサン、tostada、Zumo de naranja、Café con leche、Té con lecheといういつもの内容。
ホテルに戻り、支度をして改めて外出。Museo Casa Natal de Cervantes へ。セルバンテスの生家だが、セルバンテスはここで生まれただけで、彼の作品への影響はなさそう。内部には当時の生活が再現されているが、半分はアラブの影響が強い室内。Los libros de Miguel de Cervantesという展示が行われている。内容は貧弱だが、「風車の冒険」という錦絵、「侍ドンキホーテの文学的狂気」という評論などがあるのはなぜだろう。中庭の井戸を覗くと、ずっと下に水があり、今でも使えそう。
見終えて出ようとしたところに小学生の団体が入ってきた。すれ違いになって運が良かった。
Capilla del Oidorへ。現在は内部が展示場になっていて、展示内容は私には興味深いものではなかった。前の木が真っ赤に色づき、青空の下で映えていた。
ホテルのBarに行き、Wifiwつないで明日の帰国便のオンラインチェックインをする。最初はうまくいかずに困ったが、何とか無事終了し、座席もまずまずのところを確保できた。おなかが空いたのでTostadaも食べる。
Corral de Comediasの12時半からの見学に間に合った。ガイド付きで、他には二人の見学者。まず、地下へ。この劇場は、もともと住宅などの建物に囲まれた広場にあった露天のもの。広場の敷石の上にローマ遺跡から持ってきた礎石を置き、その上の柱を立てて現在の劇場の建物ができている。地下ではその様子がよくわかる。嵐の効果音を出すための樽が置いてある。2階には、昔の旅籠の部屋の名残があり、ここに泊まった人は芝居がタダで見られたのだろう。長方形の広場の中に現在の楕円形の劇場が作られている様子もよくわかる。
現在も劇場として使われていて、ほぼ毎週末に公演がある。残念なことに私たちの滞在中にはないが。
この街にはコウノトリの巣がたくさんあるが、たまたま私たちの部屋からだと間近に見えるところにある巣にコウノトリがとまっている。部屋に戻ればよりはっきり見えるのだろう。
Mayor通りに行くと、場所を変えて撮影が続いている。路線バスまで止めての撮影。朝の撮影場所にはまだセットが残されたまま。
Antiguo Hospital de Nuestra Señora de La Misericordia, Fundación Antezanaへ。ここもガイド付き。セルバンテスの父親が働き、一時はイグナチオ・デ・ロヨラが学生時代に住んで働いていたところ。美しい中庭を囲んで、現在も一部は住居として一般の人が住んでいる。壁の奥などに昔の建物の一部が残っている。
昼食はこのHospitalと背中合わせにある、以前は教会だった建物をレストランにしているところで。外側はもちろんだが、内部も祭壇等を取り除いた教会そのもの。飲み物は白ワインのボトルとAgua con gas。食事はフォアグラ、アスパラガス、ピーマンの魚介詰め。メインはオマールエビのリゾット。食後酒としてオルーホ。デザートはプリン。そしてコーヒー。リゾットは少し塩っぱかったが、全体に美味しく満足できた。一つ欠点は、店内に流されていた音楽。音楽無しか、せめてグレゴリオ聖歌などにすれば良いのに、クリスマスソングなどだったのはいただけない。
ワインの酔いと満腹のお腹を抱えてホテルに戻り、1時間ほど昼寝。
18時に出かけてTeatro-Salón Cervantes(セルバンテス劇場)へ。ここは内装などは古いタイプだが、比較的新しく大きな劇場。アルカラ映画祭の一環で、映画そのものより劇場の内部を見たいので行ってみることにした。「Lady Macbeth」というイギリス映画でスペイン語字幕付き。年の離れた不能の夫がロンドンに行って留守の間に下男と密会を重ね、それを続けるために夫の父親を殺し、父の死を知って帰宅した夫も殺し・・・といった女の恐ろしさを描いたもの。観客の多くは中高年で入りは良くない。
20時に終えてMayor通りをぶらつく。ベビー用品店で孫の服を買う。まだこの時間だと商店も開いていて、人通りも多い。今夜はあまり寒くない。
露店の焼き栗を買って帰り、ホテルの部屋で食べる。甘さは少ないが、あっさりして美味しい。
明日は帰国。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2017/11/23/segunda-peregrinacin-505%ef%bc%881122-alcal-de-henares%ef%bc%89/スペイン旅行北の道 Camino del NorteAlcalá de Henares,Camino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼7時起床。今日はAlcaláで過ごす。8時過ぎに朝食に出る。Mayor通りをカテドラル近くまで歩く。通りでは映画か何かの撮影をしている。通りにカフェテラスをセットし、客の飲み物や食べ物も置かれ、Camareroも働いている演技。その向こうでサッカーボールで遊んだり、争ったりするような場面らしい。片側の歩道と中央の車道は通行止めにし、もう片側の歩道もカメラが回るときには通行止めになる。店に荷物を届ける仕事の人が、仕事中なのだから通せ、と撮影隊のスタッフに言って通行止めを強行突破。撮影も仕事なら荷物運搬も仕事で、どちらが優先ということもないだろう。撮影隊の自分たちの仕事を優先するのが当然といった姿勢は、配慮が足りないものだ。El Gato Verde(緑の猫)という店に入る。特徴はないが、なぜか大人の女性客が多い。クロワッサン、tostada、Zumo de naranja、Café con leche、Té con lecheといういつもの内容。ホテルに戻り、支度をして改めて外出。Museo Casa Natal de Cervantes へ。セルバンテスの生家だが、セルバンテスはここで生まれただけで、彼の作品への影響はなさそう。内部には当時の生活が再現されているが、半分はアラブの影響が強い室内。Los libros de Miguel de Cervantesという展示が行われている。内容は貧弱だが、「風車の冒険」という錦絵、「侍ドンキホーテの文学的狂気」という評論などがあるのはなぜだろう。中庭の井戸を覗くと、ずっと下に水があり、今でも使えそう。見終えて出ようとしたところに小学生の団体が入ってきた。すれ違いになって運が良かった。Capilla del Oidorへ。現在は内部が展示場になっていて、展示内容は私には興味深いものではなかった。前の木が真っ赤に色づき、青空の下で映えていた。ホテルのBarに行き、Wifiwつないで明日の帰国便のオンラインチェックインをする。最初はうまくいかずに困ったが、何とか無事終了し、座席もまずまずのところを確保できた。おなかが空いたのでTostadaも食べる。Corral de Comediasの12時半からの見学に間に合った。ガイド付きで、他には二人の見学者。まず、地下へ。この劇場は、もともと住宅などの建物に囲まれた広場にあった露天のもの。広場の敷石の上にローマ遺跡から持ってきた礎石を置き、その上の柱を立てて現在の劇場の建物ができている。地下ではその様子がよくわかる。嵐の効果音を出すための樽が置いてある。2階には、昔の旅籠の部屋の名残があり、ここに泊まった人は芝居がタダで見られたのだろう。長方形の広場の中に現在の楕円形の劇場が作られている様子もよくわかる。現在も劇場として使われていて、ほぼ毎週末に公演がある。残念なことに私たちの滞在中にはないが。この街にはコウノトリの巣がたくさんあるが、たまたま私たちの部屋からだと間近に見えるところにある巣にコウノトリがとまっている。部屋に戻ればよりはっきり見えるのだろう。Mayor通りに行くと、場所を変えて撮影が続いている。路線バスまで止めての撮影。朝の撮影場所にはまだセットが残されたまま。Antiguo Hospital de Nuestra Señora de La Misericordia, Fundación Antezanaへ。ここもガイド付き。セルバンテスの父親が働き、一時はイグナチオ・デ・ロヨラが学生時代に住んで働いていたところ。美しい中庭を囲んで、現在も一部は住居として一般の人が住んでいる。壁の奥などに昔の建物の一部が残っている。昼食はこのHospitalと背中合わせにある、以前は教会だった建物をレストランにしているところで。外側はもちろんだが、内部も祭壇等を取り除いた教会そのもの。飲み物は白ワインのボトルとAgua con gas。食事はフォアグラ、アスパラガス、ピーマンの魚介詰め。メインはオマールエビのリゾット。食後酒としてオルーホ。デザートはプリン。そしてコーヒー。リゾットは少し塩っぱかったが、全体に美味しく満足できた。一つ欠点は、店内に流されていた音楽。音楽無しか、せめてグレゴリオ聖歌などにすれば良いのに、クリスマスソングなどだったのはいただけない。ワインの酔いと満腹のお腹を抱えてホテルに戻り、1時間ほど昼寝。18時に出かけてTeatro-Salón Cervantes(セルバンテス劇場)へ。ここは内装などは古いタイプだが、比較的新しく大きな劇場。アルカラ映画祭の一環で、映画そのものより劇場の内部を見たいので行ってみることにした。「Lady Macbeth」というイギリス映画でスペイン語字幕付き。年の離れた不能の夫がロンドンに行って留守の間に下男と密会を重ね、それを続けるために夫の父親を殺し、父の死を知って帰宅した夫も殺し・・・といった女の恐ろしさを描いたもの。観客の多くは中高年で入りは良くない。20時に終えてMayor通りをぶらつく。ベビー用品店で孫の服を買う。まだこの時間だと商店も開いていて、人通りも多い。今夜はあまり寒くない。露店の焼き栗を買って帰り、ホテルの部屋で食べる。甘さは少ないが、あっさりして美味しい。明日は帰国。por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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