(上記の歩行軌跡は、この日の最後の方のRestaurante Jorbaから高速道路A2の反対側のガソリンスタンドを経てしばらく歩いた部分が抜けている。)

31.8㎞ 42,300歩

6時半起床。昨夜は寒かった。電気ヒーターを足元に置いていたが、夜中に何度も目が覚める。1度目は寝袋を整え直し、2度目はダウンジャケットを出して脚にかけ、3度目は右足ふくらはぎがこむら返りを起こし、4度目は6時前だったのでもう一度寝直した。

出発前にバナナで軽い朝食代わり。

8時過ぎに出発するが、パン屋さんが開いていて、中で食べられる店なので、入ってクロワッサンとカフェ・コンレーチェ、テ・コンレーチェの朝食にする。

鍵を昨日のBarの郵便受けに返して歩き始める。

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遠くの空に熱気球が1つ浮かんでいる。気球は派手な色合いが多いが、これは灰色のようで地味。

Igualadaの街に近づくと、まず工場群が見え、街に続く直線道路沿いは倉庫街になっている。

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緩やかに上る直線道路をすぎてようやく旧市街に入る。カタルーニャ鉄道の終点近くで踏切を渡り、少し進むとCaminoから数十メートルのところにMercadoがあるので行ってみる。

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特に変わった点はないが、市場を出たところでAyuntamientoのシャツを着た男性が追いかけてきて街の地図を渡してくれる。せっかくなのでついでに私が使っているSimの会社Yoigoの店の場所を聞いてみる。具体的な場所は知らなかったが、中心街には必ずあるはずだとのこと。中心街に向かって歩くと右側に教会があったので入ってみる。

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結構新しいものだったので中をちょっとだけ見てすぐに出てくる。そのすぐ先が市役所前の広場。

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市役所の壁には人間の塔の垂れ幕。カタルーニャ独立に関連して拘禁中の自治政府関係者の解放を求める横断幕。

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また路面をはじめ街の随所に独立支持のシンボルの黄色リボンの印。カタルーニャの特にバルセロナ以外の地域は独立志向が強いのが分かる。

広場に面したカフェで一休み。私は一人でYoigoの店を探しに行く。

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カフェの席を立って広場の真ん中で振り返ってみると、すぐ先にYoigoの店があった。店で私のスマートフォンの状況、昨日から通話はできるがインターネットがつながらないということを説明する。店員は設定を確かめていたが、問題は見つからない。センターに問い合わせてもだめ。彼のスマートフォンに私のSimを入れたらインターネットも使えたので、もう一度私のに入れ直してみたら、ネットにつながった。接触不良だったのだろうとのこと。とにかく直ってよかった。

カフェに戻り荷物を持って出発。

旧市街の狭い道を歩いて行くが、なかなか住みやすそうな気がする。

旧市街を抜けると上り坂が続き、大学や小学校、中学校と文教地区になっているよう。更に新興住宅街。

住宅街の終わりでCaminoは個人住宅の敷地内に入る。

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家の脇の狭い坂を登ると裏口から畑の中へ出る。間もなく舗装道に戻り緩やかな上りくだり。

Jorbaの町に着き、レストランがあったので入る。軽く食べるつもりだったが、メニューを見るとそんなのはないのでちゃんと食事をとることにする。薪で焼くのが売りの店。

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ステーキとタコのにする。付け合わせが選べるので、サラダと白いんげん。まずまずの味。店を出て50mほど歩いたところでクレデンシャルにスタンプを押してもらうのを忘れたことに気づき、戻って押してもらう。店の人たちは気のいい人たちだった。

国道に沿った道に自転車用の道路がついていて、そこを歩いて進む。

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自転車は全く来ないので歩きやすい。4㎞ほどで今日の宿に到着。Hostal Jorba。昨夜予約した時にEn grupoと言っていたのが気になる。ガソリンスタンド併設のよくある国道沿いのドライブイン。レストランもある。レストランに入り店員に泊まりだと告げると、部屋はないと言う。昨夜電話で予約したと告げても、1年前から宿は営業していないとのこと。昨夜は予約を受けたのだから、誰が電話を受けたのか聞いても、たくさん働いているので分からないが、とにかく部屋はない。この先のSanta Maria del CamíにAlbergueがあるそうだから、道の反対側のガソリンスタンドで詳しいことは聞いてくれ、とのこと。らちが明かないので1㎞近く戻って国道をくぐって反対側に出、また1㎞ほど歩いてガソリンスタンド付属のバルへ。最初に聞いた従業員はこのあたりのことは全く知らないので他の人に聞いてくれとのこと。ほかの店員に聞いてもAlbergueのことは知らない。横から客が、Santa Maria del Camíはこのすぐ先だと教えてくれる。どのくらいかかるのか尋ねると、30分か45分だとのこと。教えられた方向に歩くが、地図で確かめるとそこにはAlbergueどころか墓地が一つ記されているだけで人家もまばらな感じ。先刻から再びスマートフォンがネットにつながらなくなっているので、調べようもない。あきらめて最初の元ホテルのあったレストランに戻りタクシーを呼んでもらってJorbaのAlbergueに行く。その前に電話で泊まれるか確かめると、大丈夫だとのこと。私の持っている情報ではトイレはあるがシャワーはないとなっているので避けたのだが、こうなっては仕方がない。タクシーは、この辺りにはないのでIgualadaからやって来る。

Jorbaの町の中心まで行ってもらう。昼食を食べたレストランの斜め前のバス停で降ろしてもらう。レストランでAlbergueの場所を聞こうと思ったが、閉まっている。通りかかった人に聞くと、数十メートル戻った路地の突き当りだとのこと。行ってみると窓の明かりが点いている。他に泊まり客がいるのだろうか。ドアを入ると男が出迎えてくれる。ここは公営ではなく私営だったのだ。一人10€。バストイレありでお湯も出る。

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この時期は客がほとんどいないので、壁を塗り替えたところだとのこと。神父さんのようで、部屋の使い方をいろいろと説明してくれる。もちろんほかに宿泊者はいない。

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シャワーは熱いお湯がたっぷり出る。毛布も使い放題なので、暖房はないが昨夜のような寒い思いはしなくて済みそう。部屋も狭いので、夜が更けてきてもそんなに寒くはならない。ここに戻って正解だったようだ。

シャワーを浴びてしまうと外に出る気はしなくなったので、バナナやビスケットなどで夕食代わりにする。

スマートフォンはAPNの設定をいったん消去してやり直したら、ネットにつながった。肝心の時に使えず、また歩いた経路の記録も途切れてしまい、困ったものだが、明日からは正常に機能してくれることを願う。

明日の宿は電話で予約。今度こそ廃業ということはないはずだ、と思いたい。

/images/2018/10/clip_image006-5-644x430.png/images/2018/10/clip_image006-5-150x150.pngAndrésカタルーニャの道 Camino CatalánCamino,Catalan,Santiago,カタルーニャ,カタロニア,サンティアゴ,巡礼(上記の歩行軌跡は、この日の最後の方のRestaurante Jorbaから高速道路A2の反対側のガソリンスタンドを経てしばらく歩いた部分が抜けている。) 31.8㎞ 42,300歩 6時半起床。昨夜は寒かった。電気ヒーターを足元に置いていたが、夜中に何度も目が覚める。1度目は寝袋を整え直し、2度目はダウンジャケットを出して脚にかけ、3度目は右足ふくらはぎがこむら返りを起こし、4度目は6時前だったのでもう一度寝直した。 出発前にバナナで軽い朝食代わり。 8時過ぎに出発するが、パン屋さんが開いていて、中で食べられる店なので、入ってクロワッサンとカフェ・コンレーチェ、テ・コンレーチェの朝食にする。 鍵を昨日のBarの郵便受けに返して歩き始める。 遠くの空に熱気球が1つ浮かんでいる。気球は派手な色合いが多いが、これは灰色のようで地味。 Igualadaの街に近づくと、まず工場群が見え、街に続く直線道路沿いは倉庫街になっている。 緩やかに上る直線道路をすぎてようやく旧市街に入る。カタルーニャ鉄道の終点近くで踏切を渡り、少し進むとCaminoから数十メートルのところにMercadoがあるので行ってみる。 特に変わった点はないが、市場を出たところでAyuntamientoのシャツを着た男性が追いかけてきて街の地図を渡してくれる。せっかくなのでついでに私が使っているSimの会社Yoigoの店の場所を聞いてみる。具体的な場所は知らなかったが、中心街には必ずあるはずだとのこと。中心街に向かって歩くと右側に教会があったので入ってみる。 結構新しいものだったので中をちょっとだけ見てすぐに出てくる。そのすぐ先が市役所前の広場。 市役所の壁には人間の塔の垂れ幕。カタルーニャ独立に関連して拘禁中の自治政府関係者の解放を求める横断幕。 また路面をはじめ街の随所に独立支持のシンボルの黄色リボンの印。カタルーニャの特にバルセロナ以外の地域は独立志向が強いのが分かる。 広場に面したカフェで一休み。私は一人でYoigoの店を探しに行く。 カフェの席を立って広場の真ん中で振り返ってみると、すぐ先にYoigoの店があった。店で私のスマートフォンの状況、昨日から通話はできるがインターネットがつながらないということを説明する。店員は設定を確かめていたが、問題は見つからない。センターに問い合わせてもだめ。彼のスマートフォンに私のSimを入れたらインターネットも使えたので、もう一度私のに入れ直してみたら、ネットにつながった。接触不良だったのだろうとのこと。とにかく直ってよかった。 カフェに戻り荷物を持って出発。 旧市街の狭い道を歩いて行くが、なかなか住みやすそうな気がする。 旧市街を抜けると上り坂が続き、大学や小学校、中学校と文教地区になっているよう。更に新興住宅街。 住宅街の終わりでCaminoは個人住宅の敷地内に入る。 家の脇の狭い坂を登ると裏口から畑の中へ出る。間もなく舗装道に戻り緩やかな上りくだり。 Jorbaの町に着き、レストランがあったので入る。軽く食べるつもりだったが、メニューを見るとそんなのはないのでちゃんと食事をとることにする。薪で焼くのが売りの店。 ステーキとタコのにする。付け合わせが選べるので、サラダと白いんげん。まずまずの味。店を出て50mほど歩いたところでクレデンシャルにスタンプを押してもらうのを忘れたことに気づき、戻って押してもらう。店の人たちは気のいい人たちだった。 国道に沿った道に自転車用の道路がついていて、そこを歩いて進む。 自転車は全く来ないので歩きやすい。4㎞ほどで今日の宿に到着。Hostal Jorba。昨夜予約した時にEn grupoと言っていたのが気になる。ガソリンスタンド併設のよくある国道沿いのドライブイン。レストランもある。レストランに入り店員に泊まりだと告げると、部屋はないと言う。昨夜電話で予約したと告げても、1年前から宿は営業していないとのこと。昨夜は予約を受けたのだから、誰が電話を受けたのか聞いても、たくさん働いているので分からないが、とにかく部屋はない。この先のSanta Maria del CamíにAlbergueがあるそうだから、道の反対側のガソリンスタンドで詳しいことは聞いてくれ、とのこと。らちが明かないので1㎞近く戻って国道をくぐって反対側に出、また1㎞ほど歩いてガソリンスタンド付属のバルへ。最初に聞いた従業員はこのあたりのことは全く知らないので他の人に聞いてくれとのこと。ほかの店員に聞いてもAlbergueのことは知らない。横から客が、Santa Maria del Camíはこのすぐ先だと教えてくれる。どのくらいかかるのか尋ねると、30分か45分だとのこと。教えられた方向に歩くが、地図で確かめるとそこにはAlbergueどころか墓地が一つ記されているだけで人家もまばらな感じ。先刻から再びスマートフォンがネットにつながらなくなっているので、調べようもない。あきらめて最初の元ホテルのあったレストランに戻りタクシーを呼んでもらってJorbaのAlbergueに行く。その前に電話で泊まれるか確かめると、大丈夫だとのこと。私の持っている情報ではトイレはあるがシャワーはないとなっているので避けたのだが、こうなっては仕方がない。タクシーは、この辺りにはないのでIgualadaからやって来る。 Jorbaの町の中心まで行ってもらう。昼食を食べたレストランの斜め前のバス停で降ろしてもらう。レストランでAlbergueの場所を聞こうと思ったが、閉まっている。通りかかった人に聞くと、数十メートル戻った路地の突き当りだとのこと。行ってみると窓の明かりが点いている。他に泊まり客がいるのだろうか。ドアを入ると男が出迎えてくれる。ここは公営ではなく私営だったのだ。一人10€。バストイレありでお湯も出る。 この時期は客がほとんどいないので、壁を塗り替えたところだとのこと。神父さんのようで、部屋の使い方をいろいろと説明してくれる。もちろんほかに宿泊者はいない。 シャワーは熱いお湯がたっぷり出る。毛布も使い放題なので、暖房はないが昨夜のような寒い思いはしなくて済みそう。部屋も狭いので、夜が更けてきてもそんなに寒くはならない。ここに戻って正解だったようだ。 シャワーを浴びてしまうと外に出る気はしなくなったので、バナナやビスケットなどで夕食代わりにする。 スマートフォンはAPNの設定をいったん消去してやり直したら、ネットにつながった。肝心の時に使えず、また歩いた経路の記録も途切れてしまい、困ったものだが、明日からは正常に機能してくれることを願う。 明日の宿は電話で予約。今度こそ廃業ということはないはずだ、と思いたい。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)