Tercera Peregrinación 27(11/19 Monreal~Tirapu)
最高点の標高: 677 m
最低点の標高: 503 m
累積標高(上り): 1232 m
累積標高(下り): -1256 m
総所要時間: 07:04:56
21.9㎞ 37,700歩
6時半起床。8時から私たちの部屋の向かいで朝食。
宿の主人に今日はどこまで行くのか聞かれたので、Olcozまでと答えると、Olcozも含めて途中には何もないと教えてくれる。AlbergueのあるTiebasのBarは月曜日は休みだとのこと。ただしOlcozのHostalは前もって連絡しておけば食事を用意してくれるそうだ。HostalのSeñoraは知り合いだから連絡してあげる、と言って電話をかけてくれる。しかし固定電話にも携帯電話にも何度かかけてくれるが、出ない。他に方法はないかとたずねると、もっと先のEnérizにApartamentoがあるが店はないので食事をどうするのかは分からないとのこと。あとはPuente la Reinaまで行くか、タクシーを呼ぶしかないと言う。後でOlcozのHostalに電話し、だめだったら途中でタクシーを呼ぶことにする。
獅子頭のついた小さなお手玉があり、日本人女性のPeregrinaが日本から午前3時に予約の電話をかけてき、その罪滅ぼしに持ってきてくれたものだと説明してくれた。Canfrancから歩きはじめた人だったそうだ。
出発は9時半近くになってしまった。
Caminoは、最初はいつもの田舎道だったが、間もなく丘の中腹を上り下りしながら続く細い山道になる。坂を上り、曲がりくねり、坂を下るの連続で、麓には平坦で真っ直ぐな田舎道が見えるだけに、何でわざわざこんな道筋をと思ってしまう。雨の翌日にしては路面は荒れていないので助かるが。
最初の村で広々とした景色を眺めながら一休み。早くも暑くなってきたので、上着を1枚脱ぐ。OlcozのHostalに電話すると今夜はやっていないとのこと。近くの村のCasa Ruralを紹介してくれる。Olcozの2~3㎞先でCaminoを離れ、さらに1㎞ほど歩いたところ。電話すると泊まれるそうで、夕食も用意してくれる。これでようやく今夜の宿と食事を確保出来て一安心。
3~4㎞おきに村があり、遠くを見ても村が点在している。村の数が多いだけに一つ一つの村が小さく、Barなどもあまりないのだろうか。
この村で電線はストップしている。電柱の左には電線があるが、右にはない。
畑の中をまっすぐ伸びる白いものは運河。運河沿いの道を行けば楽なのだが。
Caminoに扉。家畜の出入りを止めるものだと思うが、この辺りで今は家畜を放牧している様子はない。
はるか彼方に見える大きな街はPamplona。ここからだと十数キロのようだが、私たちはPuente la Reinaを目指す。
Guerendiainの教会のベンチで休憩。手持ちのチョコレートとクッキーを食べる。もう手持ちの食べ物はわずか。
Caminoの標石が折れて倒れている。車がぶつかったのだろうか。
丘の上にあるもの、私は城、Ameliaは干し草を積んだものと主張。
村の中を通り過ぎるが、Barらしきものは見当たらない。
セメント工場が目立つと思っていたら、石灰岩を掘り出している。
高速道路の金網。枝を差して十字架をつくるのがCamino Francesでは流行っていたが、ここにはほんの数個しかない。流行っていないのか、Peregrinoが少ないのか。
道路をくぐるトンネルの壁にクライミングの練習場が設置されている。ここで練習する人がいるのだろうか。
中は狭く、雨が降ると横壁のパイプから水が出て歩くのに困るのではないか。
Muruarte de Retaで一休みしていると、落書きだらけの列車が通る。
歩きはじめると、今度は特急列車が通る。単線だが列車の本数はそんなに少なくないのか。
Olcozの村に入ったところに自動販売機を置いた休憩所がある。今日の目的地まであと一息なので休憩はしないが、明日に備えて小さな菓子を買っておく。
このところずっと牧草地ばかりだったので、久しぶりにオリーブ畑を見たような気がする。
丘の上に町が見えてきた。あれが今日の宿のあるTirapuだろう。
と思って進んだら、あれはAñorbeで、Tirapuは少し左、少し近くで、ぐっと小さい村だった。
部屋にあったインスタントコーヒーとティーバッグで一息入れ、シャワー。
早目にしてもらって19時から夕食。
まず、トマトサラダを出してくれる。このところ生野菜不足なのでうれしい。
デザートは他に魅力的なものがなかったので仕方なくメロンにしたら、これが大正解。もうこの時期では甘くないと思っていたのだが、真夏に食べるのと同じくらいに甘い。
食後酒として、この地方の名産らしいアニス酒に野生のブルーベリーを漬けたもの。甘くておいしいが強い。
さらにお菓子も出してくれた。料理は味も種類もありふれたものだが、今日は食べられただけでもありがたい。
食堂には古時計や懐中時計が飾ってあったりと、ここの主人はなかなか趣味人のようだ。
食後酒で少し酔い、部屋に戻る。宿の中だと楽でいい。
https://dosperegrinos.net/2018/11/20/tercera-peregrinacin-27%ef%bc%8811-19-monreal%ef%bd%9etirapu%ef%bc%89//images/2018/11/clip_image010-31-644x430.png/images/2018/11/clip_image010-31-150x150.pngカタルーニャの道 Camino CatalánCamino,Catalan,Santiago,カタルーニャ,カタロニア,サンティアゴ,巡礼21.9㎞ 37,700歩 6時半起床。8時から私たちの部屋の向かいで朝食。 コーヒーとミルクはたっぷりある。 宿の主人に今日はどこまで行くのか聞かれたので、Olcozまでと答えると、Olcozも含めて途中には何もないと教えてくれる。AlbergueのあるTiebasのBarは月曜日は休みだとのこと。ただしOlcozのHostalは前もって連絡しておけば食事を用意してくれるそうだ。HostalのSeñoraは知り合いだから連絡してあげる、と言って電話をかけてくれる。しかし固定電話にも携帯電話にも何度かかけてくれるが、出ない。他に方法はないかとたずねると、もっと先のEnérizにApartamentoがあるが店はないので食事をどうするのかは分からないとのこと。あとはPuente la Reinaまで行くか、タクシーを呼ぶしかないと言う。後でOlcozのHostalに電話し、だめだったら途中でタクシーを呼ぶことにする。 獅子頭のついた小さなお手玉があり、日本人女性のPeregrinaが日本から午前3時に予約の電話をかけてき、その罪滅ぼしに持ってきてくれたものだと説明してくれた。Canfrancから歩きはじめた人だったそうだ。 出発は9時半近くになってしまった。 晴れて気持ちの良い朝。 Caminoは、最初はいつもの田舎道だったが、間もなく丘の中腹を上り下りしながら続く細い山道になる。坂を上り、曲がりくねり、坂を下るの連続で、麓には平坦で真っ直ぐな田舎道が見えるだけに、何でわざわざこんな道筋をと思ってしまう。雨の翌日にしては路面は荒れていないので助かるが。 最初の村で広々とした景色を眺めながら一休み。早くも暑くなってきたので、上着を1枚脱ぐ。OlcozのHostalに電話すると今夜はやっていないとのこと。近くの村のCasa Ruralを紹介してくれる。Olcozの2~3㎞先でCaminoを離れ、さらに1㎞ほど歩いたところ。電話すると泊まれるそうで、夕食も用意してくれる。これでようやく今夜の宿と食事を確保出来て一安心。 3~4㎞おきに村があり、遠くを見ても村が点在している。村の数が多いだけに一つ一つの村が小さく、Barなどもあまりないのだろうか。 ある村の裏の丘の中腹に設置されている機械。何なのかは不明。 この村で電線はストップしている。電柱の左には電線があるが、右にはない。 畑の中をまっすぐ伸びる白いものは運河。運河沿いの道を行けば楽なのだが。 Caminoに扉。家畜の出入りを止めるものだと思うが、この辺りで今は家畜を放牧している様子はない。 はるか彼方に見える大きな街はPamplona。ここからだと十数キロのようだが、私たちはPuente la Reinaを目指す。 Guerendiainの教会のベンチで休憩。手持ちのチョコレートとクッキーを食べる。もう手持ちの食べ物はわずか。 Caminoの標石が折れて倒れている。車がぶつかったのだろうか。 丘の上にあるもの、私は城、Ameliaは干し草を積んだものと主張。 Tiebasに到着。やはりCastilloだった。 村の中を通り過ぎるが、Barらしきものは見当たらない。 セメント工場が目立つと思っていたら、石灰岩を掘り出している。 高速道路の金網。枝を差して十字架をつくるのがCamino Francesでは流行っていたが、ここにはほんの数個しかない。流行っていないのか、Peregrinoが少ないのか。 道路をくぐるトンネルの壁にクライミングの練習場が設置されている。ここで練習する人がいるのだろうか。 Renfeの線路を小さなトンネルでくぐって抜けるが、 中は狭く、雨が降ると横壁のパイプから水が出て歩くのに困るのではないか。 Muruarte de Retaで一休みしていると、落書きだらけの列車が通る。 歩きはじめると、今度は特急列車が通る。単線だが列車の本数はそんなに少なくないのか。 Olcozの村に入ったところに自動販売機を置いた休憩所がある。今日の目的地まであと一息なので休憩はしないが、明日に備えて小さな菓子を買っておく。 このところずっと牧草地ばかりだったので、久しぶりにオリーブ畑を見たような気がする。 丘の上に町が見えてきた。あれが今日の宿のあるTirapuだろう。 と思って進んだら、あれはAñorbeで、Tirapuは少し左、少し近くで、ぐっと小さい村だった。 今日の宿はここ、Casa Goñi。 手作り感あふれる部屋。 浴室が妙に広い。ここもかわいらしく飾られている。 部屋にあったインスタントコーヒーとティーバッグで一息入れ、シャワー。 早目にしてもらって19時から夕食。 まず、トマトサラダを出してくれる。このところ生野菜不足なのでうれしい。 一皿目はジャガイモと野菜のポタージュ。ちょっと塩っぱい。 二皿目は子羊のロースト、バカラオ。 デザートは他に魅力的なものがなかったので仕方なくメロンにしたら、これが大正解。もうこの時期では甘くないと思っていたのだが、真夏に食べるのと同じくらいに甘い。 食後酒として、この地方の名産らしいアニス酒に野生のブルーベリーを漬けたもの。甘くておいしいが強い。 さらにお菓子も出してくれた。料理は味も種類もありふれたものだが、今日は食べられただけでもありがたい。 部屋の廊下の壁に古文書が展示してあったり、 食堂には古時計や懐中時計が飾ってあったりと、ここの主人はなかなか趣味人のようだ。 食後酒で少し酔い、部屋に戻る。宿の中だと楽でいい。Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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