NHKに唖然とする
「公正・公平」は抽象的な概念にすぎず、現実には存在し得ないと考えてきた。だから自らを「公正・公平」と位置付けるNHKは、その時点で信用できないもので、実際に信用したこともなかった。
それにしても今回のオリンピックをめぐるNHKの動きには唖然とするしかない。
NHKは次のように宣言している。
NHKは、「国内番組基準」の記述を次のようにしています。
「日本放送協会は、全国民の基盤に立つ公共放送の機関として、何人からも干渉されず、不偏不党の立場を守って、放送による言論と表現の自由を確保し、豊かで、よい放送を行うことによって、公共の福祉の増進と文化の向上に最善を尽くさねばならない。」
そのうえで、
政治上の諸問題は公正に取り扱う。
意見が対立している公共の問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにし、公平に取り扱う。
しかしこの数年間、NHKはニュースはもちろんのことドラマなども含めてオリンピック礼賛の番組を大量に流し続けてき、オリンピック反対の意見についてはほんの僅かしか触れてこなかった。そしてオリンピックがはじまって新聞の番組表を見てみると、ゴールデンタイム夜8時台はテレビ放送4波のうち3波がオリンピック中継、ラジオも2波中1波はオリンピックという有様で、夜9時の定時ニュースも1時間のが15分に短縮。恐らくニュースの中でも半分ほどはオリンピック関連に割かれているのかも知れない。
これで「公正・公平」と強弁する厚顔無恥さには唖然とするしかないが、こうした批判にNHKは耳を傾ける気もないのだろうし、それこそがNHKの真骨頂なのだろう。
https://dosperegrinos.net/2021/08/02/nhk%e3%81%ab%e5%94%96%e7%84%b6%e3%81%a8%e3%81%99%e3%82%8b/日記・コラム・つぶやき映画・テレビNHK,オリンピック,公平,公正「公正・公平」は抽象的な概念にすぎず、現実には存在し得ないと考えてきた。だから自らを「公正・公平」と位置付けるNHKは、その時点で信用できないもので、実際に信用したこともなかった。
それにしても今回のオリンピックをめぐるNHKの動きには唖然とするしかない。
NHKは次のように宣言している。
NHKは、「国内番組基準」の記述を次のようにしています。
「日本放送協会は、全国民の基盤に立つ公共放送の機関として、何人からも干渉されず、不偏不党の立場を守って、放送による言論と表現の自由を確保し、豊かで、よい放送を行うことによって、公共の福祉の増進と文化の向上に最善を尽くさねばならない。」
そのうえで、
政治上の諸問題は公正に取り扱う。
意見が対立している公共の問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにし、公平に取り扱う。
しかしこの数年間、NHKはニュースはもちろんのことドラマなども含めてオリンピック礼賛の番組を大量に流し続けてき、オリンピック反対の意見についてはほんの僅かしか触れてこなかった。そしてオリンピックがはじまって新聞の番組表を見てみると、ゴールデンタイム夜8時台はテレビ放送4波のうち3波がオリンピック中継、ラジオも2波中1波はオリンピックという有様で、夜9時の定時ニュースも1時間のが15分に短縮。恐らくニュースの中でも半分ほどはオリンピック関連に割かれているのかも知れない。
これで「公正・公平」と強弁する厚顔無恥さには唖然とするしかないが、こうした批判にNHKは耳を傾ける気もないのだろうし、それこそがNHKの真骨頂なのだろう。Andrés
andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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