美ヶ原高原美術館
夏は標高1,300mにある山荘で「避暑地暮らし」をしている。普段は日陰にいれば暑いと感じることはほとんどない。しかしこの数日の猛暑で、最高気温が30度に達することがあり、エアコンのない山荘では室温も30度に迫ることとなった。
そこで更なる避暑をと、美ヶ原高原美術館に行って来た。そこは標高2,000m、さすがに日陰は涼しかった。30年近く前に一度訪れたことがあり、その時は半袖では寒くて震えるほどだったような気がする。そこで今回は紫外線除けも兼ねて長袖を持参したが、日向を歩くと汗ばむほどだった。
ここは箱根の彫刻の森美術館の姉妹館で、現代彫刻の屋外展示がほとんど。いく点かは箱根で見覚えのあるものだった。高原の起伏のある敷地内に具象・抽象、石・金属等々の作品が点在し、平日とあって参観者も少なく、ゆっくり歩いて回ることができた。新展示エリアも増設されて作品も増えているようだ。特にこれは、という作品に巡り会うことは出来なかったが、雄大な景色に囲まれて気持ちの良い時間を過ごせた。
一つ不満なのは、ここも日本のほ
とんどの美術館・博物館の例に漏れず、レストランが貧弱だということ。不味いということでは無いのだが、メニューがうどん、ラーメン、カレーというようなものなのだ。混雑時に人数を捌くことを優先しているのかもしれないが、ゆったり作品を鑑賞しようと訪れたところで食事はサービスエリアやショッピングセンターのフードコート以下では興醒めだ。
とんどの美術館・博物館の例に漏れず、レストランが貧弱だということ。不味いということでは無いのだが、メニューがうどん、ラーメン、カレーというようなものなのだ。混雑時に人数を捌くことを優先しているのかもしれないが、ゆったり作品を鑑賞しようと訪れたところで食事はサービスエリアやショッピングセンターのフードコート以下では興醒めだ。
マドリードで開催されたNATO首脳会議で、各国首脳の配偶者たちがレイナ・ソフィア美術館を訪れ、ピカソの「ゲルニカ」などを鑑賞した後に館内のレストランで昼食をとったとのこと。数年前に私たちもそこで昼食を楽しんだことがある。決して高級なレストランではなく値段も高くなかったが、料理の種類も味も真っ当なものだった記憶がある。何とかならないものなのだろうか。
https://dosperegrinos.net/2022/06/30/%e7%be%8e%e3%83%b6%e5%8e%9f%e9%ab%98%e5%8e%9f%e7%be%8e%e8%a1%93%e9%a4%a8//images/2022/07/IMG_1220-700x394.jpg/images/2022/07/IMG_1220-150x150.jpg国内旅行文化・芸術彫刻,美ヶ原高原美術館夏は標高1,300mにある山荘で「避暑地暮らし」をしている。普段は日陰にいれば暑いと感じることはほとんどない。しかしこの数日の猛暑で、最高気温が30度に達することがあり、エアコンのない山荘では室温も30度に迫ることとなった。
そこで更なる避暑をと、美ヶ原高原美術館に行って来た。そこは標高2,000m、さすがに日陰は涼しかった。30年近く前に一度訪れたことがあり、その時は半袖では寒くて震えるほどだったような気がする。そこで今回は紫外線除けも兼ねて長袖を持参したが、日向を歩くと汗ばむほどだった。
ここは箱根の彫刻の森美術館の姉妹館で、現代彫刻の屋外展示がほとんど。いく点かは箱根で見覚えのあるものだった。高原の起伏のある敷地内に具象・抽象、石・金属等々の作品が点在し、平日とあって参観者も少なく、ゆっくり歩いて回ることができた。新展示エリアも増設されて作品も増えているようだ。特にこれは、という作品に巡り会うことは出来なかったが、雄大な景色に囲まれて気持ちの良い時間を過ごせた。
一つ不満なのは、ここも日本のほ
とんどの美術館・博物館の例に漏れず、レストランが貧弱だということ。不味いということでは無いのだが、メニューがうどん、ラーメン、カレーというようなものなのだ。混雑時に人数を捌くことを優先しているのかもしれないが、ゆったり作品を鑑賞しようと訪れたところで食事はサービスエリアやショッピングセンターのフードコート以下では興醒めだ。
マドリードで開催されたNATO首脳会議で、各国首脳の配偶者たちがレイナ・ソフィア美術館を訪れ、ピカソの「ゲルニカ」などを鑑賞した後に館内のレストランで昼食をとったとのこと。数年前に私たちもそこで昼食を楽しんだことがある。決して高級なレストランではなく値段も高くなかったが、料理の種類も味も真っ当なものだった記憶がある。何とかならないものなのだろうか。Andrés
andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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